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stereo誌 2023年04月号 今月の変態ソフト選手権!/GENUG~満ち足りた死へ~

GENUG~満ち足りた死へ~

バッハ、アーレ、シェレ、アルマ・マーラー、グルシュマン

ゴードン・サファリ率いるアンサンブル・バッハヴェルクヴォーカルのそれぞれの時代の「死」への向き合いかたに焦点を当てたアルバム

コラール「イエス、わが喜び」を題材にしたアルバム(MDG-92322076)をリリースした、ゴードン・サファリ率いるアンサンブル・バッハヴェルクヴォーカル。
今回のテーマはJ.S.バッハのカンタータ第82番でも歌われている「わたしは満ち足りている」Ich Habe Genug (it is Enough)。このカンタータは、老人シメオンが救世主たる幼子イエスを抱き、満ち足りた気分で安らかな死を迎えて清められたいと願う場面を題材にしたもの。この言葉をテーマに、バッハ、アーレ、シェレ、アルマ・マーラー、グルシュマンと時代を超えた作曲の作品を収録することにより、死に向き合う人々の考え方の変化を印象的に表したアルバムとなっています。アンサンブル・バッハヴェルクヴォーカルが色々な時代の音楽を柔軟に解釈し、優れた音楽的センスで演奏。MDGの見事な立体音響録音もあいまって、感動的な1枚に仕上がっています。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年04月号 今月の変態ソフト選手権!/信仰の奇跡

信仰の奇跡
注目の作曲家ゴリホフやラミレスのミサ・クリオージャ収録!
ラテン・アメリカの作曲家による宗教作品集!ラテン・アメリカの作曲家による宗教音楽集。この中で最も知名度の高いオズバルド・ゴリホフ(ゴリジョフ)はアルゼンチンの作曲家で両親はルーマニアとウクライナからアルゼンチンに移住してきた。彼の「聖餐」は静謐な祈りに溢れた佳曲、「デモス・グラツィアス」はラテン版伊福部昭といった趣き(映画「モスラ」に出てきそうな音楽である)。ビルバオの「聖ヨハネの祝日」はいかにも民族音楽そのものといった感じの野性的な民衆の祈りの音楽。かつてホセ・カレーラスが録音して一躍有名になった「ミア・クリオージャ」も収録。「セント・マーチン・デ・ポレス」の作曲者メアリー・ルー・ウィリアムスは女性ジャズ・ピアニアトの草分けとしてセロニアス・モンク、ディジー・ガレスピー、チャーリー・パーカー、デューク・エリントンらジャズの巨人たちからも敬愛されていた人物。収録されている作品はいずれも現代音楽にありがちな頭でっかちの作品ではなく、ストレートに心に響いてくる内容。(東武ランドシステム)

stereo誌 2023年04月号 今月の変態ソフト選手権!/かへろかへろと – 山田耕筰歌曲集

かへろかへろと – 山田耕筰歌曲集
阿部雅子 (Classical) 、 西山まりえ

―子供時代の追憶の中に『からたちの花』『この道』『赤とんぼ』といった名曲のルーツを見つけることができる―
―『かへろかへろと』『ほういほうい』『夜中』など、まだ広く知られていない小曲を多く収めている―
―素朴であたたかく、山田の子供時代に、そして聴く者の子供時代に心を巡遊させてくれる愛らしい歌たち―

【録音】
録音会場:神奈川県立相模湖交流センター
録音日:2021 年11 月2 日-4 日 録音フォーマット:DXD

かへろかへろと – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

【TOWER RECORDS ONLINE】

初春~和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤~/ RESPECT RECORD

お正月、慶事には最適の一枚!
上原潤之助、米谷和修、梅屋喜三郎
「初春~和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤~」

三味線、笛、鳴物──和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤!
見事なアンサンブルが、至福のひとときをお届け致します。

