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新譜紹介

stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/フィフス・アベニュー

フィフス・アベニュー

協和と不協和、即興と記譜、アコースティックとエレクトリック、その狭間を漂うサウンド。寺屋ナオ、5枚目にして初のトリオレコーディング。

ジャズギタリスト寺屋ナオ、5枚目のリーダーアルバム発売!

山本裕之(bass) と大井澄東(drums) のお二人とのトリオ結成から10年以上が経ち、すでに2枚のCDをレコーディングしているこのトリオ。今回、初めて3人だけでスタジオ入りしました。長きに渡ってライブ活動を続けたトリオの息の合ったインプロヴィゼーション。そしてライブ活動を続けながら練り上げた作曲、アレンジをお楽しみください。
協和と不協和、即興と記譜、アコースティックとエレクトリック、その狭間を漂うサウンド。既存のジャズギタートリオとは違う体験を皆さんに。
192KHz / 32bit 高解像度レコーディング。(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ドホナーニの世界 Vol.1 -ハンガリー牧歌-

ドホナーニの世界 Vol.1 -ハンガリー牧歌-

知られざるドホナーニの世界

バルトーク、コダーイと共に19世紀ハンガリーを生きた作曲家ドホナーニ。同年代シェーンベルクらによって確立された前衛的な音楽表現とは裏腹に、生涯ロマン派音楽を貫いた彼の作品は、近年世界的に再評価が進んでいます。
当盤は、ハンガリーの民謡を引用した《ハンガリー牧歌》を中心に、素朴で親しみやすい小品から、華麗なピアニズムを用いて編曲されたJ.シュトラウス2世によるウィンナ・ワルツ《親しき仲》、《宝のワルツ》といった様々なスタイルにフォーカスした楽曲を収録。
ピアニスト・指揮者として活動する傍ら、ドホナーニの普及を目指した「ドホナーニ・プロジェクト」を立ち上げ、日本におけるドホナーニ研究の第一人者である鈴木啓資による確かな演奏。
ブックレットには著名な研究者による貴重な照察文も掲載し、資料的価値も高い注目の1枚となりました。知られざるドホナーニの世界をぜひお楽しみください。(オクタヴィア・レコード)

stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/火の鳥 (全曲版) 他

火の鳥 (全曲版) 他

N響から圧倒的な熱量を引き出し、音の饗宴を繰り広げる

NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。
全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。
東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーケストラの優秀録音として、オーディオファンにも楽しんでいただける作品となっています。
発売・販売元 提供資料

【TOWER RECORDS ONLINE】

stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/Air

Air
第1回・第2回日本バスクラリネットコンクール高校生部門第一位。バスクラに明け暮れた青春時代を経て、現在は航空自衛隊航空中央音楽隊に在籍する小和田芽愛が、ミディアムからスローテンポのメロディアスな名作を集め、確かな表現力によってソロ楽器としてのバスクラの魅力を存分に引き出したデビューアルバム。叙情的な語り口をピアノの高橋亜侑美が好サポート。 (C)RS

stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/波の盆 武満徹 映像音楽集

波の盆 武満徹 映像音楽集
2021年没後25周年を迎えた日本を代表する作曲家・武満徹の新たなる決定盤が誕生!世界の武満徹が愛した映画、テレビのために作曲した珠玉の名曲を集めた新録音。指揮は武満演奏の第一人者、尾高忠明。管弦楽はNHK交響楽団のベストコンビネーションでお届け! (C)RS

『レコード芸術』2022年11月号 新譜月評 優秀録音/ハリウッド・サウンドステージ

ハリウッド・サウンドステージ

ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドンの原点回帰プログラム!
ハリウッド黄金期を謳歌する映画音楽集!

