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新譜紹介

Go West!: The Contemporary Records Albums/Concord 2023年06月23日

Go West!: The Contemporary Records Albums<限定盤>

Contemporary Records設立70周年記念作品!

伝説のサックス奏者ソニー・ロリンズがコンテンポラリーに残した名盤2作品『Way Out West』(1957年3月録音) 『Sonny Rollins and the Contemporary Leaders』(1958年10月録音)+コンテンポラリーに残したオルタネイト・トラック6曲をまとめた3枚組のボックスが登場。

コンテンポラリー・レコードの伝説的なエンジニア、ロイ・デュナンによって録音された作品をそのデュナンに師事し、今は世界的に評価のの高いマスタリング・エンジニアとなったBernie Grundmanがオリジナル・テープからリマスター。

グラミー賞受賞の音楽史家アシュリー・カーンによるソニー・ロリンズの2021年独占インタビューと新ライナーノーツを収録。

1957年に録音された不朽の名作「Way out West」は、ソニー・ロリンズをジャズのトップテナーサクソフォン奏者として確立した。ベーシストのレイ・ブラウン、ドラマーのシェリー・マンと共に、「I’m an Old Cowhand (From the Rio Grande)」、自身の「Way out West」、「There Is No Greater Love」、「After You’ve Gone」をベースにした高速ストンプ「Come, Gone」など、ロリンズがピークに達したときの演奏を聴くことができる。砂漠でウエスタン・ギアを身につけた(そしてテナーを抱えた)ロリンズのウィリアム・クラクストンによる写真も素晴らしい。
、翌1958年にコンテンポラリーレコードから次に出したアルバム『And The Contemporary Leaders』はソニー・ロリンズが3年で引退する前の最後のアルバムで、ピアニストのハンプトン・ホーズ、ギタリストのバーニー・ケッセル、ベーシストのリロイ・ビネガー、ドラマーのシェリー・マン(いずれもこの時代のコンテンポラリーレコードのバンドリーダー)と共に、この偉大なテナーによる、珍しいが刺激的なスタンダード曲の数々を聴くことができる。ロリンズは、”Rock-A-Bye Your Baby with a Dixie Melody”, “You”, “In the Chapel in the Moonlight”, そして “I’ve Found a New Baby” と “The Song Is You” の轟音ヴァージョンなどの曲で探索的かつしばしばウィットに富んだ即興を創造している。素晴らしい音楽だ。
最後のディスク「Contemporary Alternate Takes」は、2枚のアルバムからの抜粋の別ヴァージョンを収録。I’m an Old Cowhand”, “Come, Gone”, “Way Out West”, “The Song Is You”, “You”, “I’ve Found a New Baby” (80年代半ばに初公開)などは、クラシック・ヴァージョンに負けない “新ヴァージョン “である。

【パーソネル】Way Out West: Sonny Rollins(ts) Ray Brown(b) Sherry Manne(ds)
Sonny Rollins and the Contemporary Leaders:Sonny Rollins(ts) Hampton Hawes(p) Barney Kessel(g) Leroy Vinnegar(b) Shelly Manne(ds)

180g重量盤3LPボックス。
オリジナル・テープからバーニー・グランドマンがカッティング、RTIでプレス。ゲイトフォールド・チップオン・ジャケット仕様。

(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/チャイコフスキー: 交響曲第5番

チャイコフスキー: 交響曲第5番

美しさと推進力に満ちたノセダのチャイ5、LSOの巧さも驚愕!

交響曲第4番の熱演で注目されたノセダ&LSOのチャイコフスキー第2弾。待望の第5番が登場となります。チャイコフスキーの5番といえば、ノセダの親分ゲルギエフをはじめ名盤・名演揃いですが、新たな一枚が加わります。
ノセダの演奏は推進力に満ち、「熱い」の一言に尽きます。第1楽章とフィナーレの主部はどちらもテンポが速くスヴェトラーノフを思わせますが、ノセダはさすがイタリア人、カンタービレなメロディの歌わせ方が絶品。この名作を新たな気持ちで聴くことができます。
カップリングはリムスキー=コルサコフのオペラ「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」中の4つのオーケストラ・ナンバー「前奏曲」「婚礼の行列」「ケルゼネツの戦い」「フェヴローニャの死と見えざる町への巡礼」を組曲としたもの。「ロシアのパルジファル」とも称される作で、オーケストレーションの素晴らしさはほとんど神業。ロシア民謡を多用した美しい音世界に浸れます。LSOは驚愕の巧さでノセダの音楽づくりを実現しています。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/Duo Vol.1

