レナード・バーンスタインが1950年代から1970年代にかけてソニー・クラシカルに残した録音は、作曲家としての複眼的視点で緻密にアナリーゼされた解釈をもとに、音楽の喜びを全身全霊で伝えようとする情熱に満ちている。生誕100年を記念し、その中から名盤50タイトルを厳選して一挙リリースする。
18という歳の差があるものの、バーンスタインとコープランドは早くから厚い友情で結ばれ、その友情は1990年、同じ年に二人ともが世を去るまで続いた。そうした背景もあり、バーンスタインのコープランド録音は全てが最上級の演奏で、おそらく今後も超えるものは出てこないだろう。23歳という若さで書き上げた「オルガン交響曲」、フィナーレの冒頭に「市民のためのファンファーレ」を置き、コープランドの最高傑作ともされる交響曲第3番、ともに非の打ち所がない。 (ソニー・ミュージック )
コープランド:交響曲 第3番&オルガン交響曲/レナード・バーンスタイン【CD】
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