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『レコード芸術』2023年03月号 新譜月評 優秀録音/ネーメ・ヤルヴィ・イン・コンサート

『レコード芸術』2023年03月号 新譜月評 優秀録音/ネーメ・ヤルヴィ・イン・コンサート

ネーメ・ヤルヴィ・イン・コンサート

父ヤルヴィの最新ライヴ! 2019年のコンサートから85歳記念盤が登場!

持ち前の躍動感を失わずより深遠な音楽へ!
ブラームスとモーツァルトの声楽曲も加えた貴重なライヴ盤!

旧ソ連時代のタリンに生まれ、エフゲニー・ムラヴィンスキーに師事するなどし、今やエストニアを代表する世界的巨匠となったネーメ・ヤルヴィが2022年の初夏に85歳を迎えました。そこで、2019年に行われた音楽監督&首席指揮者の任にあるエストニア国立交響楽団(ENSO)とのコンサート・ライヴ盤を記念盤としてリリース。
500タイトル近くに及ぶ膨大な、そして多彩な内容のレコーディングという偉大な業績を誇り、2018年の英グラモフォン賞において「生涯功労賞(ライフタイム・アチーヴメント賞)」を受賞したエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ魅力の詰まった一枚が登場しました。演奏もライヴということもあり、より一層緊張感に溢れたものになっています。
ワーグナーとレーガーの管弦楽作品だけでなく、あまり演奏されることのないブラームスの声楽曲《運命の歌》にも注目です。最後はモーツァルトの名曲《アヴェ・ヴェルム・コルプス》で幕を閉じます。
レコード芸術特選盤に選出された前作「フランスの舞台音楽(PCHAN20151/CHAN20151)」に引き続きご期待ください。(東京エムプラス)

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