MYUtakasaki

kk

新譜紹介

マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より(LPレコード)

マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より<限定盤>(LPレコード)
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻!
深遠すぎる≪スペインのフォリア≫マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場!冒頭には≪スペインのフォリア≫も入った聴きどころ満載の内容です。1976年録音のASTREE音源(現在はAVSA 9872のボックスにSACD Hybrid盤として所収)。ASTREEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるマレの音楽を、とことん味わうことができます。フォリアといっても乱痴気騒ぎのムードはまったくなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。≪人間の声≫での深々としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえる演奏です。ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!(キングインターナショナル)

The Dark Side of the Moon (50th Anniversary Remaster)

不滅の名盤 ピンク・フロイド『狂気』(The Dark Side Of The Moon)50周年記念最新リマスター盤が、CD、LP、ブルーレイで単独発売

1973年にリリースされ、史上最も象徴的で影響力のあるアルバムのひとつと呼ばれるピンク・フロイド『狂気』(The Dark Side Of The Moon)の50周年を記念した、最新リマスター盤を発売。 『狂気』は1973年3月発売。現代社会の緊張と抑圧、人間の心のなかに潜む狂気をテーマにした一大コンセプト・アルバムはバンド初となる全米チャート1位を獲得(全英チャート最高位2位、日本では最高位2位 )。シングル・カットされた「マネー」も全米13位と大ヒットした。 全米チャートで741週(15年間)連続ランクインのギネス記録、全世界トータルセールス5000万枚以上、史上最も売れたアルバム3位などの記録を打ちたて、音楽史上最も重要な作品のひとつとして、今もなお世界中で新しいオーディエンスを開拓し、魅了し続けている名盤中の名盤。
光のプリズムをモチーフにデザインされたあまりにも象徴的なジャケットのアートワークはヒプノシスのストーム・トーガソンがデザインし、グラフィック・デザイナーのジョージ・ハーディーが描き、マスターは長年ピンク・フロイドの音を司ってきたジェームス・ガスリーによる2023年最新リマスタリング。 輸入盤は、CD、LPに加えてBlu-rayの単独リリースも決定。Blu-rayには、ドルビーアトモスと5.1サラウンド・ミックス、そしてリマスターされたステレオ・バージョンが収録されている。いずれも2023年3月に発売された豪華限定盤『狂気』50周年記念ボックス・セットに収録されていたもので、単独発売は初めてとなる。

(発売・販売元 提供資料 )

〈プレスティッジRVGリマスター超限定アンコール・プレス第1回〉

2024年に生誕100周年を迎えるルディ・ヴァン・ゲルダー。生誕100周年イヤーに先駆け、長く製造中止になっていた〈プレスティッジ〉の栄光の歴史を彩った名盤・名作全60作品『Prestige RVGリマスター超限定60』をアンコール・プレスするシリーズの第1弾!

【TOWER RECORDS ONLINE】

What’s New(LPレコード)

What’s New<完全限定盤>(LPレコード)
女性ジャズ・ヴォーカル・シリーズSUPPER CLUBから大本命登場!!!!
史上最高のジャズ・ボーカリスト、ヘレン・メリルと伝説のトランペッター、クリフォード・ブラウンとの名コラボ作『What’s New?』が180g重量盤、1000枚限定、4ボーナストラック収録にてリイシュー
ストレート・アヘッドなサウンドを深みのある歌声が包み込む至高の1枚1955年にエムアーシー・レコードからリリースされた、史上最高のジャズ・ボーカリスト、ヘレン・メリルと伝説のトランペッター、クリフォード・ブラウンとの名コラボ作『What’s New?』が180g重量盤・1000限定にて復刻。4曲のボーナストラックを加えた全11曲収録。
史上最高のジャズ・ボーカリストのひとりでもあるヘレン・メリルのデビュー・アルバム。1956年に25歳の若さで亡くなった伝説のトランペッター、クリフォード・ブラウンが参加し、サウンドは基本的にストレート・アヘッド・バップだが、オリジナル盤に収録されている7曲のスタンダードは両者の存在によって高次の存在へと昇華されている。
セッションプレイヤーとして、フルートのダニー・バンク、ピアニストのジミー・ジョーンズとギタリストのバリー・ガルブレイスを含む4人組のリズム・セクションが加わっている。編曲はクインシー・ジョーンズが担当。
ボーナストラックとして、ヘレン・メリルが1958年にビル・エヴァンス、ジョージョーンズらとセッションした音源と1957年に別メンバーと収録した3曲を収録。

