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新譜紹介

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/Cattering Birds 現代打楽器作品集

Cattering Birds 現代打楽器作品集
尽きぬアイデアが縦横に炸裂
現代における打楽器音楽の精華ジャズやロックといった様々なジャンルの音楽が発展するにつれて、打楽器の可能性はどんどん広がっていきました。それは現代音楽における打楽器のあり方にも影響を及ぼし続けています。ドイツの名打楽器奏者レオニー・クラインが今日の打楽器レパートリーの全盛ぶりをたっぷりと魅せつけてくれる、刺激的な打楽器名作集です。

エトヴェシュの打楽器協奏曲『スピーキング・ドラム』は、クラインと作曲家が共同で制作したソロ・バージョンを収録。叩くだけでなく声も使って、技巧的な作品を熱気と共に奏でます。グロボカールの『地上の対話』では水槽の水に楽器をさらす実験的な奏法も。ほかにもテープと共演したり、いろいろな方法で楽器から音を出したりと、尽きないアイデアに彩られた楽曲が並んでいます。デュオ作品ではクラインの師でもある名手・中村功が登場。絶妙のアンサンブルにも注目です。
(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!/Nuc[Deluxe]

Nuc

革新的なアーティストたちが美意識を連携させたイギリス現代音楽のアルバム
《リゲティ弦楽四重奏団/アンナ・メレディス~Nuc》

イギリスを代表するクラシックの作曲家として卓越した才能を発揮しているアンナ・メレディスによる、録音曲すべてが弦楽作品という初めてのアルバムです。アンナ・メレディスはマーキュリー所属の現代クラシック、エレクトロニック、ポップ・ミュージックの作曲家、演奏家。最先端のあらゆるプレスから賞賛されています。「イギリス現代音楽の最も革新的なマインドを持つ一人」(アメリカの音楽メディア「ピッチフォーク」)

『Nuc』はメレディスの輝かしいキャリアから生まれた作品で構成され、リゲティ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者Richard Jonesがメレディス本人とともに編曲した曲も含まれています。リゲティ弦楽四重奏団の正統なものに逆らうような型破りの演奏の手法でメレディスの核となる作品の永遠性と外見的な陽気さが増し、このアルバムでは作曲者と演奏者の美意識の白熱した連携が見られます。

ライヴ演奏のために作曲され今まで発売されていない「Tuggemo」「A Short Tribute to Teenage Fanclub」「Chorale」、アンナ・メレディスのデビュー・アルバムで、「ピッチフォーク」の「ベスト・ニュー・アルバム」を受賞、『ラウド・アンド・クワイエット』誌の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた2016年の『Varmints』からの「Blackfriars」「Nautilus」「Shill」「Honeyed Words」の新ヴァージョン、スコティッシュ・アンサンブルとのコラボレーションとして2018年のアルバム『Anno』に収録されていた「Solstice In」「Solstice Out」「Haze」の全く新しい編曲が収録されています。

2010年に設立されたロンドンのアンサンブル、リゲティ弦楽四重奏団は現在、ヴィオラのRichard Jones、第1ヴァイオリンのFreya Goldmark、第2ヴァイオリンのPatrick Dawkins、チェロのVal Welbanksで構成されています(このアルバムでは第1ヴァイオリンを設立時のメンバーであるMandhira De Saramが務めています)。主に現代音楽を演奏し、アンナ・メレディスを始め多くのあらゆるタイプのアーティストたちとの委嘱やコラボレーションを行っています。(発売・販売元 提供資料)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Nuc[Deluxe] – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!/J.ハイドン: 6つのディヴェルティメント Hob. IV:6-11

J.ハイドン: 6つのディヴェルティメント Hob. IV:6-11
ハイドンによるフルートのための室内楽作品集
典雅にしてユーモアに満ちた演奏!J.ハイドンによるフルートのための室内楽作品集。ハイドンによるフルートの室内楽曲といえば、この6つのディヴェルティメントのほかには2作品があるくらいで、あまり多くはありません。いずれもイギリスの出版社のために書かれており、当時のイギリスでのフルート人気が高かったことがわかります。6つのディヴェルティメントには、第4番を除いて、すべてハイドンのオペラ《月の世界》やバリトン・トリオからの転用がみられます。どれも愛らしいメロディやハイドンらしいユーモアにあふれた楽曲ばかりで、3名の奏者たちそれぞれの活き活きとした表情と細やかなアンサンブルが光ります。ライナーノートには新井による丁寧な楽曲解説を掲載。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!/再会