2度のBBCミュージック・マガジン賞受賞(「レスピーギ:ローマ三部作」〔RCHSA5261/CHSA5261〕と、「コルンゴルト:交響曲嬰ヘ調」〔RCHSA5220/CHSA5220〕)や、2021年のBBCプロムスでの初コンサートの世界的な評価で著しい躍進を続けるジョン・ウィルソンと、彼が再結成した”シンフォニア・オヴ・ロンドン”の新録音は、なんと「映画音楽集」!
ジョン・ウィルソンが再結成する前の元祖”シンフォニア・オヴ・ロンドン”は、1958年にバーナード・ハーマンが手掛けたヒッチコック監督の名作『めまい』のサウンドトラックを始め、300本以上の映画の音楽クレジットに登場し、1950年代を代表する録音オーケストラとして名を馳せました。ジョン・ウィルソン自身も、元々は映画音楽やミュージカル・ナンバー、ライト・ミュージックのスペシャリストとして人気を誇った指揮者のため、彼らにとってまさに原点回帰ともいえるスペシャル企画。「虹の彼方に」を含む『オズの魔法使い』や『マイ・フェア・レディ』、『いそしぎ』などの名作に、今回初録音となる『レベッカ』の組曲まで、ハリウッド黄金期の名旋律・名ナンバーを謳歌する充実したプログラムを、Chandosが誇るサラウンド・サウンドのハイブリッドSACDでお届けします。(東京エムプラス)

TOWER RECORDS ONLINE】

『レコード芸術』2022年11月号 新譜月評 優秀録音/トリスタン

トリスタン

歌い、嘆き、叫ぶ……孤高のピアニストが奏でる愛と死の歌

常にユニークな視点とテーマでアルバム作りに取り組んできたイゴール・レヴィットの最新作は(またしても)2枚組の大作。人生と存在に関する偉大な問いを探求し、有名なレパートリーから非常に珍しいレパートリーまでを網羅してきたイゴールの新作のテーマは「トリスタン」である。「トリスタン」といえばワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」がまず思い出されるが、1857年から1859年にかけて作曲されたこの曲の前奏曲の冒頭で聴かれる精妙な和音進行は、その後の20世紀音楽への道を用意したと言われる。そしてこの曲に影響を受けて現代の作曲家ヘンツェが作ったのがピアノと電子音楽テープと管弦楽のための「トリスタン」。ヘンツェ作品はウェルザー=メスト指揮するゲヴァントハウス管との共演でこちらも注目されるだろう。
これらふたつの「トリスタン」を中心としつつ、マーラーの最後の(未完の)交響曲のアダージョ、そしてオープニングとエンディングにフランツ・リストの有名な「愛の夢」と「夕べの調べ」を持ってくるところもレヴィットらしい仕掛けと言えよう。日本盤のみ高品質Blu-specCD2仕様。(発売・販売元 提供資料)

『レコード芸術』2022年11月号 新譜月評 優秀録音/ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、キーシン: チェロ・ソナタ集

ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、キーシン: チェロ・ソナタ集

世界中から熱い注目を浴びるチェリスト、ガブリエル・シュヴァーベが奏でる20世紀ロシアの旋律

20世紀のロシアからは、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチをはじめとした著名なチェリストが数多く登場するとともに、そうした優れた演奏家に刺激された作曲家たちが多彩な作品群を生みだしました。このアルバムでは、その中から代表的な5つの作品を聴くことができます。
冒頭の「バラード」はプロコフィエフが作曲を始めたばかりの頃に書いたもので、若き作曲家の意欲を感じさせる作品です。即興演奏を思わせる自然な流れのピアノ伴奏にのってチェロが情熱的な旋律を歌い上げながら曲は少しずつ高潮し、突然気まぐれな旋律が現れてチェロとピアノの激しい対話となり、最後はそっと閉じられます。
ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタは、ボリショイ劇場の首席チェリストだったヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーの勧めによって書かれ、1934年12月25日にクバツキーのチェロ、作曲者自身のピアノで初演されました。基本的に古典的な楽章構成に拠って書かれており、チェロの表現力を存分に引き出したショスタコーヴィチ初期の名作の一つです。
現代最高のピアニストの一人、エフゲニー・キーシンは10年ほど前から作曲活動も本格的に開始。このチェロ・ソナタは2016年に完成し、ゴーティエ・カピュソンとユジャ・ワンが初演しました。2021年11月には佐藤晴真と阪田知樹によって日本初演が行われています。単一楽章による10分ほどの作品で、哀愁を感じさせるチェロの旋律が印象的です。
プロコフィエフのチェロ・ソナタは1947年から49年の作品。作曲中に公にされたジダーノフ批判を意識したのか、耳なじみの良い旋律を駆使したシンプルな表現に終始しており、現代でも演奏頻度の高い作品の一つです。初演は1949年、ロストロポーヴィチのチェロ、スヴャトスラフ・リヒテルのピアノで行われました。これらの作品をスウェーデン出身のピアニスト、ペンティネンとともに現代の名手、ガブリエル・シュヴァーベがしなやかに演奏しています。
*国内仕様盤には増田良介氏の日本語解説が付属します。(ナクソス・ジャパン)

