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stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の特選盤/リコーダーをともなうバロック協奏曲

stereo誌 2022.11月号 ステレオディスクコレクション 今月の特選盤/リコーダーをともなうバロック協奏曲

リコーダーをともなうバロック協奏曲
スウェーデンの南部、スコーネ県の小さな村ホール(Hoor)では2012年から毎年、この村を本拠とする古楽アンサンブル「ホール・バロック」によるバロック音楽祭が開催されています。彼らは一年を通した室内楽シリーズも行なっていて、プレーヤーの数と楽器編成はプロジェクトによって変わるものの、この地域を拠点に活動するスウェーデンとデンマークの古楽器音楽家による中心メンバーは固定されています。ホール・バロックは積極的な録音活動も知られ、ダン・ラウリン夫妻共演による『テレマン、コレッリ、バッハ』(BIS SA 2235)につづくルーマンの《ゴロヴィン伯爵の祝宴のための音楽》(BIS SA 2355)で2020年のスウェーデン・グラミー賞を受賞。モンテヴェルディの歌劇《オルフェオ》の全曲録音(BIS SA 2519)にルンドのバロック・アンサンブルとともに起用されました。
リコーダー奏者のエメリ・ルース Emelie Roosは、ホール・バロックの中心メンバーのひとりとして、これらの録音にも参加。最初のアルバムでは、コレッリの「2つのリコーダー」の《協奏曲第4番 ニ長調》と《協奏曲第8番 ト短調》でダン・ラウリンと一緒にソロを受け持ちました。(発売・販売元 提供資料)

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