再会

セシリア・デュアルテが歌う12の魅惑のボレロ

メキシコ出身のメゾソプラノ歌手セシリア・デュアルテ。古楽から現代作品まで幅広いレパートリーをもつ多才な歌手です。
2010 年にヒューストン・グランド・オペラで行われたマルティネス作曲のオペラ「Cruzar la cara de la luna」でのレナータ役が高く評価されています。
本作は、グラミー賞を何度も受賞している名プロデューサー、ブラントン・アルスポーが手がけたセシリア・デュアルテ初のソロ・アルバムです。
メキシコやキューバのボレロを中心とした名曲が収録されています。
ボレロは、スペイン各地で発生した舞曲で、のちにキューバで広がり、その後スペイン語圏の国々、特にメキシコで、1930年から40年代にロマン歌謡として人気を博しました。
ここにはアルゼンチン出身のフォルクローレ歌手メルセデス・ソーサが歌って有名となった「アルフォンシーナと海」や「人生よありがとう」なども収録。
セシリア・デュアルテは、さまざまなボレロを情感たっぷりに歌い上げています。
セシリアはこれらの作品についてこのように語っています。
「ここに収録されている曲の多くは、私の母が歌うのを聴いてきた曲であり、幼い頃の思い出とともに、今日のアーティストとしての自分を表現するものでもあります。
なので、アルバムのタイトルを『再会(Reencuentros)』として、リスナーの方と美しい音楽を共有するとともに、ほんの少しではありますがラテン・アメリカ音楽の芸術的な豊かさも味わってもらいたいと思っています」
(キングインターナショナル)

沖縄 美ら海とやんばるの自然音 癒しのリラックスサウンド

モントリブロ自然音ラボから沖縄 美ら海とやんばるの自然音 癒しのリラックスサウンドがリリースされた。

沖縄の美しい海とやんばるの森のさまざまな場所で録音した自然環境音です。 人の可聴域を遥かに超える100kHzまで録音できる超広帯域マイクロホンCO-100kを使用したステレオレコーディングで、192kHz24bitサンプリングで収録しています。 まるでその場に居るかのような圧倒的な臨場感をありのままに体感できるよう、可能な限り最低限の音源の加工にとどめております。 また、フェードイン/アウト加工は施しておりませんので、1曲リピートによる違和感の少ない長時間連続再生が可能です。 私どもはこれまで10年以上ハイレゾ音響やハイレゾ自然音の社会的利用を目的とした研究を行なっており、CD以上の高精細な自然音は人の脳や心理・生理、自律神経等にさまざまな影響を及ぼしている研究成果が得られてまいりました。本来身近にあり、当たり前のように包まれていた自然の音に触れることで心とカラダがリラックスできる環境作りにお役立て下されば幸いです。(モントリブロ自然音ラボ/ハイレゾ)

f特は驚異的な広さ。

20KHzでカットしたものと比較しましたが、空間の広さでかなり差がつきます。

DGの名盤をアナログマスターから直接カッティングしたLP!『オリジナル・ソース・シリーズ』

まさにオリジナル・アナログマスターの音!
一切デジタルで洗われていない、アナログそのもののサウンドが鳴り響くLP レコードが誕生!

エミール・ベルリナー・スタジオスが、最先端のピュア・アナログ技術を駆使して、70年代の伝説的名盤をオリジナルの1/2インチ4トラック・テープから直接LPにカッティング!

(ユニバーサルミュージック/IMS)

【TOWER RECORDS ONLINE】

マーラー: 交響曲第2番《復活》(室内楽版)

マーラー: 交響曲第2番《復活》(室内楽版)
マーラーの《復活》 2台P+独唱&合唱版!
国内仕様盤が新規リリース!ライプツィヒのゲヴァントハウス合唱団が新型コロナ禍に創り上げた、新たな小編成版『復活』を日本語解説付きの国内仕様盤として新規リリース!
マーラーの交響曲第2番『復活』が完成された当時、ハンブルクで合唱指揮者としてマーラーの補佐をしていた後の巨匠ブルーノ・ワルターが、1900年頃にマーラーの監視下で編曲した(マーラーの手による注釈や訂正もある)4手ピアノ連弾版。フランク=シュテファン・エルスターが指揮するゲヴァントハウス合唱団とゲヴァントハウスでピアニストとして活動するグレゴール・マイヤーとヴァルター・ツォラーの2人がこのワルター編の4手ピアノ版を拡張し、2台ピアノ+独唱と合唱(とトランペットやフリューゲル・ホルン)版として整えた新たな室内楽版の復活交響曲。作品の先鋭的な性質、冒険的な和声と形式がくっきりと浮かび上がる珍しい小編成バージョンを、ゲヴァントハウスの有力合唱団の歌声でお贈りします。(東京エムプラス)