Duo Vol.1<タワーレコード限定>
2022年は北欧最高峰のジャズ・レーベルSteepleChase(スティープルチェイス) 創立50周年。
そのカタログから厳選された人気作をタワーレコードがSA-CDハイブリッド化する『SteepleChase SA-CD HYBRID SELECTION』。70年代、デンマーク、コペンハーゲンを本拠に、当時コペンハーゲン大学の学生だったニルス・ウィンターによって創設され、ハードバップ系正統派ジャズ作品を中心にリリース、その後長年にわたってファンの心をつかんできた名レーベル。

これまで何度となく再発されてきた同レーベルの人気作を、今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリングし世界初SA-CD HYBRID化!
70年代ジャズの神髄が高音質で蘇る。

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ニューイヤー・コンサート2023

ニューイヤー・コンサート2023

新たな年を寿ぐ、ウィーン・フィルの華麗なワルツとポルカ。

毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。
2023年は、生粋のオーストリア人、フランツ・ウェルザー=メストが2011年・2013年以来、10年ぶりに登場。ウェルザー=メストは今ウィーン・フィルと最も関係の深い指揮者の一人であり、曾祖父がシュトラウス一家が演奏会を催したカフェの経営者ということもあって、シュトラウスは血肉に入ったレパートリーです。(発売・販売元 提供資料 )

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/チャイコフスキー・ラスト・コンサート(交響曲第6番「悲愴」(オリジナル版)、ピアノ協奏曲第1番、他)

チャイコフスキー・ラスト・コンサート(交響曲第6番「悲愴」(オリジナル版)、ピアノ協奏曲第1番、他)(2022年K2HDマスタリング)<タワーレコード限定>
フェドセーエフ生誕90年記念企画。
『JVC・デジタル・モスクワ・シリーズ』第3弾最終!
大阪ザ・シンフォニーホールでのチャイコフスキー没後100年企画(1993年)の録音。
フェドセーエフと最晩年のニコラーエワによるチャイコフスキー・ラスト・コンサートの再現。
チャイコフスキー自身による最後のコンサートを、オリジナル譜を使い再現。渾身のライヴ録音が、K2HDマスタリングで蘇る!2022年に生誕90年を迎えたウラディーミル・フェドセーエフ(1932.8.5-)の記念企画としまして、この度ビクターが1981年から93年にかけて主にモスクワで収録したモスクワ放送交響楽団とのロシア音楽録音を、3期にわけてSACDで復刻します。1981年に収録した6つのアルバム(第1期として3タイトルに集成)、1989年から翌年にかけての第2期3タイトルに続き、今回の第3期分は、ビクターが当時のメロディアと共同で収録した1991年の3つのアルバム(2タイトルに集約)と、1993年に大阪で行われたチャイコフスキーの最期のコンサートを再現したライヴ2枚組の計3作です。(タワーレコード )

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ロスト・イン・ヴェニス

ロスト・イン・ヴェニス [SACD Hybrid x MQA-CD]

ヴィヴァルディの世界初録音作品! 国内仕様盤も発売決定!

演奏は17~18世紀のヴェネツィアやナポリの音楽の解釈に重点を置いた活動をしているインフェルミ・ダモーレ!
SACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用した高音質!

スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース。ヴェネツィアにフォーカスしたコンチェルト・アルバム。
ヴェネツィアにもっとも深い関わりを持つ作曲家ヴィヴァルディの世界初録音を含む作品を軸に、ザクセン選帝侯がヴェネツィアを訪れた1716年に同地で作曲されたと考えられているヴェラチーニの「序曲」と、ヴェネツィアの貴族であり作曲家であったベネデット・マルチェッロ(アレッサンドロ・マルチェッロの弟)のヴァイオリン協奏曲を収録。この2作品は写本がヴェネツィア音楽院(ベネデット・マルチェッロ音楽院とも)の図書館に所蔵されています。
ウクライナ出身のヴァディム・マカレンコと、彼のアンサンブルで、17~18世紀のヴェネツィアやナポリの音楽の解釈に重点を置いた活動をしているインフェルミ・ダモーレはこの録音で、未完成のまま放置されたり、あるいは偶然ヴェネツィアにもたらされた「失われた」作品を通して、漠然とした、儚く、捉えがたい表現力と、バロック音楽の「発見の喜び」にオマージュを捧げたいと考えています。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。(東京エムプラス)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ドビュッシー:管弦楽曲全集

