MYUtakasaki

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新譜紹介

stereo誌 2024年04月号 今月の変態ソフト選手権!/ジョン・ケージ: Music for Three

ジョン・ケージ: Music for Three
ARDミュンヘン国際音楽コンクール覇者
チェコの天才が奏でるジョン・ケージの世界!若手演奏家の登竜門の中でも最難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールの2010年のホルン部門で第1位、聴衆賞、最優秀新作演奏賞、ニュー・フィルハーモニー・ヴェストファーレン特別賞を受賞するなど圧倒的な成績を収め、ラデク・バボラークの後継者的存在としてその名を世界に轟かせたチェコの天才ホルニスト、プジェミスル・ヴォイタ(1983-)。続く2011年のベートーヴェン・フェスティヴァル・ボンでもベートーヴェン・リング賞を受賞するなど目覚ましい活躍を繰り広げたヴォイタは、ドレスデン・シュターツカペレのアカデミーからベルリン・シュターツカペレ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席奏者へと転身。2015年から2019年まではケルンWDR交響楽団の首席ホルン奏者を務めるなど世界屈指のホルニストです。(発売・販売元 提供資料 )

stereo誌 2024年04月号 今月の変態ソフト選手権!/初音ミクシンフォニー~Miku Symphony 2023 オーケストラライブ

2016年から続く初音ミクシンフォニーのオーケストラコンサートを商品化。2023年は初音ミクの16周年のアニバーサリーイヤーで、記念すべき年の10月14日(土)のパシフィコ横浜公演を収録。

初音ミクシンフォニー~Miku Symphony 2023 オーケストラライブ – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

【TOWER RECORDS ONLINE】

ノラジョーンズ/ヴィジョンズ

これまでに9度グラミー賞を受賞し、5年振りとなった2022年の来日公演も大きな話題を呼んだノラ・ジョーンズ。それ以降も自身のポッドキャスト番組「Norah Jones Is Playing Along」に出演したレイヴェイ、デイヴ・グロール、ロバート・グラスパー、ロジック等とのコラボレーションや、『リトル・ブロークン・ハーツ』のデラックス・エディションなど精力的にリリースを続けている彼女だが、自身9枚目となる待望のニュー・アルバムのリリースが決定した。(解説より)

オーディオ誌でも当然紹介されると思いますので、試聴してみました。

e-onkyo music(flac 96kHz/24bit)でダウンロードしました。

高域は30KHzまで伸び低域も50Hzにピークがあり量感も充分。

気にかかるのが、音圧レベル。

RMS値が-10。J-popと同じレベルで、小中音量再生を視野に入れたマスタリング。

大音量再生した場合、窮屈になるかもしれません。

シングルレイヤーSACD~SHM仕様も販売してますが、同じマスタリングか調べてみたい。

変態ソフトで紹介したら、読者に真面ですねと皮肉をいわれます。

 

Genelec 8351B

Genelec 8351Bを試聴する機会がありました。

8351B – ジェネレックジャパン (genelec.jp)

Genelecはmusikelectronic geithainと共にスタジオモニタースピーカーの定番製品。

musikelectronic geithainのRL904は試聴していたので違いに驚きました。

RL904 – イースタンサウンドファクトリー (esfactory.co.jp)

低域の量感は8351Bの方がサイズが大きいので当然あります。

中高域は8351Bは明るめに鳴り、RL904は冷静に鳴る感じです。

弦はRL904が繊細で艶っぽくなる感じで、ポピュラー系は8351Bクラシック系はRL904

で聴きたいですね。

RL904画像

stereo誌 2024年03月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!//メシアン: トゥーランガリラ交響曲

メシアン: トゥーランガリラ交響曲
完璧なリズム、絢爛なるハーモニー
ピアノとマルトノの官能的な対話
トゥーランガリラ交響曲を世界初録音したトロント交響楽団
新音楽監督ヒメノ×アムラン×ナタリー・フォルジェによる
2023年最新録音にして決定的名盤!トゥーランガリラ交響曲。メシアンの最初の大規模な管弦楽曲であり、フランス生まれの電子楽器オンド・マルトノが用いられているほか、ピアノやチェレスタなど鍵盤楽器も登場する編成、そしてその壮大なスケールで音楽史上燦然と輝く大名作のひとつです。ここでまた注目の新譜が登場します!管弦楽は、1967年に、小澤征爾指揮、メシアン立ち合いのもと、本作を世界初録音したオーケストラであるトロント交響楽団。1922年に設立された同団の100周年記念の一環として、大変に力の入ったプロジェクトといえるでしょう。音楽監督に新しく就任したヒメノ(2020/21のシーズンから音楽監督に就任。ルクセンブルク・フィルの音楽監督でもあります)との初共演盤でもあります。ピアノにはカナダを代表するピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。マルトノにはメシアン研究家で、ツェンダーやカンブルランら様々な指揮者とも共演しているナタリー・フォルジェ。2016年よりパリ国立高等音楽院でマルトノ科の教授も務めている人物です。発売・販売元 提供資料