純邦楽で、おめでたい時のアルバムと言えば、琴が定番であり、琴をメインに据えたアルバムは数多あります。本作は三味線、笛及び能管、鳴物による演奏であり、また、収録曲にも工夫を凝らし、従来の「おめでたいアルバム」とは違う、新機軸を打ち出した意欲作です。
収録曲は、お正月を始め、慶事に最適な端唄を中心に選曲しました。これぞお正月と言える、笛と、鳴物の囃子から賑やかに始まる「初出見よとて」。笛の音がお正月気分を盛り上げる「獅子は(せんほんかいな)」。清々しいウグイス笛の鳴き声が聞こえる「初音聞かせて」「梅にも春」。今にも獅子舞が出て来そうな「四丁目」「屋台」。本来は歌が入る端唄の曲を、インストにアレンジすることにより、曲そのものが持つ雰囲気を、より明確に際立たせました。
アルバムは、新春に爽やかなひとときを告げる、鶯の鳴き声からスタートし、心晴れ晴れとする、おめでたい楽曲が続きます。思わず「浅草詣り」や、「お伊勢参り」に出掛けたくなります!
長く愛聴して頂ける、おめでたいアルバムの登場です。
なお、ジャケットは、朝日新聞のbeに連載され、話題になった小池真理子氏のエッセイ「月夜の森の梟」の挿絵でも注目された、横山智子氏による、今作のための、書き下ろしオリジナル絵画です。(発売・販売元 提供資料)

ストラヴィンスキー: バレエ音楽「春の祭典」、ムソルグスキー: 組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)/TOWER RECORDS DEFINITION SERIES

フィラデルフィア管弦楽団の黄金時代を引き継いだ垂涎の録音!
密度感の高いムーティと伝統オケとの競演。アナログ録音末期の優秀録音!
新規で本国オリジナル・アナログ・マスターテープより復刻。新規解説付。世界初SACD化

これら2曲はムーティがオーマンディの後を継いでフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任する以前の1978年の録音ですが、既に名人集団を統制しつつもムーティらしい濃厚な音楽に溢れた極上の名演が聴き取れます。
旧EMIによるアナログ末期の録音は今回の高音質化により一層引き立てられました。
まさにオーマンディ時代を継承する黄金サウンドであり、演奏・録音共に最上の音色に仕上がっています。超優秀録音盤を世界初SACD化。
今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。
新規解説付。永久保存盤です。(タワーレコード)

【TOWER RECORDS ONLINE】

石川さゆり「Transcend」/石川さゆり Stereo Sound

名曲「津軽海峡・冬景色」「天城越え」をジャズアレンジで新録!
歌手活動50周年記念アルバム『Transcend』
石川さゆり初のSACDリリース

1973年にデビューした石川さゆり歌手活動50周年を記念して制作されたNewアルバム『Transcend』

本作は、石川さゆりのボーカリストとしての魅力を最大限に伝えるべく、“より良い音“にこだわり、贅を尽くした制作体制がとられているのが大きな特徴のひとつです。

膨大なレパートリーの中から石川さゆりの代表曲6曲を厳選し、3曲を豪華ビッグバンド、3曲を大編成ストリングスオーケストラによる新アレンジ・新録音で収録した作品。

石川さゆり:Transcend(シングルレイヤーSACD)【予約商品・3月31日より順次発送予定】 レコードショップ ステレオサウンドストア (stereosound-store.jp)

ロマンティック/King International 2023年03月19日

ロマンティック
世界的コントラバス奏者 池松宏
直球勝負の新譜の登場!
圧倒的な歌に満ちた音楽
コントラバスとは思えない音、そしてテクニック世界的コントラバス奏者、池松宏。東京都交響楽団首席奏者として、また、サイトウ・キネン・オーケストラや紀尾井ホール室内管弦楽団等のメンバーおよび、室内楽、ソロ等で活躍する傍ら、東京藝術大学教授、国立音楽大学客員教授を務め後進の指導にもあたるなど、誰もが認める、日本の音楽界を代表する世界的コントラバス奏者です。