ドビュッシー:管弦楽曲全集<タワーレコード限定>
マルティノンによるドビュッシーの規範的演奏を最新復刻。
歴史的録音であり旧EMIの優秀録音盤でもある名演を最高品位でマスタリング!
新規で本国のアナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付。
シリアル・ナンバー付1,000セット限定盤1976年に亡くなったマルティノンが、73年から翌年にかけてフランス国立放送管弦楽団と収録した歴史的遺産。同時期に同じく旧EMIレーベルに残したパリ管弦楽団とのラヴェル:管弦楽曲全集と並ぶマルティノンの偉業として評価される名盤を最新で復刻しました。元々優秀な録音であることに加え、まとまったドビュッシーの管弦楽曲集としても貴重な音源であることもこのセットの価値を高めています。現況での最高音質を目指し、あらためて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。1,000セット限定のシリアル・ナンバー付。(タワーレコード )

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ハイドン:交響曲第101番「時計」&第103番「太鼓連打」

ハイドン:交響曲第101番「時計」&第103番「太鼓連打」

千変万化する表現力の凄み・溢れ出るユーモア。

現在最も刺激的な音楽を生み出し続けているパーヴォ・ヤルヴィ。彼の60歳(2022年12月30日)を記念して、国内外のオーケストラとの充実の成果を刻んだアルバムを連続リリース。
その第1弾はドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(DKAM)とのハイドン。ヤルヴィとDKAMの初共演は1995年、芸術監督に就任したのが2014年で、30年近くの年月をかけてベートーヴェン、シューマン、ブラームスの交響曲全集の録音を世に問い、作品の核に迫る斬新な解釈で世界の聴衆を魅了してきました。そんなコンビが新たに着手したのがハイドンの「ロンドン交響曲集」(第93番~第104番)全12曲。これはパーヴォが長年温めてきた録音プロジェクトで、「ハイドンの交響曲に含まれる機知とユーモア、簡潔にして巧みなオーケストレーションの凄さをDKAMと改めて世に問いたい」と切望して実現するもので、録音は2019年からスタート。
「ロンドン交響曲集」VOL.1は、第2楽章のリズムの刻みから「時計」の愛称で知られる第101番、ティンパニのソロで始まる冒頭から「太鼓連打」と仇名がついた第103番の2曲。いずれもヤルヴィにとって初録音。(ソニー・ミュージック)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/モーツァルト: ピアノ・ソナタ集

モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 – 第10番、第11番「トルコ行進曲付き」、第12番<限定盤>
宇野功芳氏も絶賛のシュタイアーのトルコ行進曲
SACDハイブリッドで登場!宇野功芳氏も絶賛した、2004年録音のシュタイアーのトルコ行進曲がSACDハイブリッドで登場!ハルモニアムンディから、ハイレゾマスターをライセンスし、キング関口台スタジオでリマスタリングを施しました。古楽(フォルテピアノ)が苦手な宇野功芳氏もこの演奏を絶賛したことでも大きな話題となった登盤。シュタイアーの解釈は自在にして即興的、これまで聴いたことのない「トルコ行進曲」に誰もが驚かされます。ブックレットには宇野氏のコメントのほか、シュタイアー自身によるこの演奏についてのコメント(オリジナル盤HMC 901856[廃盤]ブックレットに掲載)も日本語訳を掲載しました。
(キングインターナショナル)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/アーノルド: 管弦楽作品集

イギリス音楽のスペシャリスト! ラモン・ガンバによるマルコム・アーノルド!

イギリス音楽の大家、マルコム・アーノルドの名曲の数々!
《クラリネット協奏曲第1番》にはマイケル・コリンズが参加!

