MYUtakasaki

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新譜紹介

stereo誌 2025年07月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/エレクトリック・フィールズ

エレクトリック・フィールズ

バーバラ・ハンニガン 、カティア・ラベック 、マリエル・ラベック 、David Chalmin

【ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとエレクトロニクス、声とピアノが生み出す、エネルギーと静寂の渦】
2015年以降、バーバラ・ハンニガンとカティア&マリエル・ラベック、フランスの作曲家・パフォーマーのダヴィッド・シャルマンが、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンをインスピレーションの中心に据えた即興演奏を重ね、作り上げたプログラム「Electoric Fields(電場)」。イタリア・バロックのバルバラ・ストロッツィとフランチェスカ・カッチーニという2人の女性作曲家の要素と、アメリカの作曲家・ギタリスト、ブライス・デスナーも加わり、多分野を統合した没入型パフォーマンスとして2021年にロサンゼルス・フィルハーモニック(LA Phil)で初演されました。その後音楽自体を作品の中心として発展させこのアルバムが誕生。ヒルデガルトが自ら考案したと伝えられる神秘言語リングア・イグノタ(不明な言語の意)やラテン語で残したテキストが中心に歌われ、持続音(ドローン)に支えられた瞑想的なアンビエント・ミュージック、ライヴ・エレクトロニクスを用いた即興、ポスト・ミニマルなど様々な要素による浮遊感と緊張感の絶妙なバランスが、聴く者の神経を快く刺激します。(ナクソス・ジャパン)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Electric Fields, バーバラ・ハニガン – Qobuz

stereo誌2025年07月号 今月の変態ソフト選手権!/Mami Ballads 2

Mami Ballads 2 Natural Beauty a la mode

石塚まみ

「こんなまみちゃん聴きたかった!」を具現化した突撃おたま苦楽部・山本達雄プロデュースによる第2弾

突撃おたま苦楽部・山本達雄プロデュースによる第2弾。
「こんなまみちゃん聴きたかった!」を具現化した作品で、石塚まみ自身のプロデュース作品とは違った趣があり楽しめる。
音質の良さも特筆すべきものである。
ピアノ弾き語りに加え、生ギター、パーカッション、サックスの名手をくわえたデュオにより新たな展開を示す。彼女のオリジナル曲で始まり、70年代から現代に至るジャパニーズポップスの名曲が並び、ラストはシャンソンの名曲The Good Lifeで締めるという選曲の妙。そしてそれらに彩どりを与える編曲の妙もありそれぞれの曲が有機的に繋がりあたかも8編の物語を聞いているかのように展開する。

【TOWER RECORDS ONLINE】

stereo誌 2025年06月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/英哲 THE 大盈

林英哲/英哲 THE 大盈

 

アルティメイト・サウンド・シリーズ第1弾。太鼓の巨匠、林英哲、渾身の集大成。林英哲、全曲ニューレコーディングによる18年ぶりのアルバムは、まさに円熟の極みに達した林英哲の音世界の集大成となりました。”音”にフォーカスしたオーディオマニア垂涎の<スーパー・サウンド・アドベンチャー・シリーズ>の血統をそのまま引き継ぐ<アルティメイト・サウンド・シリーズ>第1弾を飾る当アルバムは、DSD11.2MHzレコーディング、2bit/352.8KHzポストプロダクションによる林英哲ならではの大太鼓の熱演を驚異の超重低音として浮かび上がらせます。まさに再生装置のフィデリティの限界を問う震撼のアルバムです。精緻なアンサンブルを披露する英哲風雲の会を従え、スペシャルゲストとして邦楽界のトップランナー藤原道山(尺八)、藤舎貴生(能管)を迎えた比類なき音世界をご堪能下さい。再生時の注意:超ワイドなダイナミック・レンジ及びフリークエンシー・レンジの音が収録されているため、小さめのボリュームから再生して下さい。スピーカーを壊す恐れがあります。 (C)RS

【TOWER RECORDS ONLINE】

stereo誌2025年06月号 今月の変態ソフト選手権!/さくやひめ

さくやひめ/アルマ

アルティメイト・サウンド・シリーズ第2弾。さくやひめ デビュー!心に寄り添う、魂の歌と響き。ソプラノ歌手奥脇泉とクラシックギターの河野智美のユニット”さくやひめ”のデビューアルバムです。”さくやひめ”という名は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という日本神話の神様から採られています。火の中でも出産したという逸話から、困難な状況でも強く美しく生きる女性像を標榜しています。古今東西、永く歌い継がれ弾き継がれてきた世界の名曲、そしていにしえの古楽まで珠玉の全15曲を”さくやひめ”の奏でる癒しの響きでお楽しみ下さい。 (C)RS

