当代きってのヴィオラ奏者、アントワーヌ・タメスティ。難関ミュンヘン音楽コンクールで優勝、世界のトップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広くしられるところです。ハルモニアムンディからの第1弾リリースとなる「ベル・カント~ヴィオラの声」(HMM 902277/ KKC 5761)は非常に高く評価されました。マントヴァーニの2つのヴィオラのための協奏曲をタベア・ツィンマーマンとの共演で初演するなど、その活躍の場とレパートリーはとどまるところを知りません。今回は、同じくこの時代を牽引する存在の作曲家にしてクラリネット奏者、ヴィトマンの作品集で登場。ヴィオラ協奏曲は、タメスティに捧げられた作品。
(キングインターナショナル )