stereo誌 2024年03月号 今月の変態ソフト選手権!/ドヴォルザーク: 交響曲第9番《新世界より》

ドヴォルザーク: 交響曲第9番《新世界より》、スラヴ舞曲より5曲、スメタナ: 《売られた花嫁》序曲、交響詩《我が祖国》より「モルダウ」<タワーレコード限定>
※限定盤。世界初SA-CD化(2-4)。SA-CDハイブリッド盤。ステレオ録音
※2023年最新マスタリング音源使用(英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザインを使用(ブックレットに他のジャケットも一部掲載)

stereo誌 2024年03月号 今月の変態ソフト選手権!/L・W・バラード: 作品集

L・W・バラード:作品集
ルイス・ウェイン・バラードは最初の北米先住民族の音楽家の一人であり、居住区のクアポー語で「ホンガノゼ=鷲とともに立つ」を意味する別名でも知られています。彼はタルサ大学で音楽を学び、卒業後はニューメキシコ州サンタフェのアメリカン・インディアン・アート研究所(IAIA)で働きました。当時この地域の若い学生たちは自分たちの部族の歌を知らなかったため、バラードは先住民たちの歌を集め、これらについて講義したり教えたりしています。北米の民俗音楽や舞曲、そして神話から影響を受けた彼の作品は12音を採り入れながらも、調性的であり、ユニークな打楽器の用い方でも異彩を放ちます。このアルバムには4作品を収録。
クアポー族の舞曲と楽器を用いた「悪魔の散歩道」、6つの「アボリジニ幻想曲」から音楽の神の名を持つ第3番「ココペリ」、オクラホマ州創立60周年を記念して作曲されたバラードの3番目のバレエ音楽「4つの月」、2つの部族の会話を風刺的に扱った「インディアンの生活」からの情景。どれもリズミカルな要素を持つ親しみやすい音楽です。(ナクソス・ジャパン)

stereo誌 2024年03月号 今月の変態ソフト選手権!/ボロン: タロの素晴らしき世界

ボロン: タロの素晴らしき世界

レネ・ミュンヒ(マリンバ)イェナ・フィルハーモニー管弦楽団ファブリース・ボロン(指揮)

指揮者としての活躍に加え、最近は「子羊から聞こえるあなたの声」(8.574015)や「生まれない孫たち」(8.574456)の作曲者として、またヤナーチェクの歌劇《利口な女狐の物語》の室内楽版編曲者として、活動の幅を広げているファブリース・ボロン。このアルバムに収録された『タロの素晴らしき世界 – 時空を超える音楽の旅』は2017年に南西ドイツ放送(SWR)交響楽団の委嘱で書かれた作品。子供たちや、クラシック音楽になじみのない大人たちのための一種の入門編であり、”トルヒーリョ”という惑星に住む324歳(!)の子供タロは「イヤーワームの穴」を使って惑星から惑星へと飛び回り、さまざまな音の世界を発見するという物語です。作品中にはヴィヴァルディ、ラヴェル、グリーグ、チャイコフスキーらのお馴染みの旋律や、時にはロックやジャズまで多彩な音楽が現れ、これらはボロンの手によって再構築され新たな世界を作り上げます。途中で聴こえてくるマリンバの音はタロを表し、その音は背景の音と混然一体となって、聴き手をクラシックの世界へといざなうという趣向です。CDにはナレーションなしのヴァージョンが収録されていますが、ドイツ語ナレーション付きのデジタル限定バージョン(9.70356)も用意されています。(ナクソス・ジャパン)

ボロン: タロの素晴らしき世界 – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

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初期ステレオ録音集 第6集 – シベリウス編

初期ステレオ録音集 第6集 – シベリウス編

丁寧なリマスターで美しく復刻 1953 年ステレオ録音の貴重なシベリウス最初期のステレオ録音に特化した First Handレーベルの注目企画、第 6 弾はシベリウス音源を集めたもの。

試聴トラックがありましたが、期待が持てそうです。

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板起こし

ファイルウェブで「笠置シヅ子「東京ブギウギ」、貴重SP盤からデジタル復刻。関係者が語る作業秘話」

笠置シヅ子「東京ブギウギ」、貴重SP盤からデジタル復刻。関係者が語る作業秘話 – PHILE WEB

の記事があった。NHK 朝の連続テレビ小説「ブギウギ」で放映中。

文中に「笠置シヅ子の場合は「流行歌手」であったことが災いしたのか、金属原盤もすでに多くが廃棄されてしまっていたのだという。そのため、当時発売されたSPレコードを入手し、そこから「板起こし」することでデジタル化の作業が行われた。」とある。