【TOWER RECORDS ONLINE】

アルマ(アルティメイト・サウンド・シリーズ2), さくやひめ – Qobuz

 

stereo誌2025年06月号 今月の変態ソフト選手権!/魔法とおとぎ話にまつわるピアノ・トランスクリプション集

魔法とおとぎ話にまつわるピアノ・トランスクリプション集/ベアトリス・ベリュ

【ベアトリス・ベリュが描く魔法の世界】
ピアノのための編曲作品を中心に様々なレーベルから精力的にアルバムをリリースするスイスのピアニスト、ベアトリス・ベリュ。La Dolce Voltaではマーラーとシェーンベルク作品のピアノ・トランスクリプションを収めたアルバム(LDV100)が好評を得ている彼女が、魔法やおとぎ話をテーマとしたアルバムをリリースします。自ら編曲した「魔法使いの弟子」や、イタリアのピアニスト、グイド・アゴスティによる「火の鳥」など、目の覚めるようなテクニックと物語の見事な語り口を両立させる表現の幅が見事。ベリュの自作「語られざる物語」は、おとぎ話と女性の権利を擁護するムーヴメントを結び付けたという意欲作です。最後には映画音楽の名作も収録。※日本語解説付(ナクソス・ジャパ)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Abracadabra, Beatrice Berrut – Qobuz

stereo誌 2025年05月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/馬場法子: ぼんぼり

馬場法子: ぼんぼり

情感豊かな音の風景を生み出す馬場法子の作品集!

馬場法子(1972-)は、東京藝術大学やパリ国立高等音楽院で研鑽を積んだ新潟出身の作曲家。ノスタルジー、自然、そして自身の日本的な感性を織り交ぜながら、儚いディテールを深い芸術表現へと昇華させ、情感豊かな音の風景を生み出しています。
タイトル曲 《ぼんぼり》 は、柔らかな灯りに照らされた親密な空間を思わせる作品。一方 《潮騒》 では2011年の津波の記憶が激しい響きとなってよみがえります。《9600》 では蒸気機関車の時代をロマンチックに描き、《磁器の館にて Au pavillon de (Monsieur) Porcelaine》はマーラー的なインスピレーションを通じて、喜びと喪失の感情を内省的に表現しています。また 《愛の歌の前に Avant le Chant d’amour》 ではアポリネールの詩の世界を、《音楽的動物寓話集 Bestiarium Musicale》 では神話的な生き物たちの生き生きとした音のタペストリーを描き出しています。(東京エムプラス)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Noriko Baba: Bonbori, Ensemble Cairn – Qobuz

stereo誌2025年05月号 今月の変態ソフト選手権!/オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団 ~ 名演集 1978-79

“Last Great Performances” 1978-79 ORMANDY

オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団 ~ 名演集 1978-79
R・シュトラウス 交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》
ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容
バルトーク 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
シベリウス トゥオネラの白鳥 他

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stereo誌2025年05月号 今月の変態ソフト選手権!/Ravel: Boléro; Ma mère l’oye

Ravel: Boléro; Ma mère l’oye; Chabrier: Bourreé fantasque; Roussel: Suite in F Major; Barraud: Offrande

デトロイト交響楽団 ポール・パレー

Ravel: Boléro; Ma mère l’oye; Chabrier: Bourreé fantasque; Roussel: Suite in F Major; Barraud: Offrande à une ombre (Paul Paray: The Mercury Masters I, Volume 14), Paul Paray – Qobuz

stereo誌 2025年04月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/AGGREGATE ~自動パイプオルガンのための新作

AGGREGATE ~自動パイプオルガンのための新作/gamut inc

未来に響く刺激的なサウンド
教会オルガンとエレクトロニクスの融合

現代最先端のパイプオルガンの世界がいかにエキサイティングなものであるかを示す、マリオン・ヴェルレとマチェイ・スレジエツキによるオルガン・デュオ「gamut inc」のアルバム。