『レコード芸術』2022年11月号 新譜月評 優秀録音/ブラームス/ベルク: ヴァイオリン協奏曲

ブラームス/ベルク: ヴァイオリン協奏曲
【テツラフの魂の声が聞こえる!ブラームスの再録音、そして宿願のベルク】
ソロに、室内楽に、コンチェルトに。近年ヨーロッパで最も盛んな活動を繰り広げているヴァイオリニストの一人がクリスティアン・テツラフです。かつて冴えた技巧で理知的な演奏を聞かせていたテツラフですが、近年は曲を細部まで深く読み込み、より多彩で繊細な表現、より強く深い情感を聞かせるようになりました。ロビン・ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と組んた独創的かつ説得力に富んだベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲もそうした成果の一つ。同じコンビによる当盤も出来栄えが期待されます。テツラフによれば、ブラームスもベルクも40年以上にわたり演奏を重ねており、両曲を合わせた演奏回数は実に300回を超え、この録音にはその経験を傾注したとのことです。
ブラームスはテツラフにとって再録音。ダウスゴー指揮、デンマーク国立響との最初の録音(2006/7年、タイムは21:27/08:59/07:45)に対して当盤のタイムは(20:35/07:52/07:23)となってり、全般的に速いテンポ設定がうかがわれます。テツラフは海外盤解説の中でこの曲を以前は田園的で牧歌的なものと捉えていたが、今では随所に書かれた弱音の指示や短調の多用に、ブラームスの孤独や不安などの深い人間味を感じると書いています。悲劇的な出来事から生まれたベルクの協奏曲では随所で激しい慟哭を聴かせながらも、最後に置かれたコラールで全てを浄化するかのような美しい響きに導きます。
テツラフは、2020年2月末に来日し、読売日本交響楽団とベルクの協奏曲を共演する予定でしたが、リハーサルを終えたところで新型コロナ感染症の拡大により中止となり、無念の帰国となりました。それ以来となる2023年3月の来日では新日本フィルとの共演にベルクを選んでおり、この曲に寄せるひとかたならぬ思いがうかがわれます。
※国内仕様盤には本田裕暉氏の日本語解説が付属します。(ナクソス・ジャパン)

『レコード芸術』2022年11月号 新譜月評 優秀録音/Manu Scriptum 手書き – ホルンとピアノのための作品集

Manu Scriptum 手書き – ホルンとピアノのための作品集
シューマンの言葉「始めに湧いた想いは、えてして最高で一番自然なものだ」をきっかけに、スペインのホルン奏者アドリアン・ディアス・マルティネスが作品の「生まれたての姿」に迫ろうとしたアルバム。タイトルの「Manu Scriptum」は、ラテン語で「手書き」を意味します。
マルティネスは、デュッセルドルフとツヴィッカウのシューマン研究所の協力で「アダージョとアレグロ」の自筆譜(タイトルは「ロマンスとアレグロ」)を研究。上に挙げたシューマン自身の言葉に反して加筆修正が多く書きこまれ、判読に苦労しましたが、当時のシューマンの考えや心境に触れる思いだったそうです。
グノーの「6つのメロディー」は自筆譜が見つからなかったものの、1839年に出版された初版楽譜を見つけることが出来たので、これを使用。リヒャルト・シュトラウスの「ホルン協奏曲第2番」は、オーケストレーション前のピアノ伴奏による自筆譜が存在したことが判明しており、自筆譜そのものは所在不明ながら、研究者や関係者の協力でそのコピーを見ることが出来ました。そこではピアノ・パートが3段、時に4段で書かれていたため、この録音では2台ピアノで演奏しています。最後に置かれたキルヒナーの作品は名ホルン奏者マリー=ルイーズ・ノイネッカーに捧げられた曲。ノイネッカーに師事したマルティネスは、この作品に込められた新しい響きや音色、演奏効果の追求を丹念に表現し、このアルバムを彼女に捧げています。共演は1992年からハンス・アイスラー音楽大学で伴奏者を務める小田井郁子。
※ブックレットにはアドリアン・ディアス・マルティネスによる解説の日本語訳が掲載されています。(ナクソス・ジャパン)