私も地元の中学校で校歌のSP盤が発見されたので、CD化出来ないか相談を受けた。

手間が掛かることは判っていたので、断ろうとしたが校長が同級生で幼馴染。

結局、引き受けることになった。

作曲は團伊玖磨氏。昭和25年に日本ビクターに制作依頼し、5枚PTA会費で制作したそうだ。

当時としては相当な費用が掛かったようである。

SP盤を受け取り、検盤。状態は傷が多く汚れもひどい。

ポイントは盤をどれくらい洗浄できるか。マスターとなる盤の状態が全て。

プレーヤー、カートリッジは決まっている。レコーダーはZOOMのF4で24bit/176.4KHzで収録。

マスタリングは複数のソフトを使用。笠置シズ子のマスタリングソフトと同じソフトのようである。

最近のマスタリングソフトの進化は速く、ハイ落ちを気にすることも少なく追い込める。

 

レコード芸術2023年総集編

2023年7月号で休刊した『レコード芸術』。恒例の看板企画であった「レコード・アカデミー賞」は、形を変えて「ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞」として行なう。今回は、『レコード芸術』1~7月号の特選盤から月評の各担当筆者が1位から3位までを選定。これまでのような合議・投票により大賞や部門賞などを選出する方法ではなく、各筆者単独によるランキングとする。
ほか、2023年後半に関しては対談形式でのディスク紹介など、「買うべき&聴くべき」ディスクが満載。
別冊付録の「レコード・イヤーブック」は、月刊誌1~7月号巻末掲載分についてはこれまでと同じ形式で、それ以降のディスク情報については簡略化して1冊にまとめた。

ONTOMO MOOK レコード・アカデミー賞 – 音楽之友社 (ongakunotomo.co.jp)

A few words about love…

試聴用に予約しました。

A few words about love…
オランダで出会った名手達の共演!
美しきポーランド歌曲の響き!ポーランド出身のソプラノ、アルドナ・バルツニクと、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位に輝いた川口成彦による注目の共演盤がポーランドのLuna Music(ルナ・ミュージック)から登場。バルツニクは、カロル・リピエンスキー音楽アカデミー、ハーグ王立音楽院で研鑽を積み、これまでに、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、コレギウム1704、オランダ・バッハ協会などの著名な古楽アンサンブルの公演に多数出演。ソリストとしてヴロツワフ・バロック・アンサンブルと共演したCDは、フレデリク賞を3度受賞し、ICMAにもノミネートされています。(東京エムプラス)

 

JBL 4365+Horn Tweeter

JBL 4365にHorn Tweeterを追加したいと要望があつたので、T925AとT500AMKⅢの

試聴比較を行いました。

ジャズ、ロック系はT925Aの方がスピード感と力感が出て、T500AMKⅢはピアノのアタック感

音場が綺麗に再現されるとのことでした。

試聴者はクラシックも聴くとのことでT500AⅢに決定。

以前にも同じようなテストも行ったような気がする。

 

 

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/P. I. チャイコフスキー: 交響曲第4番 へ単調 作品36

チャイコフスキー:交響曲 第4番
秋山和慶 、 日本センチュリー交響楽団

重鎮 秋山和慶の雄弁かつ円熟の「今」を堪能する

我が国音楽界の重鎮、秋山和慶による新録音。緻密に練り上げられた構築性高い音楽が重厚な響きとなって迫る、圧巻の「チャイコフスキー:交響曲 第4番」です。

「恣意的な変化を多用しないテンポ設定とリズムの克明な処理を得て、音楽の骨格が説得力も豊かに像を結ぶ。隅々までフレーズは端正に整い、レガートとノン・レガートの弾き分け方ひとつとっても意味深く、それが曲の構成要素ひとつひとつに、そしてその展開の過程に命を与えていく。チャイコフスキーが持つ”シンフォニー作家”としての資質の再確認を迫るがごときアプローチ。(木幡一誠ライナーノーツより)」

2024年には指揮者デビュー60周年を迎える秋山和慶、その円熟の「今」を堪能する必聴の1枚。(マイスター・ミュージック)

P. I. チャイコフスキー: 交響曲第4番 へ単調 作品36 – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!/火の鳥 全曲版 (1910)

火の鳥 (全曲版) 他
原田慶太楼 、 NHK交響楽団

NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。
全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。
東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーケストラの優秀録音として、オーディオファンにも楽しんでいただける作品となっています。(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!/Britten: War Requiem[2023 Remastered Version]

長岡鉄男の外盤A級セレクション No.66

25歳の若さで戦死した詩人オーウェンの反戦詩をテキストに、第二次世界大戦の犠牲者のためのレクイエムとして作曲されたブリテンの傑作。20世紀最高の声楽作品と言われるこの曲の初演者のメンバーによる記念碑的録音です。
世界初録音から60周年を記念して、オリジナルの1/4インチ・ステレオ・マスターテープの192kHz 24bitの高解像度トランスファーを新たに収録。