発売・販売元 提供資料

ワルツ・フォー・デビイ [SACD[SHM仕様]]SACD(シングルレイヤー)

ワルツ・フォー・デビイ [SACD[SHM仕様]]SACD(シングルレイヤー)

 

2016年にRIAJゴールド・ディスクにも認定され、世代を超え愛され続けている日本で最も売れているジャズの名盤『ワルツ・フォー・デビイ』が、10年ぶりにオリジナル・テープからオール・アナログ・マスタリングが施されたことを受け、同日録音の『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』、さらに後期の名盤『ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング』の3タイトルを最新リマスタリング音源でSA-CD~SHMにてリリース。
ジャズ界で最も人気の高いピアニストの一人、ビル・エヴァンスが兄の愛娘デビイに捧げた可憐なタイトル曲はじめ知的な美しさあふれる永遠のピアノ・トリオ名盤。本ライヴの11日後に亡くなった天才ベーシスト、スコット・ラファロと後にキース・ジャレットと共演するドラム奏者ポール・モチアンとの至高のトリオの頂点を刻んだ、ニューヨークでのクラブ・ギグ。
●米国オリジナル・アナログ・マスターを基にした2023年リマスタリング音源192khz/24bitを採用。
●同作品をハイレゾCD(MQA-CD×UHQCD)も同時リリース。
●オリジナルLPのライナーノーツの日本語訳を収録。(発売・販売元 提供資料 )

雷雨

stereo誌10月号掲載の変態ソフトのf特を測定中に突然の雷雨。

レコーダーが近くに置いてあったので録音開始。

レコーダー(TASCAM Portacapture X8) 録音レートは32-bit float/192KHz

マイクロフォンは付属品とmemsマイク。

2~3kmに落雷。

f特を調べてみたら1Hzから96KHzまで、マイクの限界を超えている。

もっと近場で落ちていたら、96KHzまでかなり高いレベルで上がっているはず。

 

stereo誌 2023.09月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ジュリアーニ:私の愛する花の選集

巨匠A.セゴビアが南米ツアーのために作らせた究極の名器”ハウザーI世(1936)”を使用

デビュー30年を記念した「J.S.バッハ/6つの無伴奏チェロ組曲」全曲録音(FOCD9845/9860)&全曲演奏プロジェクトを大成功のうちに完遂、躍進を果たした現代最高のギタリスト・益田正洋。
本作では「現代ギターの父」アンドレス・セゴビアが南米ツアーのために特別に作らせた究極の名器”ハウザーI世(1936)”を手に、古典期において最も成功したギター・ヴィルトゥオーゾの1人、マウロ・ジュリアーニの作品集をお届けします!
19世紀初頭、ウィーンの楽壇において絶大な人気を博したジュリアーニ。ベートーヴェン《交響曲第7番》の初演に(恐らくチェリストとして)参加するなど、ギタリストとしての枠に収まらない活動の記録も残っています。
10の花の名を冠した表題曲集を含む、クラシックギターの美しく表現豊かな音色を知り尽くした名匠の手による珠玉の名曲を、歴史的名器を手にした現代の天才ギタリストの演奏でお聴きください。
胸いっぱいに拡がる音の花束を貴方に――。(フォンテック)

【TOWER RECORDS ONLINE】

stereo誌 2023.09月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/アメリカン・ラプソディ

アメリカン・ラプソディ
これは面白い!
名人集団、カレファックス・リード五重奏団がガーシュウィン、バーバーの名曲からデューク・エリントン、スティーヴィー・ワンダーの名ナンバーまで、アメリカ音楽史を辿れる充実のアルバムをリリース!SACDハイブリッド盤。
「ポップスのメンタリティを備えたアンサンブル」と評され、圧倒的なテクニックで奏でるアンサンブルで高い評価を得ているリード五重奏団”カレファックス”。

当アルバムはアメリカに焦点を当て、20世紀から現代までアメリカ音楽史を辿る実に興味深い内容!収録曲はガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」、アフリカ系アメリカ人女性作曲家の第一人者フローレンス・プライスのソナタ、バーバーの「遠足」などのクラシックだけでなく、ジャズのビリー・ホリデイ、デューク・エリントンの名ナンバー、さらにはスティーヴィー・ワンダー、ムーンドッグなど、アメリカ音楽を語る上で欠かせない作品を色彩豊かに奏でております。ジャンルを超えた作品をここまで自由自在に演奏できるのは流石、カレファックスと申せましょう。

