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新譜紹介

stereo誌 2024年03月号 今月の変態ソフト選手権!/ボロン: タロの素晴らしき世界

ボロン: タロの素晴らしき世界

レネ・ミュンヒ(マリンバ)イェナ・フィルハーモニー管弦楽団ファブリース・ボロン(指揮)

指揮者としての活躍に加え、最近は「子羊から聞こえるあなたの声」(8.574015)や「生まれない孫たち」(8.574456)の作曲者として、またヤナーチェクの歌劇《利口な女狐の物語》の室内楽版編曲者として、活動の幅を広げているファブリース・ボロン。このアルバムに収録された『タロの素晴らしき世界 – 時空を超える音楽の旅』は2017年に南西ドイツ放送(SWR)交響楽団の委嘱で書かれた作品。子供たちや、クラシック音楽になじみのない大人たちのための一種の入門編であり、”トルヒーリョ”という惑星に住む324歳(!)の子供タロは「イヤーワームの穴」を使って惑星から惑星へと飛び回り、さまざまな音の世界を発見するという物語です。作品中にはヴィヴァルディ、ラヴェル、グリーグ、チャイコフスキーらのお馴染みの旋律や、時にはロックやジャズまで多彩な音楽が現れ、これらはボロンの手によって再構築され新たな世界を作り上げます。途中で聴こえてくるマリンバの音はタロを表し、その音は背景の音と混然一体となって、聴き手をクラシックの世界へといざなうという趣向です。CDにはナレーションなしのヴァージョンが収録されていますが、ドイツ語ナレーション付きのデジタル限定バージョン(9.70356)も用意されています。(ナクソス・ジャパン)

ボロン: タロの素晴らしき世界 – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

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初期ステレオ録音集 第6集 – シベリウス編

初期ステレオ録音集 第6集 – シベリウス編

丁寧なリマスターで美しく復刻 1953 年ステレオ録音の貴重なシベリウス最初期のステレオ録音に特化した First Handレーベルの注目企画、第 6 弾はシベリウス音源を集めたもの。

試聴トラックがありましたが、期待が持てそうです。

【TOWER RECORDS ONLINE】

板起こし

ファイルウェブで「笠置シヅ子「東京ブギウギ」、貴重SP盤からデジタル復刻。関係者が語る作業秘話」

笠置シヅ子「東京ブギウギ」、貴重SP盤からデジタル復刻。関係者が語る作業秘話 – PHILE WEB

の記事があった。NHK 朝の連続テレビ小説「ブギウギ」で放映中。

文中に「笠置シヅ子の場合は「流行歌手」であったことが災いしたのか、金属原盤もすでに多くが廃棄されてしまっていたのだという。そのため、当時発売されたSPレコードを入手し、そこから「板起こし」することでデジタル化の作業が行われた。」とある。

私も地元の中学校で校歌のSP盤が発見されたので、CD化出来ないか相談を受けた。

手間が掛かることは判っていたので、断ろうとしたが校長が同級生で幼馴染。

結局、引き受けることになった。

作曲は團伊玖磨氏。昭和25年に日本ビクターに制作依頼し、5枚PTA会費で制作したそうだ。

当時としては相当な費用が掛かったようである。

SP盤を受け取り、検盤。状態は傷が多く汚れもひどい。

ポイントは盤をどれくらい洗浄できるか。マスターとなる盤の状態が全て。

プレーヤー、カートリッジは決まっている。レコーダーはZOOMのF4で24bit/176.4KHzで収録。

マスタリングは複数のソフトを使用。笠置シズ子のマスタリングソフトと同じソフトのようである。

最近のマスタリングソフトの進化は速く、ハイ落ちを気にすることも少なく追い込める。

 

