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stereo誌 2022年10月号 ステレオディスクコレクション 今月の話題盤(オック/ポピュラー)/ノイズ・アンド・フラワーズ

stereo誌 2022年10月号 ステレオディスクコレクション 今月の話題盤(オック/ポピュラー)/ノイズ・アンド・フラワーズ

ノイズ・アンド・フラワーズ

ニール・ヤングが亡きマネージャーに捧げた、新たなライヴ・アルバムをリリース!!ウィリー・ネルソンの息子が在籍するバンド、プロミス・オブ・ザ・リアルとの共演作で、2019年のヨーロッパ・ツアーを収録。

この作品はニール・ヤングの生涯の友であり50年以上のマネージャーであったエリオット・ロバーツが76歳で他界したわずか2週間後に始まった9日間のツアーを記録したものだ。ロードケースに貼られたロバーツの写真とともに演奏することで、ヤングは各公演を亡き友を偲ぶ祝祭の儀式として取り組んだ。伝説のシンガーソングライターは、この旅を「素晴らしいもの」と表現している。
ニール・ヤングはアルバムのライナーノーツで、「彼の思い出の中で演奏することは、これまでで最も特別なツアーのひとつになった。私たちは旅に出て、彼の偉大な精神をすべての曲の中に取り込みました。この音楽は誰のものでもない。それは空気の中にある。すべての音は、音楽の偉大な友人、エリオットのために演奏された」と語っている。
半世紀以上にわたってヤングのキャリアを導いてきたマネージャーへのオマージュとして、『ノイズ・アンド・フラワーズ』は彼の膨大なディスコグラフィーから、取り上げられている。
長年のアンセム(「ミスター・ソウル」、「ヘルプレス」、「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」)と、ほとんどエア・プレイされない70年代の楽曲(「フィールド・オブ・オポチュニティ」、「渚にて」)、90年代の逸品(「フロム・ハンク・トゥ・ヘンドリックス」、「スロウ・ユア・ヘイトリッド・ダウン」)などがバランス良く収録されている。2015年から頻繁にバック・バンドを務めているプロミス・オブ・ザ・リアルは、ヤングのサウンドの両極を効果的に橋渡している。
日本盤のみ、解説・歌詞・対訳付 <SHM-CD仕様>(発売・販売元 提供資料 )

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