当団はこれまでMDGレーベルから数多くリリース。
近年はPENTATONEレーベルから『隠された秘宝』(KKC-6198 / PTC-5186696)、『ディドとエネアス』(PTC-5186758)、『バッハの音楽の捧げもの』(廃盤)をリリースしており、当アルバム『アメリカン・ラプソディ』は第4弾となります。
リード・ファンはもちろんのこと、オーディオ・ファンにもおすすめしたいディスクです!(キングインターナショナル)

stereo誌 2023.09月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/レスピーギ: 組曲「鳥」、「リュートのための古い舞曲とアリア」組曲

レスピーギ: 組曲「鳥」、「リュートのための古い舞曲とアリア」組曲
大好評!ジョン・ネシリング指揮によるレスピーギの管弦楽作品集
当アルバムは組曲『鳥』と『リュートのための古い舞曲とアリア』を収録!SACDハイブリッド盤。好評のジョン・ネシリング指揮によるレスピーギの管弦楽作品集。
当アルバムには組曲『鳥』と『リュートのための古い舞曲とアリア』を収録しております。組曲『鳥』はパスクィーニ、ラモーなどのクラヴサン曲より編曲した管弦楽作品。
「ナイチンゲール」「かっこう」など鳥のさえずりの表現した5曲からなるこの作品は聴き手を色彩豊かな音風景へと誘います。

『リュートのための古い舞曲とアリア』組曲は16世紀後半から17世紀初頭のイタリアとフランスの作曲家によるリュートまたはギターのための作品からの編曲ですが、こちらも新鮮な響きで彩った組曲。
繊細で洗練された音色が特徴のこの作品はイタリアのオーケストレーションの巨匠レスピーギが贈る名作です。

1947年サンパウロ生まれの指揮者ブラジルのジョン・ネシリングは、ボダンツキーやシェーンベルクの血を引くという逸材で、バーンスタインやスワロフスキーの薫陶を受けております。
自身の持ち味である情熱的かつ抜群のリズム感で、色彩豊かにレスピーギを振っております。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023.09月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/チャイコフスキー: 管弦楽作品集

チャイコフスキー: 管弦楽作品集
イギリス期待の若手指揮者、
アルペシュ・チャウハン!BBCスコティッシュ交響楽団の副指揮者であるアルペシュ・チャウハン指揮、チャイコフスキーの管弦楽作品集!バーミンガムで生まれたアルペシュ・チャウハンは、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキに師事し、ファンホ・メナ、ワシリー・ペトレンコのマスター・クラスに参加。2014年から2016年にはバーミンガム市交響楽団の副指揮者としてアンドリス・ネルソンス、エドワード・カードナーから研鑽を積みました。その後2021/22年シーズンよりデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者、BBCスコティッシュ交響楽団副指揮者に就任。その他にもバーミンガム・オペラ・カンパニーの音楽監督を務めています。

これまでにロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団など国際的に高い評価を受けているオーケストラとも頻繁に共演を繰り返しており、イギリス期待の若手指揮者の一人で、今回の録音がChandosレーベル初録音となります。(東京エムプラス)

stereo誌 2023.09月号 ステレオディスクコレクション 今月の優秀録音/ヘスス・レギド:歌曲集

ヘスス・レギド:歌曲集 [SACD Hybrid x MQA-CD]

スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様のシリーズから、スペインで最も偉大な現代芸術歌曲の作曲家の一人である、ヘスス・レギドの作品集が登場。

1975年のデビュー以来、スペインを代表する歌曲作曲家の一人として活躍するヘスス・レギドは、80年代には多くの作曲賞を受賞し、中でもオルガン曲ではクリストバル・アルフテル賞をしています。

本アルバムでは、レギドの詩的で力強い言葉の3本柱である愛、死、生を巡る作品の数々を、ベルリン・フィル、ボストン響、BBCフィルなど、世界最高峰のオーケストラとの共演や、スペインの名ピアニスト、アレクシス・ムニョスからも絶賛されるソプラノ、ラケル・ロヘンディオの美声で彩ります。

フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。
(東京エムプラス)

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/Cattering Birds 現代打楽器作品集

Cattering Birds 現代打楽器作品集
尽きぬアイデアが縦横に炸裂
現代における打楽器音楽の精華ジャズやロックといった様々なジャンルの音楽が発展するにつれて、打楽器の可能性はどんどん広がっていきました。それは現代音楽における打楽器のあり方にも影響を及ぼし続けています。ドイツの名打楽器奏者レオニー・クラインが今日の打楽器レパートリーの全盛ぶりをたっぷりと魅せつけてくれる、刺激的な打楽器名作集です。