彼らが毎年ベルリンで開催している「アグリゲイト・フェスティバル」は、様々なバックグラウンドを持つ電子音楽家、作曲家、オルガニストたちが、いわゆる「ハイパーオルガン」について様々な立場からプレゼンテーションを行う刺激的な企画。そこから2021年と2022年の模様を収録したのが当盤。自分たちでプログラムしたソフトウェアを使い、手動では不可能な方法でストップをコントロールし、驚くべき音響合成を行います。新作、即興、既存曲の改作などを通じ、オルガンとエレクトロニクスの相互作用を追求。アルゴリズミックな演奏指示を実践し、歴史的な楽器である教会オルガンから未来のサウンドを引き出します。(キングインターナショナル)

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Aggregate. New Works for Automated Pipe Organs (Live), Various Artists – Qobuz

stereo誌2025年04月号 今月の変態ソフト選手権!/グレロプ: 弦楽四重奏曲第2番、クラリネット五重奏曲

グレロプ: 弦楽四重奏曲第2番、クラリネット五重奏曲/ディオティマ弦楽四重奏団 、ヨナス・フロルンド

ルネ・グレロプの作品集。「弦楽四重奏曲第2番」はディオティマ弦楽四重奏団に捧げられており、曲中では公園での散歩からバーでの物思いまで、延々と繰り返される人生のシーンに潜む美を描いています。「クラリネット五重奏曲」では、ブーレーズからブラームスまで、多様な音楽的影響へのオマージュが込められており、名クラリネット奏者、ヨナス・フロルンドが参加しています。(ナクソス・ジャパン)

【TOWER RECORDS ONLINE】
Rune Glerup: Perhaps Thus the End, Quatuor Diotima – Qobuz

 

 

stereo誌2025年04月号 今月の変態ソフト選手権!/フランドル地方のオルガン音楽遺産 1884-1961

フランドル地方のオルガン音楽遺産 1884-1961/イグナス・ミシェル

フランドルの地で発展したオルガン音楽の結晶

ブルージュにある歴史的なオルガンの修復を記念して、首席オルガニストのイグナス・ミシェルが19-20世紀のフランドル地方のオルガン作品を紹介するアルバム。オルガン音楽の伝統はその地に根差して発展するため、どの国にも独自の魅力があります。楽器と音楽が一体となって形作られる遺産をお楽しみください。(キングインターナショナル)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Flemish Organ Heritage, Ignace Michiels – Qobuz

stereo誌2025年04月号 今月の変態ソフト選手権!/MYT

MYT/Moses Yoofee Trio

ベルリン発の次世代ジャズ・コレクティヴ モーゼズ・ユーフィー・トリオ
鮮烈のデビュー・アルバム
インパートメントのサブレーベル「森の響(ひびき)」第四弾

ベルリンから彗星の如く現れたジャズ・コレクティヴ、モーゼズ・ユーフィー・トリオ。待望のデビュー作『MYT』が日本先行リリース。北ヨーロッパ特有の洗練された空気、流れるような優美なメロディーと人力ドラムンベース、熱狂と静謐さを携えた記念すべきフルアルバムが初上陸。濃密なシンセと躍動するリズムが絡み合う「グリーン・ライト」では、ロンドンの人気ラッパーENNYをフィーチャー、同郷のサックス奏者ヴァンヤ・スラヴィンと共演するジャズ・パンクな「ディープ」での白熱の即興演奏も要注目。2025年のジャズ・シーンの台風の目になること必至の大型新人の登場だ。全オリジナル13曲収録。
(発売・販売元 提供資料)

【TOWER RECORDS ONLINE】

  MYT, Moses Yoofee Trio – Qobuz

 

stereo誌 2025年03月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/A New Picture I

A New Picture I
Akira Tana Trio

米国を中心に活動する世界的なドラマーAkira Tana をリーダーとするピアノトリオ作品。メンバーはピアノに加納 新吾、ベースに萬恭隆を起用。これまでに Tana が来日の都度、ライヴハウス等で演奏してきた関西の精鋭達。息もぴったり合って、緊張の中にもリラックスした良い雰囲気で録音は進行して行った。ルナ・ホールが Tana が暮らすカリフォルニアになった。曲目はジャズファンならば誰もが知っているスタンダード曲は極力外し、普段あまり聞かれないジャズ演奏家の隠れたオリジナル (ジャズスタンダード ) 佳曲を中心に演奏。本CDは”安次嶺 悟/Song Book”に続くShinRec(シンレック) の第二弾。ShinRecは2本のマイクと5.6MHz DSDによる空気感のある高音質録音を信条としている。 (C)RS

【TOWER RECORDS ONLINE】

A New Picture I, Akira Tana Trio – Qobuz