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stereo誌 2024年05月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/マイール: ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)

stereo誌 2024年05月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/マイール: ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)

マイール: ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)

コンチェルト・デ・バッススジモン・マイール合唱団アンナ・ファイト(ソプラノ)ボグナ・ベルナギエヴィチ(ソプラノ)フレイア・アプフェルスタット(アルト)マルクス・シェーファー(テノール)ジー・ファン(テノール)ニクラス・マルマン(バス)フランツ・ハウク(指揮)

ヨハン・ジモン・マイールの音楽を積極的に紹介するフランツ・ハウクとコンチェルト・デ・バッスス。今回のアルバムでは200年ほどの間、顧みられることのなかったマイールの「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)」を演奏しました。この作品は、以前NAXOSからリリースされた「グローリア・ミサ」(8.574203)と同じく、17世紀イタリアで流行した「ミサ・コンチェルタータ」(各々の曲は連続せず、独立して奏される)の様式に根差しており、歌い手とオーケストラが巧みな掛け合いを聴かせ、とりわけ「オーケストラ・パートの優れた対位法の書法は当時の聴衆に強烈な印象を与えた」と、マイールの最初の伝記作家ジローラモ・カルヴィ(1791-1872)が書き残したほどです。70作以上の歌劇を残したマイールの抒情的な旋律美は、これらの宗教的作品でも健在です。
【マイール: ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)/コンチェルト・デ・バッスス, ジモン・マイール合唱団, アンナ・ファイト(ソプラノ), ボグナ・ベルナギエヴィチ(ソプラノ), フレイア・アプフェルスタット(アルト), マルクス・シェーファー(テノール), ジー・ファン(テノール), ニクラス・マルマン(バス), フランツ・ハウク(指揮)/ハイレゾ】

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