エトヴェシュの打楽器協奏曲『スピーキング・ドラム』は、クラインと作曲家が共同で制作したソロ・バージョンを収録。叩くだけでなく声も使って、技巧的な作品を熱気と共に奏でます。グロボカールの『地上の対話』では水槽の水に楽器をさらす実験的な奏法も。ほかにもテープと共演したり、いろいろな方法で楽器から音を出したりと、尽きないアイデアに彩られた楽曲が並んでいます。デュオ作品ではクラインの師でもある名手・中村功が登場。絶妙のアンサンブルにも注目です。
(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!/Nuc[Deluxe]

Nuc

革新的なアーティストたちが美意識を連携させたイギリス現代音楽のアルバム
《リゲティ弦楽四重奏団/アンナ・メレディス~Nuc》

イギリスを代表するクラシックの作曲家として卓越した才能を発揮しているアンナ・メレディスによる、録音曲すべてが弦楽作品という初めてのアルバムです。アンナ・メレディスはマーキュリー所属の現代クラシック、エレクトロニック、ポップ・ミュージックの作曲家、演奏家。最先端のあらゆるプレスから賞賛されています。「イギリス現代音楽の最も革新的なマインドを持つ一人」(アメリカの音楽メディア「ピッチフォーク」)

『Nuc』はメレディスの輝かしいキャリアから生まれた作品で構成され、リゲティ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者Richard Jonesがメレディス本人とともに編曲した曲も含まれています。リゲティ弦楽四重奏団の正統なものに逆らうような型破りの演奏の手法でメレディスの核となる作品の永遠性と外見的な陽気さが増し、このアルバムでは作曲者と演奏者の美意識の白熱した連携が見られます。

ライヴ演奏のために作曲され今まで発売されていない「Tuggemo」「A Short Tribute to Teenage Fanclub」「Chorale」、アンナ・メレディスのデビュー・アルバムで、「ピッチフォーク」の「ベスト・ニュー・アルバム」を受賞、『ラウド・アンド・クワイエット』誌の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた2016年の『Varmints』からの「Blackfriars」「Nautilus」「Shill」「Honeyed Words」の新ヴァージョン、スコティッシュ・アンサンブルとのコラボレーションとして2018年のアルバム『Anno』に収録されていた「Solstice In」「Solstice Out」「Haze」の全く新しい編曲が収録されています。

2010年に設立されたロンドンのアンサンブル、リゲティ弦楽四重奏団は現在、ヴィオラのRichard Jones、第1ヴァイオリンのFreya Goldmark、第2ヴァイオリンのPatrick Dawkins、チェロのVal Welbanksで構成されています(このアルバムでは第1ヴァイオリンを設立時のメンバーであるMandhira De Saramが務めています)。主に現代音楽を演奏し、アンナ・メレディスを始め多くのあらゆるタイプのアーティストたちとの委嘱やコラボレーションを行っています。(発売・販売元 提供資料)

【TOWER RECORDS ONLINE】

Nuc[Deluxe] – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!/J.ハイドン: 6つのディヴェルティメント Hob. IV:6-11

J.ハイドン: 6つのディヴェルティメント Hob. IV:6-11
ハイドンによるフルートのための室内楽作品集
典雅にしてユーモアに満ちた演奏!J.ハイドンによるフルートのための室内楽作品集。ハイドンによるフルートの室内楽曲といえば、この6つのディヴェルティメントのほかには2作品があるくらいで、あまり多くはありません。いずれもイギリスの出版社のために書かれており、当時のイギリスでのフルート人気が高かったことがわかります。6つのディヴェルティメントには、第4番を除いて、すべてハイドンのオペラ《月の世界》やバリトン・トリオからの転用がみられます。どれも愛らしいメロディやハイドンらしいユーモアにあふれた楽曲ばかりで、3名の奏者たちそれぞれの活き活きとした表情と細やかなアンサンブルが光ります。ライナーノートには新井による丁寧な楽曲解説を掲載。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年09月号 今月の変態ソフト選手権!/再会