ルイ・アームストロングに憧れ、12歳の時にトランペットを手にしたマルコム・アーノルドは、めきめきとその才能を発揮しロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。その後には首席トランペット奏者に就任しました。そして1948年にフルタイムの作曲家へと転向すると9つの交響曲や100以上の映画音楽を残し、アカデミー作曲賞も受賞しました。
多作だったが故まだまだ本国イギリスでも知られていない名曲が、埋もれているマルコム・アーノルドの作品を多数世に放ってきたラモン・ガンバの指揮により今作でも陽の目を見ることになりました。イギリスを代表するクラリネット奏者マイケル・コリンズ演奏の《クラリネット協奏曲第1番》他、イギリス音楽ファン必聴の作品が盛りだくさんです。
このアルバムでは、ロンドン・フィルのために書かれた「カラマツの木」(1943)から「フィルハーモニック・コンチェルト」(1976)まで、アーノルドの作曲家としてのキャリアを網羅する音楽を収録しています。「ディヴェルティメント」は結成されたばかりのナショナル・ユース・オーケストラのために書かれ、序曲《コモンウェルスのクリスマス》は1932年にジョージ6世が初めてクリスマス放送を行った25周年記念にBBCから委嘱された作品です。クラリネット協奏曲第1番はフレデリック・サーストンのために書かれ、1949年にエジンバラ音楽祭で初演されました。フィリップ・レインのオーケストレーションによる「ザ・パドストウ・ライフボート」は、もともと1968年にパドストウ(イングランド北海岸の港町)に新しいライフボート(救命艇)が進水したことを記念して作曲された、ブラスバンドのための行進曲です。(東京エムプラス)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Fostex FE208SS-HP

フォスター電機株式会社(取締役会長兼フォステクス カンパニー プレジデント:吉澤博三/東京都 昭島市/以下フォステクスカンパニー)は、大好評をいただいた FE168SS-HP、FE108SS-HP に続いてシリーズ第3弾の「FE208SS-HP」を数量限定にて2023年3月下旬より販売いたします。

FE208SS-HP | Fostex(フォステクス)

stereo誌 2023年03月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番/日本語の夢と目醒め

日本語の夢と目醒め

現代音楽のエキスパート吉川真澄による、平野一郎、武満徹、林光の歌曲。

現代音楽のエキスパート吉川真澄による、平野一郎、武満徹、林光の歌曲。日本語の詞に寄り添い、時に激しく渡りあう三者三様の音楽を、それぞれに個性きわだつ三人のピアニストと共に収録した1枚です。
特殊発声やボディ・パーカッションで、自然に満ちる声や音を再現したWAONCD-330≪平野一郎「四季の四部作~春夏秋冬」≫(本作などを実演した舞台で2015年佐治敬三賞を受賞)とはまた違って、今回は、ことばのある作品を選んで演奏しています。
≪邪宗門・魔睡≫は、平野一郎が14歳の時から魅了されていた北原白秋の≪邪宗門≫をモノオペラにしたものがもととなった作品。もともとは全6章からなり、15楽器と指揮者、そして声(母音唱や歌唱、朗唱、朗読などおよそ6段階に大別される多様な発声が要求される)、という編成ですが、吉川真澄がこの作品の第I部「魔睡」をぜひ連作歌曲として再編してほしいと平野に打診して完成したのがここに収録されたもの。現実とも夢ともつかない吉川の言葉の表現に、世界に引き込まれます。
武満作品は、鷹羽弘晃のあらたな編曲を得ての録音。林光作品は未出版ですが、「アメリカ」にまつわる佐藤信(劇作家・演出家)の詩に林光が、語るようにうたい、かと思うとうたうように語り、時にシャウトやウェスト・サイド・ストーリーの断片、ジャズまでもが登場する音をつけた作品。少ない音符とコードネーム、リズムのアウトラインを記した譜面がそのまま遺されているだけの作品なので(委嘱者の伊藤淑と林光による録音が存在)、奏者は大胆にアプローチすることが求められる作品です。
(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年03月号 今月の変態ソフト選手権!/Theory of Becoming

Theory of Becoming

現代の人気映画音楽作曲家によるニュー・アルバム

エフゲニー・ガルペリンは1974年ロシア生まれ。モスクワで教育を受け、1990年にパリに移住しました。弟のサーシャとともに主にフランス内外の映画音楽を手がけ、2017年に映画『ラブレス』でヨーロッパ映画賞作曲賞を受賞しています。