レコード芸術2023年総集編

2023年7月号で休刊した『レコード芸術』。恒例の看板企画であった「レコード・アカデミー賞」は、形を変えて「ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞」として行なう。今回は、『レコード芸術』1~7月号の特選盤から月評の各担当筆者が1位から3位までを選定。これまでのような合議・投票により大賞や部門賞などを選出する方法ではなく、各筆者単独によるランキングとする。
ほか、2023年後半に関しては対談形式でのディスク紹介など、「買うべき&聴くべき」ディスクが満載。
別冊付録の「レコード・イヤーブック」は、月刊誌1~7月号巻末掲載分についてはこれまでと同じ形式で、それ以降のディスク情報については簡略化して1冊にまとめた。

ONTOMO MOOK レコード・アカデミー賞 – 音楽之友社 (ongakunotomo.co.jp)

A few words about love…

試聴用に予約しました。

A few words about love…
オランダで出会った名手達の共演!
美しきポーランド歌曲の響き!ポーランド出身のソプラノ、アルドナ・バルツニクと、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位に輝いた川口成彦による注目の共演盤がポーランドのLuna Music(ルナ・ミュージック)から登場。バルツニクは、カロル・リピエンスキー音楽アカデミー、ハーグ王立音楽院で研鑽を積み、これまでに、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、コレギウム1704、オランダ・バッハ協会などの著名な古楽アンサンブルの公演に多数出演。ソリストとしてヴロツワフ・バロック・アンサンブルと共演したCDは、フレデリク賞を3度受賞し、ICMAにもノミネートされています。(東京エムプラス)

 

JBL 4365+Horn Tweeter

JBL 4365にHorn Tweeterを追加したいと要望があつたので、T925AとT500AMKⅢの

試聴比較を行いました。

ジャズ、ロック系はT925Aの方がスピード感と力感が出て、T500AMKⅢはピアノのアタック感

音場が綺麗に再現されるとのことでした。

試聴者はクラシックも聴くとのことでT500AⅢに決定。

以前にも同じようなテストも行ったような気がする。

 

 

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/P. I. チャイコフスキー: 交響曲第4番 へ単調 作品36

チャイコフスキー:交響曲 第4番
秋山和慶 、 日本センチュリー交響楽団

重鎮 秋山和慶の雄弁かつ円熟の「今」を堪能する

我が国音楽界の重鎮、秋山和慶による新録音。緻密に練り上げられた構築性高い音楽が重厚な響きとなって迫る、圧巻の「チャイコフスキー:交響曲 第4番」です。

「恣意的な変化を多用しないテンポ設定とリズムの克明な処理を得て、音楽の骨格が説得力も豊かに像を結ぶ。隅々までフレーズは端正に整い、レガートとノン・レガートの弾き分け方ひとつとっても意味深く、それが曲の構成要素ひとつひとつに、そしてその展開の過程に命を与えていく。チャイコフスキーが持つ”シンフォニー作家”としての資質の再確認を迫るがごときアプローチ。(木幡一誠ライナーノーツより)」

2024年には指揮者デビュー60周年を迎える秋山和慶、その円熟の「今」を堪能する必聴の1枚。(マイスター・ミュージック)

P. I. チャイコフスキー: 交響曲第4番 へ単調 作品36 – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!/火の鳥 全曲版 (1910)

火の鳥 (全曲版) 他
原田慶太楼 、 NHK交響楽団

NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。
全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。
東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーケストラの優秀録音として、オーディオファンにも楽しんでいただける作品となっています。(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!/Britten: War Requiem[2023 Remastered Version]

長岡鉄男の外盤A級セレクション No.66

25歳の若さで戦死した詩人オーウェンの反戦詩をテキストに、第二次世界大戦の犠牲者のためのレクイエムとして作曲されたブリテンの傑作。20世紀最高の声楽作品と言われるこの曲の初演者のメンバーによる記念碑的録音です。
世界初録音から60周年を記念して、オリジナルの1/4インチ・ステレオ・マスターテープの192kHz 24bitの高解像度トランスファーを新たに収録。

Britten: War Requiem[2023 Remastered Version] – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

GUITAR WORKSHOP Vol.1

1973年に創刊し、2010年に休刊となるまで、37年に渡って広く愛読された音楽月刊誌「アドリブ」。
2023年は創刊から50年。それを記念して誌上でベスト・レコードに選定されたビクターの洋邦ジャズ名盤を初SA-CDハイブリッド化する『アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション』。

