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stereo誌 2026年02号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/ベートーヴェン、リゲティ、レフコウィッツ: 弦楽四重奏曲集

クァルテット・インテグラ
ベートーヴェン、リゲティ、レフコウィッツ: 弦楽四重奏曲集

 

結成10年、国内外の躍進目覚ましいクァルテット・インテグラが超こだわりのハイ・ファイ・レーベルYarlungから世界デビュー!
ミュンヘンARD、ウィグモア・ホール、バルトークなどの主だった国際コンクールでの入賞はもとより、近年の日本での演奏活動やライヴノーツ・レーベルから続々とリリースされる録音で高精度かつ生命感に満ちた演奏が高評価のクァルテット・インテグラ。ロサンゼルスのコルバーン・スクールでマーティン・ビーヴァーやクライヴ・グリーンスミス(いずれも東京クヮルテットのメンバー経験者)のもとで研鑽を積んでいましたが、3年の研鑽期間満了に際して素晴らしい録音を卒業制作として残してくれました。ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲に聴く深みと軽やかさ、リゲティの第2番での静謐さと激烈さの両極を往き来しつつ披露される超絶技巧や様々な奏法は実に見事。3曲目はロサンゼルス在住の作曲家レフコウィッツの新作で、モンテヴェルディのオペラ《ポッペアの戴冠》中のアリアをモチーフにしています。タイトルの「緑の山々、今は黒く」は2024年にロサンゼルス一帯を襲った山火事を指しており、曲は詠嘆するように始まりますが、やがて抒情的に展開し浄化されるかのように終わります。
Yarlungレーベルはこの録音をいつものようにワンポイント方式で収録。フランク・シナトラが愛用していたマイクAKG C24を使い、自社設計の真空管マイク・アンプなどのこだわりの機材に加え、ケーブルは極力短く、また編集も極力行わずに長いテイクを使うなどして完成したアルバムのサウンドは、リアルそのもの。位相管理などを徹底したオーディオ装置やヘッドホンで聴くと、そのリアリティが更によく伝わることでしょう。
尚、レーベルによれば日常生活から超越的な世界への入り口の象徴として鳥居をジャケットに採用したとのこと。

この度Yarlung Recordsから私たちのアルバムをグローバルリリースすることになりました!3年間過ごしたロサンゼルスの集大成として、こうして形に残すことができて嬉しいです。アルバム作成にあたり、Yarlung Recordsさんとの機会を与えてくださった私たちの恩師Martin Beaverに感謝いたします。プログラムはベートーヴェン最後のカルテット、リゲティ2番、そしてDavid S. Lefkowitzとかなりかっこいいプログラムになっているのではないでしょうか!たくさんの方々に聴いていただきたいです。–クァルテット・インテグラ

※国内仕様盤には、原盤解説の抄訳が付属します。(ナクソス・ジャパン)

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stereo誌2026年02月号 今月の変態ソフト選手権/伊福部昭総進撃 キング伊福部まつりの夕べ 実況録音

伊福部昭総進撃 キング伊福部まつりの夕べ 実況録音

オルガン: 石丸由佳
ピアノ: 松田華音
指揮: 和田薫 、 本名徹次
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

伊福部昭、生誕110年記念”キング伊福部まつり”のフィナーレに企画された熱狂のコンサートをまるごと実況録音。ピアノ、パイプオルガン、オーケストラと伊福部音楽のフルコースを会場の熱気とともにお届けします。 (C)RS

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伊福部昭総進撃 キング伊福部まつりの夕べ 実況録音 – 石丸由佳/松田華音/和田薫/本名徹次/東京フィルハーモニー交響楽団 – Qobuz Web Player

stereo誌2026年02月号 今月の変態ソフト選手権/ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー/トランキライザー

現代音楽シーンにおいて、静かに、しかし圧倒的な影響力を持つワンオートリックス・ポイント・ネヴァーが最新アルバムを〈WARP〉よりリリース!!

現代音楽シーンにおいて、静かに、しかし圧倒的な影響力を持つワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(以下OPN)が、アルバム『Tranquilizer』を〈Warp〉よりリリース。OPNならではの幻想的で超現実的なサウンド世界が姿を現す。
精神安定剤を意味する『Tranquilizer』の出発点は偶然の光景だった。歯医者の椅子に横たわり、歯に響く振動を受けながら、ふと見上げた蛍光灯のカバー。灰色のタイル天井に貼られた、青空とヤシの木のプリント–安っぽい人工の楽園。その瞬間、OPNは問いかける。この世界の音とは何か。日常と非日常がかろうじて均衡を保ちながら共存する、この薄っぺらな現実の音とは。
さらに、数年前、インターネット・アーカイブから、巨大なサンプル・ライブラリがインターネットから忽然と消えた事件も創作の引き金となった。90年代から2000年代にかけての何百枚ものクラシックなサンプルCD–シーケンス、ビート、パッド、バーチャル楽器。『サイレントヒル』から『X-ファイル』まで、数え切れない作品に陰影を与えてきた音源たちが、一瞬にして闇に呑み込まれたという出来事。それは文化の断絶、時代の記憶を繋ぐ回線が無慈悲に断ち切られるような体験だった。幸いにも、失われかけた音の断片は再び救出され、文化的アーカイブとして息を吹き返す。本作は、過去への逃避とは何を意味するのか、そしてその先に何が待っているのかを問いかけ、超現実的でディープなテクスチャーで聴く者を包み込む。

