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ステレオディスクコレクション

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ドビュッシー:管弦楽曲全集

ドビュッシー:管弦楽曲全集<タワーレコード限定>
マルティノンによるドビュッシーの規範的演奏を最新復刻。
歴史的録音であり旧EMIの優秀録音盤でもある名演を最高品位でマスタリング!
新規で本国のアナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付。
シリアル・ナンバー付1,000セット限定盤1976年に亡くなったマルティノンが、73年から翌年にかけてフランス国立放送管弦楽団と収録した歴史的遺産。同時期に同じく旧EMIレーベルに残したパリ管弦楽団とのラヴェル:管弦楽曲全集と並ぶマルティノンの偉業として評価される名盤を最新で復刻しました。元々優秀な録音であることに加え、まとまったドビュッシーの管弦楽曲集としても貴重な音源であることもこのセットの価値を高めています。現況での最高音質を目指し、あらためて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。1,000セット限定のシリアル・ナンバー付。(タワーレコード )

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ハイドン:交響曲第101番「時計」&第103番「太鼓連打」

ハイドン:交響曲第101番「時計」&第103番「太鼓連打」

千変万化する表現力の凄み・溢れ出るユーモア。

現在最も刺激的な音楽を生み出し続けているパーヴォ・ヤルヴィ。彼の60歳(2022年12月30日)を記念して、国内外のオーケストラとの充実の成果を刻んだアルバムを連続リリース。
その第1弾はドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(DKAM)とのハイドン。ヤルヴィとDKAMの初共演は1995年、芸術監督に就任したのが2014年で、30年近くの年月をかけてベートーヴェン、シューマン、ブラームスの交響曲全集の録音を世に問い、作品の核に迫る斬新な解釈で世界の聴衆を魅了してきました。そんなコンビが新たに着手したのがハイドンの「ロンドン交響曲集」(第93番~第104番)全12曲。これはパーヴォが長年温めてきた録音プロジェクトで、「ハイドンの交響曲に含まれる機知とユーモア、簡潔にして巧みなオーケストレーションの凄さをDKAMと改めて世に問いたい」と切望して実現するもので、録音は2019年からスタート。
「ロンドン交響曲集」VOL.1は、第2楽章のリズムの刻みから「時計」の愛称で知られる第101番、ティンパニのソロで始まる冒頭から「太鼓連打」と仇名がついた第103番の2曲。いずれもヤルヴィにとって初録音。(ソニー・ミュージック)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/モーツァルト: ピアノ・ソナタ集

モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 – 第10番、第11番「トルコ行進曲付き」、第12番<限定盤>
宇野功芳氏も絶賛のシュタイアーのトルコ行進曲
SACDハイブリッドで登場!宇野功芳氏も絶賛した、2004年録音のシュタイアーのトルコ行進曲がSACDハイブリッドで登場!ハルモニアムンディから、ハイレゾマスターをライセンスし、キング関口台スタジオでリマスタリングを施しました。古楽(フォルテピアノ)が苦手な宇野功芳氏もこの演奏を絶賛したことでも大きな話題となった登盤。シュタイアーの解釈は自在にして即興的、これまで聴いたことのない「トルコ行進曲」に誰もが驚かされます。ブックレットには宇野氏のコメントのほか、シュタイアー自身によるこの演奏についてのコメント(オリジナル盤HMC 901856[廃盤]ブックレットに掲載)も日本語訳を掲載しました。
(キングインターナショナル)

stereo誌 2023.03月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/アーノルド: 管弦楽作品集

イギリス音楽のスペシャリスト! ラモン・ガンバによるマルコム・アーノルド!

イギリス音楽の大家、マルコム・アーノルドの名曲の数々!
《クラリネット協奏曲第1番》にはマイケル・コリンズが参加!

ルイ・アームストロングに憧れ、12歳の時にトランペットを手にしたマルコム・アーノルドは、めきめきとその才能を発揮しロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。その後には首席トランペット奏者に就任しました。そして1948年にフルタイムの作曲家へと転向すると9つの交響曲や100以上の映画音楽を残し、アカデミー作曲賞も受賞しました。
多作だったが故まだまだ本国イギリスでも知られていない名曲が、埋もれているマルコム・アーノルドの作品を多数世に放ってきたラモン・ガンバの指揮により今作でも陽の目を見ることになりました。イギリスを代表するクラリネット奏者マイケル・コリンズ演奏の《クラリネット協奏曲第1番》他、イギリス音楽ファン必聴の作品が盛りだくさんです。
このアルバムでは、ロンドン・フィルのために書かれた「カラマツの木」(1943)から「フィルハーモニック・コンチェルト」(1976)まで、アーノルドの作曲家としてのキャリアを網羅する音楽を収録しています。「ディヴェルティメント」は結成されたばかりのナショナル・ユース・オーケストラのために書かれ、序曲《コモンウェルスのクリスマス》は1932年にジョージ6世が初めてクリスマス放送を行った25周年記念にBBCから委嘱された作品です。クラリネット協奏曲第1番はフレデリック・サーストンのために書かれ、1949年にエジンバラ音楽祭で初演されました。フィリップ・レインのオーケストレーションによる「ザ・パドストウ・ライフボート」は、もともと1968年にパドストウ(イングランド北海岸の港町)に新しいライフボート(救命艇)が進水したことを記念して作曲された、ブラスバンドのための行進曲です。(東京エムプラス)