stereo誌 2022年11月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番/ハリー・パーチ: 怒りの妄想~夢と妄想の祭典

ハリー・パーチ: 怒りの妄想~夢と妄想の祭典
破格の未聴世界を大胆に創造
前衛のカリスマ、ハリー・パーチが手掛けた大作シアターピース『怒りの妄想』
2013年ヨーロッパ初演を経てCD録音!オクターヴを43音に分けた独自の微分音階を発案、数々の珍奇な楽器を造った作曲家ハリー・パーチ(1901-1974)。まず先に表現したい強烈なアイデアがあり、それを実現するために楽器や舞台を新しく調達し構築していくという創作手法で独自の世界を切り拓きました。そのアメリカ前衛音楽のカリスマ的存在が1966年に書き上げたシアター・ピース『怒りの妄想』は、規模・内容ともにパーチ芸術の集大成とされる大作。1969年のロサンゼルス初演は米コロンビアによって録音されマニア御用達の奇盤として知られています。半世紀を経ての新録音の登場は大注目に値する事件と言ってよいでしょう。

(キングインターナショナル)

stereo誌 2022年11月号 今月の変態ソフト選手権!/耳鳴り軽減・改善音 高音域正弦波×最適化した滝の音 キーン・ツーンの軽減

耳鳴り軽減・改善音 高音域正弦波×最適化した滝の音 キーン・ツーンの軽減

耳鳴りしている音とこの音がマッチすると耳鳴りの軽減、または消失したように感じます。ぜひご試聴してみてください。

【耳鳴り軽減・改善音 高音域正弦波×最適化した滝の音 キーン・ツーンの軽減/OTOTOKAGAKU/ハイレゾ】

耳鳴り軽減・改善音 高音域正弦波×最適化した滝の音 キーン・ツーンの軽減 – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

stereo誌 2022年11月号 今月の変態ソフト選手権!/ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」(ヴァイオリンとオルガン版)

ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集「四季」(ヴァイオリンとオルガン版)(SACDハイブリッド)
ヴァイオリンとオルガンによるヴィヴァルディの「四季」
オルガンによって広がるヴィヴァルディの音の広がりヴィヴァルディの最も有名な作品である《四季》。4つのヴァイオリン協奏曲は、季節の移り変わりを標題的に表現し、技術的にも革新的であり、新境地を開拓した楽曲です。
本盤では、なんとヴァイオリンとオルガンによる編曲で録音。オルガンによる編曲は、ヴァイオリンの豊かな音色を生かしつつ、ヴィヴァルディの幅広い音楽表現に新たな1ページを加えるような画期的な演奏となっています。オルガンは、ヴァルタースハウゼン市教会にある名工トロスト作のオルガン。ブックレットにはオルガンのストップ表も記載するこだわりです。夏の雷鳴と閃光、春の鳥のさえずりなど多彩な音響を楽しむことができます。またカップリングには、バッハ自身はオルガン用に編曲していたイ短調のヴァイオリン協奏曲も収録しています。(キングインターナショナル)

stereo誌 2022年11月号 今月の変態ソフト選手権!/Bakker: Source Ground

ナヴォーナ・レコードからのハンス・バッカーの2度目のフルレングス・リリースであるSOURCE GROUNDでは、レナード・バーンスタインが言ったように、「名前のないものに名前を付け、未知のものを伝える」という音楽の能力を再び探っています。ピアノ独奏のためのリズミカルに厳密な作品、オーラルスペクトラムの隅々まで満ち溢れるオルガン作品、パワフルなオーケストラ作品、希少で心に残る足の不自由なソノアのための作品は、音楽によってつながった無限の一体感にリスナーを惹きつけます。(日本語の翻訳)

