Stereo誌 2016 10月号 P70で紹介。
味のある凛とした歌唱による魅力的な演奏
《ボッケリーニ:スターバト・マーテル》
ボッケリーニの「スターバト・マーテル」は、ソプラノと弦楽五重奏による小編成(1781年の初稿版)の慎ましやかな美しさも良いのですが、このアルバムに収録された3声と器楽合奏による編成の大きな演奏も、なかなか味わい深いものです。ソプラノ・ソロの一人は日本声楽界の重鎮である大下久深子氏が担っており、その凛とした歌声が一際魅力を放っています。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS )
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