【TOWER RECORDS ONLINE】

stereo誌 2023.02月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/イタリア古楽花伝

イタリア古楽花伝
チェンバロのための初期レパートリー。G.フレスコバルディ、B.パスクイーニ、A.スカルラッティは言葉と情感を表現する音楽をチェンバロ演奏を通して残した。その楽譜に向かい合う演奏者に求められていたのは、台本を解釈し演じる役者であることだった。本場イタリアで学んだ辻文栄のファースト・アルバム。 (C)RS

【TOWER RECORDS ONLINE】

stereo誌 2023.02月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/メランコリック・ルージュ

メランコリック・ルージュ

2020年、コロナでNYから緊急帰国したピアニスト・松岡杏奈。待望の2ndアルバムが遂に完成!クラシックもジャズも専門的に学び、自身の経験を全て詰め込んだオリジナル曲で新しいジャズの風を。

2020年に帰国し、同年に若手ジャズミュージシャンの登竜門である第7回ちぐさ賞にてグランプリを獲得。華々しく1st アルバムデビューを飾った。それから約1年半、そろそろ次を、というタイミングで2ndアルバム制作のお話を有り難くも頂いた。

1st でスタンダード曲よりオリジナル曲が好評を得た事を踏まえ、全曲オリジナル、王道のピアノトリオという編成で真っ向から挑んだ。美しくもスリリング、キャッチーさを忘れないながらも芸術的な楽曲を目指した。今回のアルバムの為に、全曲書き下ろした最新の作品である。自分の深い部分と向き合い、ゼロから創り出していく作業は決して楽なものでは無いが、全て思い入れのある大切な楽曲が生み出されたと思う。

今回のアルバムをきっかけに、自身のピアノトリオも正式に結成。松岡杏奈(Pf)、木村俊介(B)、北川類(Ds) というメンバーで、それぞれの感性がお互いを刺激し合い、全員でサウンドを創っていくトリオだと思う。演奏中のコミュニケーションや絡みを是非聴いて頂きたい。最後に、この様な機会を与えて下さったティートックレコーズ金野貴明氏、スタッフの皆様、いつも応援してくださるお客様に感謝致します。このアルバムが、少しでも皆様の希望や勇気となります様に。(アーティストより)(発売・販売元 提供資料 )

stereo誌 2023.02月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ピアソラ スタンダード&ビヨンド

ピアソラ スタンダード&ビヨンド
ピアソライヤーの最後を飾る真打登場!
三浦一馬の下、各楽器の名手が集い、ピアソラの精神を新たな時代へ繋ぐ2021年のピアソラ生誕100年、そして22年の没後30年と、2年続いたピアソライヤーの最後に、ピアソラファンへの最高の贈り物となるアルバムが誕生しました。
ピアソラの流れを汲むバンドネオンの巨匠ネストル・マルコーニの薫陶を受け、2008年には、第33回アストル・ピアソラ国際コンクールで、日本人初、史上最年少で準優勝を果たした三浦一馬は、ピアソラの音楽を様々な編成で追究する一方、バッハなどのクラシックの奏法も研究を重ね、現代のコンサートホールでのピアソラの表現を突き詰めてきました。
そんな中でも、中核となる編成が、ピアソラにおいても中心となっていた「五重奏団Quinteto」であり、三浦一馬が、日本のクラシックの第一線で活躍するメンバーを集め、10年以上コンサートを重ねてきた盟友たちです。
残されたピアソラのオリジナルスコアや録音を研究し、各楽器のバランスなど、試行錯誤を重ね、ピアソラの世界を現代のコンサートホールで最もよく伝えるため、極力オリジナルを尊重しつつ工夫を凝らして練り上げてきたレパートリーは、膨大な数に上ります。
今回の録音は、その中で、まさにスタンダードといえる名曲と、ピアソラの革新的な要素を含み、これからより演奏されて欲しい作品を組み合わせた、ピアソライヤーの最後に相応しい、新たなるスタンダードともいえるアルバムです。(発売・販売元 提供資料 )

stereo誌 2023.02月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ハンガリー狂詩曲 ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾの世界 Vol.2 ザイツ&サン=サーンス

ハンガリー狂詩曲 ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾの世界 Vol.2 ザイツ&サン=サーンス
学生協奏曲で有名なザイツによる知られざる名曲「ハンガリー狂詩曲」本邦初録音!ヴァイオリンの魅力、華やかなヴィルトゥオーゾに満ちたシリーズ第2弾。 (C)RS

stereo誌 2023.02月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/スザート組曲

スザート組曲

Bachトロンボーンを愛する6人が奏でる、最高の響き

東京都交響楽団 前・首席トロンボーン奏者 小田桐寛之を中心に、日本を代表する各オーケストラで活躍中のトロンボーン奏者6名によって結成されたバックボーン・ジャパン(Bachbone Japan)。
その名の通りメンバー全員がバック(Vincent Bach)のトロンボーンを使用するこのアンサンブルは、2019年10月の結成記念コンサートを皮切りに、コロナ禍でのライヴ配信など積極的に活動を続けています。
幅広い世代から構成された、まるで家族のようなアットホームな六重奏。全員が同メーカーの楽器を愛用してきたアドバンテージもフルに活かし、暖かく一体感に富む演奏から切れ味鋭い圧倒的なサウンドまで、変幻自在なパフォーマンスを展開しています。
トロンボーン・アンサンブルの理想郷がここにあります。(フォンテック)