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stereo誌 2023年06月号 今月の変態ソフト選手権!/EQUINOX 21世紀の管弦楽と室内楽作品集

stereo誌 2023年06月号 今月の変態ソフト選手権!/EQUINOX 21世紀の管弦楽と室内楽作品集

EQUINOX 21世紀の管弦楽と室内楽作品集

「フット・イン・ザ・ドアー (FITD)」はハートフォード大学ハート音楽院の同時代音楽のためのアンサンブル。アンサンブル名はアメリカの実業家アルフレッド・フラーの自伝のタイトルから採られており、「フット・イン・ザ・ドアー=ドアに足を踏み入れる」をモットーにしています。彼らは2015年、レイキャビクで開催された”Dark Music Days Festival”に招待され演奏を披露するなど、国際的に活躍しています。このアルバムに登場する作曲家は全てハート音楽院の卒業生や教授、元教授たちで、どの曲もこのアンサンブルのために書かれたものです。英国のテレビシリーズ”ブラック・ミラー”にインスパイアされたリー・シューインの「The Last Hive Mind」、様々な火の形を探求したというラングストン・ターナーの「Burning Music」、2015年のレイキャビクで演奏されたステーンの「DĔPO FLUX」、2018年に起きたニカラグアの抗議デモに触発されたライオンズの「la flor más linda」、呼吸のプロセスから着想を得たというカールの「Open/Empty」、春の目覚めと新生活を表現した、アルバムタイトルでもあるトゥリンの「Equinox=春分」とどれも独創的な内容を持つ作品が並びます。
【EQUINOX 21世紀の管弦楽と室内楽作品集/トーマス・シュッテンハイム(エレクトリック・ギター), ロバート・H・デイヴィス(ナレーター), アンマリー・デイヴィス(ナレーター), ハート・スクール・フット・イン・ザ・ドアー・アンサンブル, エドワード・カミング(指揮), グレン・アドシット(指揮)/ハイレゾ】

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