MYUtakasaki

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新譜紹介

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!/火の鳥 全曲版 (1910)

火の鳥 (全曲版) 他
原田慶太楼 、 NHK交響楽団

NHK交響楽団との組み合わせで、南北アメリカを中心とした作品を録音した2枚のアルバムをリリースした原田慶太楼が、アメリカものと並んで得意とするロシアものを取り上げました。ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」ですが、よく演奏される組曲版ではなく、1910年に初演された全曲版を取り上げ、より物語性を重視しています。
全曲版は、ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、小澤/パリ管、ゲルギエフ/マリンスキー歌劇場管、デュトワ/モントリオール響などの録音が有名ですが、今回の原田/N響による演奏は、近年のN響の勢いを感じさせる、卓越した演奏力とエネルギーが感じられる名演となりました。
東京芸術劇場の余裕のあるアコースティックも相まって、オーケストラの優秀録音として、オーディオファンにも楽しんでいただける作品となっています。(発売・販売元 提供資料)

stereo誌 2024年02月号 今月の変態ソフト選手権!/Britten: War Requiem[2023 Remastered Version]

長岡鉄男の外盤A級セレクション No.66

25歳の若さで戦死した詩人オーウェンの反戦詩をテキストに、第二次世界大戦の犠牲者のためのレクイエムとして作曲されたブリテンの傑作。20世紀最高の声楽作品と言われるこの曲の初演者のメンバーによる記念碑的録音です。
世界初録音から60周年を記念して、オリジナルの1/4インチ・ステレオ・マスターテープの192kHz 24bitの高解像度トランスファーを新たに収録。

Britten: War Requiem[2023 Remastered Version] – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

GUITAR WORKSHOP Vol.1

1973年に創刊し、2010年に休刊となるまで、37年に渡って広く愛読された音楽月刊誌「アドリブ」。
2023年は創刊から50年。それを記念して誌上でベスト・レコードに選定されたビクターの洋邦ジャズ名盤を初SA-CDハイブリッド化する『アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション』。

70年代~80年代、ビクターで制作された名盤を今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリングし初SA-CD HYBRID化。

LPレコードは良く聴いたシリーズ。

ためしに、3枚購入。GUITAR WORKSHOP Vol.1CD層のf特を採ってみた。

f特は50Hz以下は急降下。大体このころのソフトは、このようなf特が多い。

音圧レベルもジャズ・フュージョンとしては標準。

小型スピーカーでも充分楽しめます。

【TOWER RECORDS ONLINE】

今年もよろしくお願いいたします。

正月にお薦めのCD。

Hi-Fi録音です。

お正月、慶事には最適の一枚!
上原潤之助、米谷和修、梅屋喜三郎
「初春~和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤~」

三味線、笛、鳴物──和楽器が奏でる、おめでたい調べ決定盤!
見事なアンサンブルが、至福のひとときをお届け致します。

純邦楽で、おめでたい時のアルバムと言えば、琴が定番であり、琴をメインに据えたアルバムは数多あります。本作は三味線、笛及び能管、鳴物による演奏であり、また、収録曲にも工夫を凝らし、従来の「おめでたいアルバム」とは違う、新機軸を打ち出した意欲作です。
収録曲は、お正月を始め、慶事に最適な端唄を中心に選曲しました。これぞお正月と言える、笛と、鳴物の囃子から賑やかに始まる「初出見よとて」。笛の音がお正月気分を盛り上げる「獅子は(せんほんかいな)」。清々しいウグイス笛の鳴き声が聞こえる「初音聞かせて」「梅にも春」。今にも獅子舞が出て来そうな「四丁目」「屋台」。本来は歌が入る端唄の曲を、インストにアレンジすることにより、曲そのものが持つ雰囲気を、より明確に際立たせました。
アルバムは、新春に爽やかなひとときを告げる、鶯の鳴き声からスタートし、心晴れ晴れとする、おめでたい楽曲が続きます。思わず「浅草詣り」や、「お伊勢参り」に出掛けたくなります!
長く愛聴して頂ける、おめでたいアルバムの登場です。
なお、ジャケットは、朝日新聞のbeに連載され、話題になった小池真理子氏のエッセイ「月夜の森の梟」の挿絵でも注目された、横山智子氏による、今作のための、書き下ろしオリジナル絵画です。(発売・販売元 提供資料 )

【TOWER RECORDS ONLINE】

 

こちらもお薦めですが、すでに廃盤です。

日本の旋律 -フルートとハープによる日本旋律集 (編曲:矢代秋雄): 春の海, 中国地方の子守唄, 赤とんぼ, 他 (6/3-4/1969) / ジャン=ピエール・ランパル(fl), リリー・ラスキーヌ(hp) [XRCD]

最新マスタリングで蘇る! ランパル&ラスキーヌ、日本の旋律
日本がアナログ期に残した世界に誇る宝、選曲・演奏・録音のすべてが揃ったアルバムがついにXRCDで復刻されます。超一流のフルーティスト、ランパルが全盛期に、ハープ界の第一人者ラスキーヌとの絶妙なコラボで作り上げた「日本の旋律」。日本コロムビアから録音を委嘱されたフランスERATOの名エンジニア、ガルサンの音作りも当時、大きく話題になりました。
日本人なら誰でも聞いたことのある調べの数々に対して、違和感どころか、まるでふつうにわたしたち日本人が口ずさむのとすこしも変わらぬ感覚で、日本のこころをみごとに歌い尽くしています。ここで編曲を手掛けたのは日本を代表する作曲家、矢代秋雄。なお、このたびは初回発売のみにしか収録されなかった宮城道雄の「春の海」を収録、オリジナルの形で復刻いたします。 [コメント提供;キングインターナショナル]