発売・販売元 提供資料

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Tranquilizer – Oneohtrix Point Never – Qobuz Web Player

stereo誌2026年02月号 今月の変態ソフト選手権/ルイス・タブエンカ(1979-):Naturstudium III

ルイス・タブエンカ(1979-):Naturstudium III(2024)~バシェ音響彫刻のための(TT 55:05)

【演奏】
ルイス・タブエンカ(パーカッション)
ストラスブール打楽器アンサンブル

「バシェ音響彫刻」のための音楽!

本作は、作曲家・打楽器奏者ルイス・タブエンカ(1979-)がストラスブール打楽器アンサンブルとともに、バシェ音響彫刻の響きを新たな楽器として探究した作品集です。バシェ兄弟(ベルナール/フランソワ)が1950年代に考案した、金属・ガラス・木材が複雑に共鳴する彫刻群を前に、作曲家は伝統的な記譜に収まらない”変容する音”を捉えるためのハイブリッド記譜法を創出。各曲は響きの地図=音のカルトグラフィーとして構築され、Neu Recordsによる没入型録音が音像の奥行きと空間性を際立たせます。音楽を「空気に刻まれた形/記憶/消えゆく痕跡」として捉え直す企画です。(東京エムプラス)

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Luis Tabuenca: Naturstudium III – ストラスブール・パーカッション・グループ – Qobuz Web Player

 

stereo誌2026年1月号 今月の変態ソフト選手権/ベンヤミン・ショイアー/衝撃的な歌ほか

衝動的な歌~ベンヤミン・ショイアー: 作品集

ヴァネッサ・ポーター (Classical) 、ニコライ・ローゼンバーグ

真剣で、奇妙な、おかしみ

ベンヤミン・ショイアーの作品は、エンターテインメントと結びついた新しい音楽。表面的にはユーモラスかつクレイジーなサウンドと遊び心たっぷりのアイデアで人々を驚かせつつ、その裏で、しばしば様々なミニチュアを組み合わせるような、非常に緻密で複雑な作曲法を駆使しています。
「気まぐれなサウンド、ずれたボーカル、奇妙なジェスチャーを好むのは、もちろん野性的なユーモアのセンスの証拠だが、同時に不滅の音楽性と、そう、真剣さを示している」(ブックレット解説より)
アルバムのタイトルにもなっている歌曲集『衝動的な歌』では、ショイアーはそれぞれの曲の中にあるアイデア、特定の音、あるいはそのプロセスを照らし出し、それらを解剖し、誇張します。同時にとても単純な電子的手段を用いることで、作品にローファイの美学を与え、聴き手を惑わせます。2つのソロ作品はオーディオとビデオの両方で鑑賞することができます。打楽器独奏の『おはなし機械』では伝統的な楽器だけでなく、ゴムの豚、カズー、パーティーホーンなども登場。ピアニストが狂気の笑いを上げる『お笑い療法』ともども、彼の作曲の焦点は「人」と「その声」であることが分かります。(WERGO)

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Benjamin Scheuer: Impulsive Lieder, Various Artists – Qobuz

stereo誌 2025年12号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/オリジン~チェロ独奏のための邦人作品集

オリジン~チェロ独奏のための邦人作品集

上野通明

日本をあらためて選び取る。上野通明のセカンドアルバムは、彼ならではの視点による邦人作品集!

上野通明は、「日本人チェリストとして母国の素晴らしい楽曲を世界に紹介したい」と望んでいる。一見すると、誰もがいいそうな、ありふれた言葉ではある。しかし、彼の育った環境を考えるならば、このセンテンスが少々異なった意味を帯びてくるのが理解されよう。
上野は1995年に南米のパラグアイで生れ、幼い時期はスペインで過ごしている。4歳のときにヴィデオで観たヨーヨー・マに夢中になり、5歳のクリスマスにチェロを買ってもらったのが、彼の音楽人生の始まりだったという。こうした上野にとって、日本は故郷でありながらもはるか遠い国だった。彼はいう。「日本の文化について深く考えたことがなく、ヨーロッパの人から好意を持って日本の話をされても自分はほとんど知らない。それが恥ずかしかった」。
やがて彼は、成長すると共に徐々に「意識的に」日本について考えざるを得なくなった。日本という環境を当然なものとして受け止めるのではなく、それを一種の外部として知覚したうえで、あらためて慎重に吟味し、選び取ること。日本人による作品を自分の指で弾きながら、上野はそうした作業を行なっているにちがいない。(ナクソス・ジャパン)

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Origin – Michiaki Ueno – Qobuz Web Player