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
ベーゼンドルファーの音色に耳を傾けながら
じっくりと弾き進め、掘り下げていく好演
音楽そのものの味わいが広がるゴルトベルク各声部を歌うのに最適な楽器としてベーゼンドルファーの280VCを使用。落ち着いたテンポとはっきりした発音からは楽曲をじっくり掘り下げ創りあげた深い解釈が感じられ、アクセントやリピートでの独自の装飾からはさらなる即興性への挑戦がみられます。幼いころからバッハの音楽に魅了され続け、グールドのゴルトベルク録音にもやはり衝撃を受けたというシュニーダーが、「今できる自分のバッハ演奏」を刻み込むべく丹精込めて録音した力強いゴルトベルクです。オリヴァー・シュニーダーは1973年スイス生まれのピアニスト。これまでもSONY等からCDをリリースしています。
(キングインターナショナル)

リヴィング・オン・ジ・エッジ ~ ヘンデル、プロコフィエフ、ムソルグスキー:トロンボーン・アンサンブルのための編曲作品集

リヴィング・オン・ジ・エッジ ~ ヘンデル、プロコフィエフ、ムソルグスキー:トロンボーン・アンサンブルのための編曲作品集
驚異のトロンボーン・アンサンブル!
オーケストラの名曲を圧巻のテクニックで!2011年ドイツ音楽コンクール、アンサンブル部門優勝!トロンボーン・ユニット・ハノーファーのGenuin第2弾は、オーケストラの名作アレンジ・アルバム。ハノーファー音楽演劇大学で学んだトロンボーン奏者たちによって結成された「トロンボーン・ユニット・ハノーファー」。メンバーは、ARDミュンヘン国際音楽コンクールをはじめ、ドイツ国内外の著名なコンクールにおける輝かしい受賞歴を持ち、南西ドイツ放送交響楽団やハンブルク交響楽団など、ドイツの名門オーケストラで活躍する名手たちで構成されています。日本ツアーの際には、京浜東北線最終電車内でのライヴ演奏がワイドショーやSNSで話題になったことも記憶に新しいかと思います。

本アルバムでは、メンバーでもあるラーシュ・カーリンの好アレンジで、ヘンデル、プロコフィエフ、ムソルグスキーの名曲を、圧巻のスーパーテクニック、輝かしいサウンド、そして、磨き上げられた芸術的表現でトロンボーンという楽器が持つ可能性を極限まで追求しています。(東京エムプラス)

stereo誌 2023.08月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/J.S.バッハ:クラヴィコード

J.S.バッハ:クラヴィコード

第59回「レコード・アカデミー賞」大賞を受賞したアンドラーシュ・シフ最新作!

「この楽器は私の最良の教師だ」。
バッハ最愛の鍵盤楽器クラヴィコードによる心洗われる作品集。

誠実にキャリアを重ね、円熟の時を謳歌する現代最高の巨匠アンドラーシュ・シフ。2021年度「レコード・アカデミー賞」大賞を受賞した前作『ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番』に続く待望の新作は、全編クラヴィコードによるJ.S.バッハ作品集。
「クラヴィコードのおかげで、私はバッハを以前とは違ったふうに、より精緻に、より明解に聴き、演奏するようになった」とシフ自身も語るように、作品への深い洞察に基づいた圧巻の表現を展開しています。(ユニバーサル・ミュージック)

stereo誌 2023.08月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/東亮汰 IN CONCERT Recorded at Takasaki City Theatre 2022