Britten: War Requiem[2023 Remastered Version] – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

GUITAR WORKSHOP Vol.1

1973年に創刊し、2010年に休刊となるまで、37年に渡って広く愛読された音楽月刊誌「アドリブ」。
2023年は創刊から50年。それを記念して誌上でベスト・レコードに選定されたビクターの洋邦ジャズ名盤を初SA-CDハイブリッド化する『アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション』。

70年代~80年代、ビクターで制作された名盤を今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリングし初SA-CD HYBRID化。

LPレコードは良く聴いたシリーズ。

ためしに、3枚購入。GUITAR WORKSHOP Vol.1CD層のf特を採ってみた。

f特は50Hz以下は急降下。大体このころのソフトは、このようなf特が多い。

音圧レベルもジャズ・フュージョンとしては標準。

小型スピーカーでも充分楽しめます。

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今年もよろしくお願いいたします。

正月にお薦めのCD。

Hi-Fi録音です。

お正月、慶事には最適の一枚!
上原潤之助、米谷和修、梅屋喜三郎
「初春~和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤~」

三味線、笛、鳴物──和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤!
見事なアンサンブルが、至福のひとときをお届け致します。

純邦楽で、おめでたい時のアルバムと言えば、琴が定番であり、琴をメインに据えたアルバムは数多あります。本作は三味線、笛及び能管、鳴物による演奏であり、また、収録曲にも工夫を凝らし、従来の「おめでたいアルバム」とは違う、新機軸を打ち出した意欲作です。
収録曲は、お正月を始め、慶事に最適な端唄を中心に選曲しました。これぞお正月と言える、笛と、鳴物の囃子から賑やかに始まる「初出見よとて」。笛の音がお正月気分を盛り上げる「獅子は(せんほんかいな)」。清々しいウグイス笛の鳴き声が聞こえる「初音聞かせて」「梅にも春」。今にも獅子舞が出て来そうな「四丁目」「屋台」。本来は歌が入る端唄の曲を、インストにアレンジすることにより、曲そのものが持つ雰囲気を、より明確に際立たせました。
アルバムは、新春に爽やかなひとときを告げる、鶯の鳴き声からスタートし、心晴れ晴れとする、おめでたい楽曲が続きます。思わず「浅草詣り」や、「お伊勢参り」に出掛けたくなります!
長く愛聴して頂ける、おめでたいアルバムの登場です。
なお、ジャケットは、朝日新聞のbeに連載され、話題になった小池真理子氏のエッセイ「月夜の森の梟」の挿絵でも注目された、横山智子氏による、今作のための、書き下ろしオリジナル絵画です。(発売・販売元 提供資料 )

【TOWER RECORDS ONLINE】

 

こちらもお薦めですが、すでに廃盤です。

日本の旋律 -フルートとハープによる日本旋律集 (編曲:矢代秋雄): 春の海, 中国地方の子守唄, 赤とんぼ, 他 (6/3-4/1969) / ジャン=ピエール・ランパル(fl), リリー・ラスキーヌ(hp) [XRCD]

最新マスタリングで蘇る! ランパル&ラスキーヌ、日本の旋律
日本がアナログ期に残した世界に誇る宝、選曲・演奏・録音のすべてが揃ったアルバムがついにXRCDで復刻されます。超一流のフルーティスト、ランパルが全盛期に、ハープ界の第一人者ラスキーヌとの絶妙なコラボで作り上げた「日本の旋律」。日本コロムビアから録音を委嘱されたフランスERATOの名エンジニア、ガルサンの音作りも当時、大きく話題になりました。
日本人なら誰でも聞いたことのある調べの数々に対して、違和感どころか、まるでふつうにわたしたち日本人が口ずさむのとすこしも変わらぬ感覚で、日本のこころをみごとに歌い尽くしています。ここで編曲を手掛けたのは日本を代表する作曲家、矢代秋雄。なお、このたびは初回発売のみにしか収録されなかった宮城道雄の「春の海」を収録、オリジナルの形で復刻いたします。 [コメント提供;キングインターナショナル]

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より

マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より<限定盤>
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻!
深遠すぎる≪スペインのフォリア≫マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場!冒頭には≪スペインのフォリア≫も入った聴きどころ満載の内容です。1976年録音のASTREE音源(現在はAVSA 9872のボックスにSACD Hybrid盤として所収)。ASTREEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるマレの音楽を、とことん味わうことができます。フォリアといっても乱痴気騒ぎのムードはまったくなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。≪人間の声≫での深々としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえる演奏です。ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!(キングインターナショナル)