Bakker: Source Ground – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

ワーグナー:楽劇≪ヴァルキューレ≫/Decca新譜 2022年12月09日

ワーグナー:楽劇≪ヴァルキューレ≫<初回生産限定盤>(SACDハイブリッド)
レコード史上初の壮挙となった、ワーグナーの大作《ニーベルングの指環》のスタジオ全曲録音プロジェクトを担った指揮者、サー・ゲオルグ・ショルティの生誕110周年・没後25周年を記念した大プロジェクトの第2弾。
ショルティが1958年から65年にかけて完成させた、史上初の《ニーベルングの指環》スタジオ全曲録音を《ラインの黄金》(11月)、《ヴァルキューレ》(12月)、《ジークフリート》(2023年3月)、《神々の黄昏》(5月)と、今年11月から来年5月にかけて計4作をリリース!歌手、オーケストラ、演奏、録音、等全てにおいて、録音から半世紀以上たった現在でも最高の永遠の記録です。この2022年盤では、1958年オリジナルのステレオマスターテープから2022年に制作したDSDマスターを使用。元Emil Berliner Studiosのアンドリュー・ウェッドマンが監督し、テープはStuder A820マシンとWeissアナログ/デジタルコンバーター、そして出力を記録する独自のワークステーションで調整が行われました。一番古いテープで65年経過した38本のオリジナル・マスターテープの中には、編集修理や酸化膜剥離が必要なテープもありましたが、状態の悪いテープは、55℃で10時間焼成することで修復に成功し、24bit/192kHzの高解像度で新たにマスタリングを行いました。マスタリングは、1964年と1965年のオリジナル・レコーディング・セッションに関わり、1984年と1997年の2回のトランスファーの監督も行ったエンジニア、ジミー・ロックの下で修行を積んだ、DECCAエンジニアのフィリップ・サイニーが担当。テープヒスやノイズ除去には、iZotope RX-9 や CEDAR Retouch など、以前のプログラムよりもはるかに効果的で侵襲の少ない洗練されたツールが使用されており、ウィーン・フィルの金管楽器や弦楽器の輝かしい倍音をかつてないほど聴かせてくれます。日本盤のみ、グリーン・カラー・レーベルコート、オリジナルLPジャケットをあしらった三方背ケース、歌詞対訳付きブックレット付きです。(ユニバーサル・ミュージック)

Cantate Domino – Mellnaes , Nilsson , Oscars Motett

Cantate Domino – Mellnaes , Nilsson , Oscars Motett
『カンターテ・ドミノ 世界のクリスマス音楽』
試聴用ソフトの定番、長岡先生も続長岡鉄男のレコード漫談で紹介。
CD、SACDハイブリッド、LPレコード、ハイレゾ配信で販売。
f特はPRCD7762のCD。

〈見つめていたい歌姫たち〉紙ジャケ・コレクション復刻30タイトル/ユニバーサルミュージック新譜 2022年12月07日

2012年、2013年に合計60タイトル発売されたFemale Jazz Vocal紙ジャケ・コレクション「見つめていたい歌姫たち」、「抱きしめていたい歌姫たち」から30タイトルをセレクトし復刻(一部プライスダウン)。

【TOWER RECORDS ONLINE】

驚異のコントラバス・マリンバ CBS SONY 32DC5027

驚異のコントラバス・マリンバ

高橋美智子

長岡先生が低域テスト用に使用されてたソフト。

長岡鉄男のレコードえんま帳でも紹介。

どんな音にもびくともしなかったAVルーム「方舟」がこの低音でゆれた。

照明器具が、スチールラックが、50型テレビが共振して鳴る。

音波というよりは衝撃波に近い、と書かれてた。