東亮汰 IN CONCERT Recorded at Takasaki City Theatre 2022<通常盤>

繊細な表現で魅了する若き俊英、東亮汰によるヴァイオリンの世界

リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多角的に紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシリーズ」第9弾。
「東亮汰IN CONCERT 2022」初回限定版(OVCX-00095 [CD+DVD])は大好評のうちに完売しました。本商品は、その通常版(CDのみの仕様)となります。
ソロや室内楽、オーケストラなど幅広く精力的に演奏活動を行っている東亮汰。反田恭平氏がプロデュースするJapanNationalOrchestraのコアメンバーとしても活躍中の若き俊英が繊細かつ多彩な表現力で魅せるヴァイオリンの名曲をお楽しみください。(発売・販売元 提供資料 )

stereo誌 2023.08月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/リザ・リム: 受胎告知の三連祭壇画

リザ・リム: 受胎告知の三連祭壇画
マチェラル&WDR交響楽団!
大注目の現代作曲家、リザ・リムの新作を披露!日本人ヴァイオリニスト、荻原尚子がコンサートミストレスを務めていることから日本での注目度も高い名門オーケストラの一つ、ケルンWDR交響楽団。首席指揮者の任期を2025年まで延長した若きマエストロ、クリスティアン・マチェラルと共に今回取り上げるのは、メルボルン在住の作曲家、リザ・リムの新たな管弦楽作品「受胎告知の三連祭壇画」。リザ・リムは1966年オーストラリアのパース出身で、現代音楽界で最も注目されている女性作曲家の一人です。ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団やバイエルン放送交響楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポランといった世界的なオーケストラやアンサンブルから委嘱を受けて作品を発表しており、各地の主要な音楽祭に出演し多くの賞を受賞しています。3つの楽章で構成され、それぞれ古代ギリシアの詩人サッポー、聖母マリア、ムハンマドの娘ファーティマという3人の女性を扱った本作「受胎告知の三連祭壇画」もケルンWDR交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、バイエルン放送交響楽団による共同委嘱によって制作されました。初演はこのディスクと同じアーティストで行われ、録音は初演の直後にケルン・フィルハーモニーで行われたものです。
(東京エムプラス)

stereo誌 2023.08月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/至福の憧れ~ゲーテ歌曲の現在

至福の憧れ~ゲーテ歌曲の現在
ドイツが生んだ文豪が生涯書き続けた「詩」と
その世界に心を奪われた作曲家たち詩人や劇作家、小説家だけではなく政治家、自然科学者、画家としても才能を発揮したヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)。その豊かな人生を映し続けた「詩」は、時代を超えて多くの作曲家を魅了している。長年ゲーテ歌曲に取り組んできたリート・デュオが、今もなお愛される彼の詩と歌曲の因果を紐解き、その真髄に迫る。(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2023.08月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ロマンス~ロベルト&クララ・シューマン、ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン作品集

ロマンス~ロベルト&クララ・シューマン、ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン作品集

エマニュエル・パユによる、シューマン夫妻、メンデルスゾーン姉弟による魅力的な曲で構成された作品集

ベルリン・フィル首席であり、名実ともに現代フルート界のトップに君臨するエマニュエル・パユが、新しいソロ・アルバムに選んだ作品は、シューマン夫妻、メンデルスゾーン姉弟による、1840年から1860年の間に書かれた作品をフルートで演奏したもの。その当時フルートは人気にもかかわらず、フルート用に書かれた室内楽はあまりありませんでした。このアルバムには、ロベルト・シューマンの「3つのロマンス Op. 94」は、もともとはオーボエのために書かれたもので、1950年にジャン=ピエール・ランパルによって編曲され、その後、フルート奏者にとって重要なレパートリーのひとつになりました。こうした歌曲や他の楽器のための作品を、パユの甘美で印象的な音色には、ロマティックさとともに弱音から奏でられる淡い独自の絶品な表現力があります。「私はモザイク画を大きくするよりも、緻密さを追求したい」と語っているとおり、パユが描いた音楽そのものがこのアルバムに散りばめられています。

ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き
日本語解説書には、ランパル協会会長のドゥニ・ヴェルーストによる作品解説の日本語訳、木幡一誠氏による書き下ろし解説を掲載(ワーナーミュージック・ジャパン)

