チェロの黄金期を描く! スティーヴン・イッサーリスの最新作!
チェロ史上最も充実していた1878年から1888年に焦点を当てた注目のプログラム!
イッサーリス自身による解説付き!
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス最新作!チェロの歴史上、特に実りの多かった10年に着目した魅力たっぷりのプログラム!ブラームスの《チェロ・ソナタ第2番》や、チェロで演奏されることも多いフランクの《ヴァイオリン・ソナタ》、そしてサン=サーンスの《白鳥》やフォーレの《エレジー》が生まれた1880年代に焦点を合わせ、ブルッフの有名な《コル・ニドライ》(1881年出版)や、1880年に開催された新音楽時報(Neue Zeitschrift fur Musik)主催のコンクールに提出されたリヒャルト・シュトラウスとルイーゼ・アドルファ・ル・ボーのソナタなどを取り上げています。(イッサーリスによれば、ドイツ・ロマン派の女性作曲家、ル・ボーのソナタはTwitterでのやりとりをきっかけにその存在を知り、この作品を収録するために、アルバム・タイトルを「1880年代」ではなく「1878-1888」にしたとのこと。)さらに脚注として、別の作曲家の手による《コル・ニドライ》や、ブルッフの《コル・ニドライ》に引用されているアイザック・ネイサン(「オーストラリア音楽の父」として知られる英国の作曲家、指揮者チャールズ・マッケラスはネイサンの子孫)の哀歌《ああ、彼等のために泣け Oh! weep for those》も収録されており、イッサーリスの巧みなキュレーションが光ります。(東京エムプラス)