70年代~80年代、ビクターで制作された名盤を今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリングし初SA-CD HYBRID化。

LPレコードは良く聴いたシリーズ。

ためしに、3枚購入。GUITAR WORKSHOP Vol.1CD層のf特を採ってみた。

f特は50Hz以下は急降下。大体このころのソフトは、このようなf特が多い。

音圧レベルもジャズ・フュージョンとしては標準。

小型スピーカーでも充分楽しめます。

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今年もよろしくお願いいたします。

正月にお薦めのCD。

Hi-Fi録音です。

お正月、慶事には最適の一枚!
上原潤之助、米谷和修、梅屋喜三郎
「初春~和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤~」

三味線、笛、鳴物──和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤!
見事なアンサンブルが、至福のひとときをお届け致します。

純邦楽で、おめでたい時のアルバムと言えば、琴が定番であり、琴をメインに据えたアルバムは数多あります。本作は三味線、笛及び能管、鳴物による演奏であり、また、収録曲にも工夫を凝らし、従来の「おめでたいアルバム」とは違う、新機軸を打ち出した意欲作です。
収録曲は、お正月を始め、慶事に最適な端唄を中心に選曲しました。これぞお正月と言える、笛と、鳴物の囃子から賑やかに始まる「初出見よとて」。笛の音がお正月気分を盛り上げる「獅子は(せんほんかいな)」。清々しいウグイス笛の鳴き声が聞こえる「初音聞かせて」「梅にも春」。今にも獅子舞が出て来そうな「四丁目」「屋台」。本来は歌が入る端唄の曲を、インストにアレンジすることにより、曲そのものが持つ雰囲気を、より明確に際立たせました。
アルバムは、新春に爽やかなひとときを告げる、鶯の鳴き声からスタートし、心晴れ晴れとする、おめでたい楽曲が続きます。思わず「浅草詣り」や、「お伊勢参り」に出掛けたくなります!
長く愛聴して頂ける、おめでたいアルバムの登場です。
なお、ジャケットは、朝日新聞のbeに連載され、話題になった小池真理子氏のエッセイ「月夜の森の梟」の挿絵でも注目された、横山智子氏による、今作のための、書き下ろしオリジナル絵画です。(発売・販売元 提供資料 )

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こちらもお薦めですが、すでに廃盤です。

日本の旋律 -フルートとハープによる日本旋律集 (編曲:矢代秋雄): 春の海, 中国地方の子守唄, 赤とんぼ, 他 (6/3-4/1969) / ジャン=ピエール・ランパル(fl), リリー・ラスキーヌ(hp) [XRCD]

最新マスタリングで蘇る! ランパル&ラスキーヌ、日本の旋律
日本がアナログ期に残した世界に誇る宝、選曲・演奏・録音のすべてが揃ったアルバムがついにXRCDで復刻されます。超一流のフルーティスト、ランパルが全盛期に、ハープ界の第一人者ラスキーヌとの絶妙なコラボで作り上げた「日本の旋律」。日本コロムビアから録音を委嘱されたフランスERATOの名エンジニア、ガルサンの音作りも当時、大きく話題になりました。
日本人なら誰でも聞いたことのある調べの数々に対して、違和感どころか、まるでふつうにわたしたち日本人が口ずさむのとすこしも変わらぬ感覚で、日本のこころをみごとに歌い尽くしています。ここで編曲を手掛けたのは日本を代表する作曲家、矢代秋雄。なお、このたびは初回発売のみにしか収録されなかった宮城道雄の「春の海」を収録、オリジナルの形で復刻いたします。 [コメント提供;キングインターナショナル]

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より

マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より<限定盤>
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻!
深遠すぎる≪スペインのフォリア≫マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場!冒頭には≪スペインのフォリア≫も入った聴きどころ満載の内容です。1976年録音のASTREE音源(現在はAVSA 9872のボックスにSACD Hybrid盤として所収)。ASTREEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるマレの音楽を、とことん味わうことができます。フォリアといっても乱痴気騒ぎのムードはまったくなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。≪人間の声≫での深々としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえる演奏です。ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!(キングインターナショナル)

