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stereo誌 2023年01月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番/共鳴の球体

stereo誌 2023年01月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番/共鳴の球体

共鳴の球体
独自のアルゴリズムによる電子音響
深みと細やかさを感じるサウンドルドガー・ブリュンマーは1958年生まれのドイツの作曲家。グラニュラーシンセシスとフィジカルモデリングを主な手法とし、独自のアルゴリズムによる音の世界を創造しています。どの曲もバリバリの電子音響にして、どこかアナログ的な深み、複雑な細やかさを感じさせる作品です。
『ジェズアルド』『カルロ』『グラスハープ』『落下』はグラニュラーシンセンスを用い、音を小さな粒子にまで細分化し組み立て直すということがなされており、繊細な点描画のごときサウンドが展開されます。
『セルラリウム』『共鳴の球体』『蜥蜴ポイント』『ゲシュタルト』の製作にはGENESISというソフトウェアが用いられています。自然界の音響や振動特性がリアルに再現され、残響が消えゆくまでの質感すら見えてくるような作品となっています。
(キングインターナショナル)

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