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バッハの自筆譜に基づいたグリュミオーのバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲がLP復活!

バッハの自筆譜に基づいたグリュミオーのバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲がLP復活!

グリュミオーがバッハの自筆譜を用いて録音した
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲

ベルギーの名ヴァイオリニスト、アルトゥール・グリュミオー(1921~1986)はバッハ(1685~1750)と同じ誕生日、3月21日に生まれたことを終生運命的であると感じていました。彼はバッハのヴァイオリン作品を協奏曲、室内楽曲、器楽曲とすべてレパートリーとしていましたが、1960~61年に、この無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲を録音した際のエピソードは非常に興味深いものがあります。グリュミオーはこの曲集を録音する際、過去の名ヴァイオリニストによる校訂版を用いることなく、バッハの自筆譜のファクシミリを求め、それをもとに一音符も変更することなく演奏しました。これは当時としてはたいへん珍しいことで、彼はそのことを示すために、初出レコードのジャケットに、バッハの肖像画でも自らの肖像写真でもなく、わざわざ同曲集のバッハの自筆譜を用いたほどでした。

【TOWER RECORDS ONLINE】

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