名人直伝!長岡鉄男の「スピーカーユニットの上手な使い方」発売

名人直伝!長岡鉄男の「スピーカーユニットの上手な使い方」

~エコーズに残されたクラフト入門編と長岡ワールドの今~

スピーカークラフトの偉人・長岡鉄男氏は、1970年代から80年代後半まで、フォステクスの販促誌「エコーズ」にスピーカークラフト入門の記事を連載していた。その内容は一部、音楽之友社のONTOMOMOOKに転載されたほかは、ほぼ手付かずの状態だ。その分量はおおよそ、B5・100ページ分。
本MOOKではこの手付かずのコンテンツを復刻し、あわせて現行ユニットとの関連性を付け加える記事を中心に置いた。さらに、前述のクラフトを支えたフォステクス社に関する記事、その伝統が息づく当社試聴室のサウンド、そして関連のショップ、工房を収め、「音のクラフト入門編」となる一冊。

名人直伝!長岡鉄男の「スピーカーユニットの上手な使い方」 – 音楽之友社 (ongakunotomo.co.jp)

stereo誌 2023年08月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/ライヴ・イン・トーキョー

ライヴ・イン・トーキョー

半世紀に渡り日本のジャズ界を盛り上げてきた偉大なる功労者、故 石塚孝夫氏(オールアート・プロモーション代表)追悼企画。世界的にも歴史的価値の高い、日本制作原盤の名作の数々を後世に残す復刻シリーズがスタート!!

ジーン・ハリス、ジェフ・ハミルトンとの黄金トリオによる来日ライヴが、2枚組CDとして復活。「ユー・アー・マイ・サンシャイン」、「酒とバラの日々」等、スタンダード・ナンバーを極上のスウィング感と歌心で聴かせる。(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2023年08月号 今月の変態ソフト選手権!/アルヴォ・ペルト: ラメンターテ(LPレコード)

アルヴォ・ペルト: ラメンターテ<限定盤>(LPレコード)
オヌテ・グラジーニテによるペルト「ラメンターテ」がLPでリリース!
世界1000セット限定盤!2020年9月11日に85回目の誕生日を迎えたアルヴォ・ペルト。現存する作曲家のなかでもとりわけ人気のあるひとりですが、その誕生を祝って彼の孫の世代1996年生まれの若手ピアニスト、オヌテ・グラジーニテが彼の作品集をリリース。
彼女は名前から察せられるように、近年注目を集めているリトアニアの女流指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラの実妹。6歳から生地ヴィリニュスのチュルリョーニス芸術学校で学び、2015年からはハノーファー芸術大学でローランド・クリューガーに師事。この録音がデビュー盤となりますが、ペルトの透明無垢な音世界を見事に表現しています。
LPに収録されている2002年作の協奏作品「ラメンターテ」は全10部から成る40分の大作。まるでフュージョンのようにオシャレなピアノの澄んだ響きと美しい背景を作るオーケストラの織りなす世界に酔いしれます。
すべてが静謐でピュア、極上のヒーリング系BGMとしても最適です。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年08月号 今月の変態ソフト選手権!/マリンバ・ソウル

マリンバ・ソウル

世界の多様なステージやセッションで活動を繰り広げるマリンバ奏者ミカ・ストルツマンJ.S.バッハ&クロスオーバー・ソロアルバム『マリンバ・ソウル』をニューリリース!リチャード・ストルツマン(クラリネット)がスペシャル・ゲストとして参加!

「ミカのサウンドは私にとっての一種の宝石です…いつもあたたかく感じるのです」――キース・ジャレット2022年レコードの日で好評を得た厳選4曲入りLP『Solo』からの3曲(<シャコンヌ>はCDの為に再録音)に加え、新たに7曲を収録した完全版CDがリリース。さらに日本盤には特別ボーナストラックとして、リチャード・ストルツマンをフィーチャーした<イマジン>を収録!上下左右の音場を自由に飛び回りつつトータライズされてゆく木々の鳴り響き、あたたかな音楽。マリンバの重く深い低音から突き抜ける高音までを艶やかに捉えた贅沢なサウンド。ヨーヨー・マ、ウィントン・マルサリス等のプロデュースで知られるスティーヴン・エプスタイン(グラミー17回受賞、35回ノミネート)、フルオーケストラからブラッド・メルドーまでアコースティック作品の実績名高いリック・ジェイコブソンら、第一線の制作陣による超強力盤!重厚な造形美をたたえるJ.S.バッハを主軸に、キース・ジャレット、チック・コリア、マンシーニ、モリコーネ、ポール・サイモン、スティング、さらにコンテンポラリーやわらべうたまでをも絡める選曲・配置も絶妙。すべての音楽ファン、そしてオーディオファンにも鳴らしどころ満載の高音質マリンバアルバム!(発売・販売元 提供資料)