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!/F.クープラン:ヴィオール曲集 1728

F.クープラン:ヴィオール曲集 1728<限定盤>
サヴァールのASTREEデビュー盤。
ぞくっとするほどの濃厚な美しさ。1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集。もともとサヴァールの一連の録音はASTREEレーベルからのリリースでした(のちに、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げ新録音をリリースすると同時に、1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集のLP盤。故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。当時30代前半だったサヴァールが、同世代の名手ふたりとともに、はりつめた緊張感にみちた素晴らしい演奏を展開している大名盤です。この「ヴィオール曲集」(1728)は、クープラン晩年の作品。その創作力、才能が絶頂にあった頃のものです。1728年は、クープランの宮廷の中でも最高のヴィオール奏者といわれたフォルクレと並ぶマラン・マレが逝去した年でもありました。晩年になってもバス・ド・ヴィオールに取組んだことも興味深いですが、クープランは、当時すでに消えかかっていた伝統に敬意を表したとも考えられるでしょう。第1組曲は7曲から成り、フランスのスタイルで書かれた懐古的な性格を持ちます。ガヴォット楽章の和音など、思わずぞくっとするほどの美しさ。終曲の壮麗なパッサカイユ(またはシャコンヌ)も見事としか言いようがありません。第2組曲は4曲から成り、こちらはどちらかというとイタリア的。第3曲の「葬儀」は静謐な緊張感に満ちた傑作。終曲の「白いシャツ」は無窮動の曲で、超絶技巧が要求されます。サヴァール、そしてコープマンとモレットの見事な演奏、注目です!
ここでも、ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!(キングインターナショナル)

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!/TOHJIN classical guitarist

TOHJIN classical guitarist
島崎陶人独自の解釈と奏法がクラシックの小品を現代に蘇らせる
こんなに楽しく聴けるクラシック・ギターの演奏が他にあっただろうか兵庫県神戸市出身で、関西中心に活動するクラシック・ギタリスト島崎陶人の初CD。島崎は現在74才。キャリアは50年以上のベテランだが、これまで誰にも師事することが無く、演奏方法も独特なために異端児扱いされ、正当な評価を受けることなく今日に至っている。

収録された全17曲は殆どがよく知られたクラシックの小品だが、音が出た瞬間に立ち上がりがよく表情豊かな音に通常のクラシック・ギターとは異なる世界が提示される。

音の秘密は島崎が長い年月をかけて創りあげて来た独自の奏法と改造されたギターにある。前者は主に島崎がギターの弦を斜めに切るように弾くことだが、文書で表現することは極めて困難である。後者はギターのサドル部分のみ残してブリッジを削り取った上でギターのトップ(表面板)に穴を開けて弦を固定する大胆な改造を行うことにより成し得たものである。尚、ギターの改造は手先の器用な島崎本人の手による。

ジャケット及びブックレットには演奏とは趣の異なるほのぼのとしたイラストを用いているが、島崎の楽曲に対するイメージを表現したもの。因みにイラストは全て島崎の一番弟子の女性によるもの。

本作は元々自主制作盤としてWaon Records傘下のAlquimista(アルケミスタ)レーベルから2021年11月にリリースされたものだが、今般オリジナルの状態で新レーベルShinRec( 実際の本CD制作者)の名義で再発売する。島崎の唯一無二の演奏のみならずShinRecが信条とする2本のマイクとDSD5.6MHZによる高音質録音がもたらす空気感のある自然な音を是非お聴きになってください。(キングインターナショナル)

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!/熱海海上花火大会

1993年熱海市坂本邸(6階建てビル)屋上での録音。レーベルはビクター。20ビットK2スーパー・コーディング。

長岡鉄男ダイナミックソフト、観音力で紹介。

CDの品番はVICG-5380(廃盤)

花火/熱海海上花火大会|音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~

シューマン三部作/イザベル・ファウスト

シューマン三部作 [3CD+Blu-ray Disc]
ファウスト、ケラス、メルニコフ
エラス=カサド&FBO
最強のメンバーによるシューマンが
3CD+1BDボックスで登場!
映像には初出の「序曲、スケルツォと終曲」も収録!ファウスト、ケラス、メルニコフというスーパースターたちによる、シューマンの協奏曲+ピアノ三重奏曲プロジェクトがボックスで登場します!映像は再登場にあわせてブルーレイ化、さらに単独で発売されていた時には含まれなかった管弦楽曲「序曲、スケルツォと終曲」が収録されております!