池松宏が、直球勝負でありながら、こだわりのある選曲の新譜をリリースします。
シューマンのヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調にはじまり、アルペジョーネ・ソナタ、そして、大コントラバス奏者のクーセヴィツキーが編曲したヴォカリーズ。
コントラバスのオリジナル曲で、池松にとって大切過ぎて今まで録音できなかった作品と語る「エレジー」、そして、伴奏のメロディが好きで、これまでに何度となく演奏してきているR.シュトラウスの「あした!」という、充実のリサイタルのようなプログラムです。

ディスク冒頭のシューマンの熱い歌から一気に池松の音楽に引き込まれます。コントラバスであることを忘れさせるテクニックと音色、そして音楽は圧巻。アルペジョーネ・ソナタでは坂野のピアノの美しい音色も冴える中、池松の歌がしみわたります。
小品3篇は、どれも密度の濃い世界が展開されており、コントラバスという楽器を超えた、池松の音楽が開花しています。

ピアノには、池松のデビュー・リサイタルで共演して以来信頼を寄せる坂野伊都子を迎えました。密度の濃いアンサンブルにも注目です。
(1/2)(キングインターナショナル)

マーラー: 交響曲第2番「復活」/Warner Classics 2023年04月28日(LPレコード)

マーラー: 交響曲第2番「復活」<限定盤>

オリジナル・マスターテープより、2023年最新リマスター音源によって、180gアナログLP盤として数量限定生産!

マーラーとの出会いのきっかけともなったこの作品をクレンペラーは大切にし、戦後、各地で何度もとりあげていました。
それらの多くは評判となりましたが、特にこの旧EMIへのセッション録音は、充実した内容という名高い名盤の1枚です。

第1楽章の冒頭から気迫に満ち、執拗なまでのコントラバスへのこだわりが有無を言わせぬ迫力を生み出す第1主題部を形成、第2主題部では無用な感傷を排して透明な美感を表出し、それらの明確なコントラストとリズム処理により、推進力に富む力強い音楽を展開。
第2楽章では、後半、ピツィカートに導かれる叙情的な部分でのあたたかな音楽にクレンペラーの作品への愛情が感じられるほか、錯綜としがちな長大な第5楽章では、骨太な表現で一貫、シンフォニックなまとまりの良さで作品を見事に仕上げています。

2023年のクレンペラー没50年を記念して、この名盤をオリジナル・マスターテープより、2023年最新リマスター音源によって、180gアナログLP盤として数量限定生産致します。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

エリー・アーメリング~バッハ・エディション<限定盤>/Australian Eloquence/Decca 2023年03月下旬

エリー・アーメリング~バッハ・エディション<限定盤>

祝90歳記念。「完璧なバッハ・ソプラノ」によるバッハ声楽曲集。CD20枚組BOXセット

オランダのソプラノ歌手エリー・アーメリングが今年(2023年)90歳を迎えます。それを記念して、アーメリングがデッカとフィリップスに行ったバッハ録音が初めてまとめて発売されます。CD20枚組BOXセット。限定盤。

アーメリングは『グラモフォン』誌に「最も完璧なバッハ・ソプラノ」と称えられました。

エルネスト・アンセルメ、レイモンド・レッパード、カール・ミュンヒンガー、ヘルムート・ヴィンシャーマンの指揮による13曲のカンタータ、マタイとヨハネの受難曲、ロ短調ミサ曲の他、『クリスマス・オラトリオ』は1966年にミュンヒンガーと、1972年にオイゲン・ヨッフムと録音を行っています。また、珍しいBWV235と236のミサ曲も収録されています。

オリジナル・ジャケット仕様。ブックレット付き。2022年7月にアーメリングの自室で行われた新しいインタビューを基に書かれたオランダの批評家Rene Seghersのエッセーでは、バッハにおけるアーメリングの芸術性が再評価されています。アーメリング自身もこのセットへ寄稿し、偉大なバッハの声楽曲を愛する人すべてに向けてその魅力を伝えています。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)