Za Gorami
Alice Zawadzki 、 Misha Mullov-Abbado 、 Fred Thomas
ポーランド系英国人シンガーソングライター/ヴァイオリニスト、アリス・ザワツキ、ロンドンで活躍するピアニストのフレッド・トーマス、ベーシストのミーシャ・ムロフ=アバドによるトリオ・デビュー作。
自由で流れるようなインタープレイと流動的な構成で、さまざまなソースのフォーク・イディオムを融合させている。トラッド、室内楽、即興、アコースティック・ジャズなど、独自のスタイルを持つこのトリオは、独自のスタイルを持つこのトリオは、本作でその全領域を魅惑的に表現している。グスターボ・サンタオラージャの”Sueltate Las Cintas”やシモン・ディアスの”Tonada De Luna Llena”の印象的な演奏とともに、ラディーノの伝統的な曲を聴くことができる。タイトルにもなっているポーランドの伝統曲「Za Gorami」は、ザヴァツキによる痛烈な解釈で演奏され、ルネサンス時代の作品「Je Suis Trop Jeunette」は、フレッド・トーマスがジェイムス・ジョイスの「Gentle Lady」をモノディにインスパイアされたセッティングで同族の精神を見出した。
このアルバムはルガーノのオーディトリオ・ステリオ・モーロで録音され、マンフレート・アイヒャーによるプロデュース。