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)という、いまや世界が認める存在となった三人による、シューマン・プロジェクトが始動します。シューマンの協奏曲3曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3曲のレコーディングをするというこのプロジェクトは、3人が、ヨーロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽器は、ガット弦の弓を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラに決定。指揮はパブロ・エラス=カサド。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシューマン像が完成しました。(キングインターナショナル)

〈タワレコ限定・高音質〉イシュトヴァン・ケルテス名盤3タイトル

〈タワレコ限定・高音質〉イシュトヴァン・ケルテス名盤3タイトル~ユニバーサル音源復刻“VINTAGE SA-CD COLLECTION”第33弾

 

タワーレコード・オリジナル企画盤  UNIVERSAL x TOWER RECORDS
“ユニバーサル音源”復刻 SA-CDハイブリッド盤のシリーズ最新作
“VINTAGE SA-CD COLLECTION” 第33弾
ケルテス没後50年 企画盤 新規マスタリング
演奏、音質ともに秀逸な歴史的超名盤3点
DECCA音源 優秀録音盤
(ステレオ録音)(一部世界初SA-CD化)(盤面印刷:緑色仕様)

1. ウィーン・フィル/ドヴォルザーク:新世界、イスラエル・フィル/モルダウ、スラヴ舞曲より他
2. ロンドン響/コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」、ガランタ舞曲、孔雀による変奏曲他
3. ウィーン・フィル、ロンドン響/モーツァルト:レクイエム、フリーメーソンのための葬送音楽他
各税込 3,548円 限定盤

新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから高品位デジタル化(ダイレクトDSD化)後、
本国の専任エンジニアによる最新のマスタリングを行いました
山野 雄大氏による各新規序文解説付。オリジナル・ジャケット・デザイン(一部を除く)使用。

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stereo誌 2023年12月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/History of Stanley

History of Stanley

NUA Percussion Group(打楽器)

名古屋芸術大学打楽器専攻生によって構成されたNUA Percussion Groupの演奏による、Stanley Leonard氏の作品集である。曲目は2023年にNUA Percussion Groupのために作曲された《Reflections》と、1972年米国カーネギーメロン大学のために作曲された《Circus》の2曲である。Stanley Leonard氏にとって初めて作曲した打楽器室内楽作品。

History of Stanley – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

 

 

 

 

stereo誌 2023年12月号 今月の変態ソフト選手権!/カヴァリエーリ: エレミアの哀歌

カヴァリエーリ: エレミアの哀歌
枠にとらわれない大胆な書法
異才作曲家カヴァリエーリの名作カヴァリエーリは外交官・振付師・オルガニスト・作曲家という経歴を持つ異才で、現存する作品はごく少ないものの、当時の最先端をゆくスタイルを用い、声楽・オペラの発展に大きく寄与した人物。『エレミアの哀歌』は彼の代表作と言え、伝統的な5声のア・カペラ合唱だけでなく通奏低音つきの独唱や二重唱も登場します。またおどろくような和声進行など、およそルネサンス・ポリフォニーの枠から逸脱した革新性を持っていますが、同時にたまらない美しさをたたえた感動的な名作です。声楽アンサンブル「プロフェティ・デッラ・クインタ」はエラム・ロテムによってイスラエルのガリラヤ地方で創設され、現在はスイスのバーゼルを拠点として活動しています。10年かけて『エレミアの哀歌』を研究・演奏してきた団体であるため、とても高い完成度の演奏がお聴きいただけます。(キングインターナショナル)