「『Theory of Becoming』のそれぞれの曲は私の人生に大事な役割を果たすと思われる出来事、感動、強迫観念であるに違いありません。この音楽を作曲している間、私は全く新しい、私がまだ知らない音楽を探究しているように感じました。そしてこの作品が出来上がった今、実際は作曲家としての最初の一歩を踏み出した時から私を惹きつけていた道に戻ってきただけだったということがとてもよくわかります」―エフゲニー・ガルペリン(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

stereo誌 2023年03月号 今月の変態ソフト選手権!/交響詩ウルトラセブン on Brass

交響詩ウルトラセブン on Brass

2022年に55周年を迎えた「ウルトラセブン」の音楽を吹奏楽版にアレンジ、吹奏楽では日本でも最高峰である陸上自衛隊中央音楽隊の演奏でおくる、最強のアルバム「交響詩ウルトラセブン on Brass」!!

2022年に55周年を迎えた『ウルトラセブン』。その音楽を手掛けた冬木透が作り上げた「交響詩ウルトラセブン」と「交響曲ウルトラコスモ」を吹奏楽版にアレンジし、吹奏楽の日本最高峰である陸上自衛隊中央音楽隊の演奏で新たにレコーディングを敢行。平和の使徒であるウルトラセブンの音楽を、平和を守る陸上自衛隊の中央音楽隊が演奏する、至高のアルバムです。

1966年の放送開始以来、今や3世代にわたる人気作品となっているウルトラマンシリーズ。1967年10月から放送開始され、2022年に55周年を迎えた『ウルトラセブン』は、シリーズの中でも特に人気の高い作品です。
本作は、『ウルトラセブン』の音楽で知られる作曲家・冬木透がオーケストラ作品として書いた「交響詩ウルトラセブン」と「交響曲ウルトラコスモ」を、吹奏楽版にダイナミックに編曲し、日本の吹奏楽の最高峰である陸上自衛隊中央音楽隊の約50人の大編成による演奏でレコーディングした最新音源です。
短い歌ものの個別アレンジでなく、作品の世界観を最も端的に表現している「交響詩ウルトラセブン」、そしてそれと対を成す冬木透の入魂の名作「交響曲ウルトラコスモ」。それぞれに、ウルトラマンシリーズ屈指のレジェンド、飯島敏弘と上原正三によるオリジナルストーリーを曲間に挟む感動的な構成になっています。(発売・販売元 提供資料 )

stereo誌 2023年03月号 今月の変態ソフト選手権!/ストレート・ラン~セルゲイ・マインハルト: 作品集

ストレート・ラン~セルゲイ・マインハルト: 作品集

ポップカルチャーやテクノロジーを取り込んだジャンルに囚われない作風

セルゲイ・マインハルト(1981-)はポップカルチャーや現代テクノロジーに影響を受けた作曲家で、世界の急速な変化を反映できるものとして音楽を捉え、社会的・政治的なトピックに焦点を当てた作品を発表しています。彼にとって音楽の中に生楽器とコンピューター、楽音とノイズは分け隔てなく自然に存在するもので、ブリトニー・スピアーズの一節をもとにした作品などジャンルにもまったく囚われない世界観を持っています。ブックレットには映像作品を試聴できるQRコードがあります。
(キングインターナショナル)

ESOTERIC「名盤復刻シリーズ」アナログレコード 2作品発売

炭山さんと取材しました。
19日発売のstereo誌(P-120)をご覧ください。
買いです!!
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
名指揮者ケルテスのデッカ・デビュー盤
当時32歳という若さのケルテスが、老舗のウィーン・フィルの奥深い響きを生かしつつ、ドラマティックなテンポの変化を加え、名門デッカ・レーベルでのデビューを飾った記念碑的録音で、アナログ時代の「新世界」の定番として聴き継がれてきた名盤。ESOTERICでは2008年にSuper Audio CDハイブリッドシリーズ(ESSD-90015)として発売し、2009年にはアナログレコード(ESLP-10002)も発売いたしました。今回は14年ぶり、新たにEsoteric Masteringによるリマスターで2度目のアナログレコード化。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1961年3月22日~24日、ウィーン、ゾフィエンザール
[初出]ステレオ盤:SXL-2289(1961年) モノラル盤:LXT 5652(1961年)
[日本盤LP初出]ステレオ盤:SLC 1095(1962年5月)モノラル盤:LY 5027(1962年7月)

チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」ハイライト
20世紀最高のバレエ指揮者・アナトール・フィストウラーリの歴史的名盤
1961年にコンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して録音したこの「白鳥の湖」は、いまだにフィストゥラーリの名を録音史に留めている輝かしい名盤で、バレエ全曲から13曲が抜粋されたオリジナルのハイライト盤。フィストゥラーリと名門コンセルトヘボウによる唯一の共演盤でもあり、日本でも、LP時代から繰り返し発売されほとんどカタログから消えたことがない人気アルバムをESOTERICでは2009年にSuper Audio CDハイブリッドシリーズ(ESSD-90019)として発売。今回、新たにEsoteric Masteringによるリマスターでアナログレコード化。指揮:アナトール・フィストゥラーリ
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
[ヴァイロン・ソロ]スティーヴン・スタリーク
[チェロ・ソロ]ティボール・デ・マヒューラ
[ハープ・ソロ]フィア・ベルゴー
[録音]1961年2月22〜23日、アムステルダム、コンセルトヘボウ
[初出]モノラル盤:LXT 5648 ステレオ盤:SXL 2285(1961年10月)
[日本盤LP初出]モノラル盤:LY 5019(1962年4月)ステレオ盤:SLC 1093(1962年5月)TCHAIKOVSKY Swan Lake | 特長 | エソテリック:日本のハイエンドオーディオメーカー | ESOTERIC| | 特長 | エソテリック:日本のハイエンドオーディオメーカー | ESOTERIC| | 特長 | エソテリック:日本のハイエンドオーディオメーカー | ESOTERIC| | 特長 | エソテリック:日本のハイエンドオーディオメーカー | ESOTERIC

ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全集/Arcana(Astree)長岡鉄男の外盤A級セレクション(再発)

ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全集
パウル・バドゥラ=スコダ

【Astreeレーベルの名盤がArcanaより再登場!】
2019年9月、惜しまれつつ亡くなったバドゥラ=スコダ自身が生前楽しみにしていたという復刻企画が、結果的には追悼盤としてリリースされます。1978年から80年代いっぱいをかけてAstreeレーベルからリリースされたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。ベーゼンドルファーを使用した1969-70年録音の全集と違い、この録音では7種類のベートーヴェンの時代のフォルテピアノを弾き分けているのが特徴。使用されたのはアントン・ヴァルターのハンマークラヴィーアを除き、全てバドゥラ=スコダ自身のコレクション(当時)であり、復元楽器ではなくオリジナルであるという点でもたいへん貴重です。録音に使用された19世紀末の歴史的建造物の響きを程よくひろい、オリジナル楽器ならではのアクション音と、倍音を多く含む端正で小気味よい音色、エネルギッシュな表現をダイナミックに記録した録音が故長岡鉄男氏に激賞されたアルバムです。
※DISC9、トラック4(ソナタ第32番第1楽章)6分3秒の右チャンネルに、マスターテープに起因する極僅かな音の欠落がございますが、レーベルとバドゥラ=スコダ氏のご遺族が確認の上、オリジナルのままでのリリースとなります。ご了承ください。(ナクソス・ジャパン)

【TOWER RECORDS ONLINE】

ピアノ・デュオによるチャイコフスキー/King International/BIS 長岡鉄男のダイナミックソフト再発(3月上旬)

ピアノ・デュオによるチャイコフスキー

オーケストラにひけをとらぬ迫力と色彩、ピアノ・デュオの概念を変えさせる名演

チャイコフスキー歿後100年の1993年に、BISとキングインターナショナル共同制作第1号となったアルバム。
チャイコフスキーと関係深い3人の作曲家による人気曲のピアノ・デュオ編曲を永井幸枝、ダグ・アシャツがベテランの至芸で聴かせてくれます。
オーケストラ原曲とは全く異なる魅力に満ち、発売当時に長岡鉄男氏が絶賛したことでも話題となりました。(キングインターナショナル)