再会

セシリア・デュアルテが歌う12の魅惑のボレロ

メキシコ出身のメゾソプラノ歌手セシリア・デュアルテ。古楽から現代作品まで幅広いレパートリーをもつ多才な歌手です。
2010 年にヒューストン・グランド・オペラで行われたマルティネス作曲のオペラ「Cruzar la cara de la luna」でのレナータ役が高く評価されています。
本作は、グラミー賞を何度も受賞している名プロデューサー、ブラントン・アルスポーが手がけたセシリア・デュアルテ初のソロ・アルバムです。
メキシコやキューバのボレロを中心とした名曲が収録されています。
ボレロは、スペイン各地で発生した舞曲で、のちにキューバで広がり、その後スペイン語圏の国々、特にメキシコで、1930年から40年代にロマン歌謡として人気を博しました。
ここにはアルゼンチン出身のフォルクローレ歌手メルセデス・ソーサが歌って有名となった「アルフォンシーナと海」や「人生よありがとう」なども収録。
セシリア・デュアルテは、さまざまなボレロを情感たっぷりに歌い上げています。
セシリアはこれらの作品についてこのように語っています。
「ここに収録されている曲の多くは、私の母が歌うのを聴いてきた曲であり、幼い頃の思い出とともに、今日のアーティストとしての自分を表現するものでもあります。
なので、アルバムのタイトルを『再会(Reencuentros)』として、リスナーの方と美しい音楽を共有するとともに、ほんの少しではありますがラテン・アメリカ音楽の芸術的な豊かさも味わってもらいたいと思っています」
(キングインターナショナル)

沖縄 美ら海とやんばるの自然音 癒しのリラックスサウンド

モントリブロ自然音ラボから沖縄 美ら海とやんばるの自然音 癒しのリラックスサウンドがリリースされた。

沖縄の美しい海とやんばるの森のさまざまな場所で録音した自然環境音です。 人の可聴域を遥かに超える100kHzまで録音できる超広帯域マイクロホンCO-100kを使用したステレオレコーディングで、192kHz24bitサンプリングで収録しています。 まるでその場に居るかのような圧倒的な臨場感をありのままに体感できるよう、可能な限り最低限の音源の加工にとどめております。 また、フェードイン/アウト加工は施しておりませんので、1曲リピートによる違和感の少ない長時間連続再生が可能です。 私どもはこれまで10年以上ハイレゾ音響やハイレゾ自然音の社会的利用を目的とした研究を行なっており、CD以上の高精細な自然音は人の脳や心理・生理、自律神経等にさまざまな影響を及ぼしている研究成果が得られてまいりました。本来身近にあり、当たり前のように包まれていた自然の音に触れることで心とカラダがリラックスできる環境作りにお役立て下されば幸いです。(モントリブロ自然音ラボ/ハイレゾ)

f特は驚異的な広さ。

20KHzでカットしたものと比較しましたが、空間の広さでかなり差がつきます。

DGの名盤をアナログマスターから直接カッティングしたLP!『オリジナル・ソース・シリーズ』

まさにオリジナル・アナログマスターの音!
一切デジタルで洗われていない、アナログそのもののサウンドが鳴り響くLP レコードが誕生!

エミール・ベルリナー・スタジオスが、最先端のピュア・アナログ技術を駆使して、70年代の伝説的名盤をオリジナルの1/2インチ4トラック・テープから直接LPにカッティング!

(ユニバーサルミュージック/IMS)

【TOWER RECORDS ONLINE】

マーラー: 交響曲第2番《復活》(室内楽版)

マーラー: 交響曲第2番《復活》(室内楽版)
マーラーの《復活》 2台P+独唱&合唱版!
国内仕様盤が新規リリース!ライプツィヒのゲヴァントハウス合唱団が新型コロナ禍に創り上げた、新たな小編成版『復活』を日本語解説付きの国内仕様盤として新規リリース!
マーラーの交響曲第2番『復活』が完成された当時、ハンブルクで合唱指揮者としてマーラーの補佐をしていた後の巨匠ブルーノ・ワルターが、1900年頃にマーラーの監視下で編曲した(マーラーの手による注釈や訂正もある)4手ピアノ連弾版。フランク=シュテファン・エルスターが指揮するゲヴァントハウス合唱団とゲヴァントハウスでピアニストとして活動するグレゴール・マイヤーとヴァルター・ツォラーの2人がこのワルター編の4手ピアノ版を拡張し、2台ピアノ+独唱と合唱(とトランペットやフリューゲル・ホルン)版として整えた新たな室内楽版の復活交響曲。作品の先鋭的な性質、冒険的な和声と形式がくっきりと浮かび上がる珍しい小編成バージョンを、ゲヴァントハウスの有力合唱団の歌声でお贈りします。(東京エムプラス)