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より

マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より<限定盤>
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻!
深遠すぎる≪スペインのフォリア≫マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場!冒頭には≪スペインのフォリア≫も入った聴きどころ満載の内容です。1976年録音のASTREE音源(現在はAVSA 9872のボックスにSACD Hybrid盤として所収)。ASTREEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるマレの音楽を、とことん味わうことができます。フォリアといっても乱痴気騒ぎのムードはまったくなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。≪人間の声≫での深々としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえる演奏です。ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!(キングインターナショナル)

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!/F.クープラン:ヴィオール曲集 1728

F.クープラン:ヴィオール曲集 1728<限定盤>
サヴァールのASTREEデビュー盤。
ぞくっとするほどの濃厚な美しさ。1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集。もともとサヴァールの一連の録音はASTREEレーベルからのリリースでした(のちに、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げ新録音をリリースすると同時に、1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集のLP盤。故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。当時30代前半だったサヴァールが、同世代の名手ふたりとともに、はりつめた緊張感にみちた素晴らしい演奏を展開している大名盤です。この「ヴィオール曲集」(1728)は、クープラン晩年の作品。その創作力、才能が絶頂にあった頃のものです。1728年は、クープランの宮廷の中でも最高のヴィオール奏者といわれたフォルクレと並ぶマラン・マレが逝去した年でもありました。晩年になってもバス・ド・ヴィオールに取組んだことも興味深いですが、クープランは、当時すでに消えかかっていた伝統に敬意を表したとも考えられるでしょう。第1組曲は7曲から成り、フランスのスタイルで書かれた懐古的な性格を持ちます。ガヴォット楽章の和音など、思わずぞくっとするほどの美しさ。終曲の壮麗なパッサカイユ(またはシャコンヌ)も見事としか言いようがありません。第2組曲は4曲から成り、こちらはどちらかというとイタリア的。第3曲の「葬儀」は静謐な緊張感に満ちた傑作。終曲の「白いシャツ」は無窮動の曲で、超絶技巧が要求されます。サヴァール、そしてコープマンとモレットの見事な演奏、注目です!
ここでも、ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREEレーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます!(キングインターナショナル)

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!/TOHJIN classical guitarist

TOHJIN classical guitarist
島崎陶人独自の解釈と奏法がクラシックの小品を現代に蘇らせる
こんなに楽しく聴けるクラシック・ギターの演奏が他にあっただろうか兵庫県神戸市出身で、関西中心に活動するクラシック・ギタリスト島崎陶人の初CD。島崎は現在74才。キャリアは50年以上のベテランだが、これまで誰にも師事することが無く、演奏方法も独特なために異端児扱いされ、正当な評価を受けることなく今日に至っている。

収録された全17曲は殆どがよく知られたクラシックの小品だが、音が出た瞬間に立ち上がりがよく表情豊かな音に通常のクラシック・ギターとは異なる世界が提示される。

音の秘密は島崎が長い年月をかけて創りあげて来た独自の奏法と改造されたギターにある。前者は主に島崎がギターの弦を斜めに切るように弾くことだが、文書で表現することは極めて困難である。後者はギターのサドル部分のみ残してブリッジを削り取った上でギターのトップ(表面板)に穴を開けて弦を固定する大胆な改造を行うことにより成し得たものである。尚、ギターの改造は手先の器用な島崎本人の手による。

ジャケット及びブックレットには演奏とは趣の異なるほのぼのとしたイラストを用いているが、島崎の楽曲に対するイメージを表現したもの。因みにイラストは全て島崎の一番弟子の女性によるもの。

本作は元々自主制作盤としてWaon Records傘下のAlquimista(アルケミスタ)レーベルから2021年11月にリリースされたものだが、今般オリジナルの状態で新レーベルShinRec( 実際の本CD制作者)の名義で再発売する。島崎の唯一無二の演奏のみならずShinRecが信条とする2本のマイクとDSD5.6MHZによる高音質録音がもたらす空気感のある自然な音を是非お聴きになってください。(キングインターナショナル)

stereo誌 2024年01月号 今月の変態ソフト選手権!/熱海海上花火大会

1993年熱海市坂本邸(6階建てビル)屋上での録音。レーベルはビクター。20ビットK2スーパー・コーディング。

長岡鉄男ダイナミックソフト、観音力で紹介。

CDの品番はVICG-5380(廃盤)

花火/熱海海上花火大会|音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~

シューマン三部作/イザベル・ファウスト

シューマン三部作 [3CD+Blu-ray Disc]
ファウスト、ケラス、メルニコフ
エラス=カサド&FBO
最強のメンバーによるシューマンが
3CD+1BDボックスで登場!
映像には初出の「序曲、スケルツォと終曲」も収録!ファウスト、ケラス、メルニコフというスーパースターたちによる、シューマンの協奏曲+ピアノ三重奏曲プロジェクトがボックスで登場します!映像は再登場にあわせてブルーレイ化、さらに単独で発売されていた時には含まれなかった管弦楽曲「序曲、スケルツォと終曲」が収録されております!

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)という、いまや世界が認める存在となった三人による、シューマン・プロジェクトが始動します。シューマンの協奏曲3曲(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ協奏曲)+ピアノ三重奏曲3曲のレコーディングをするというこのプロジェクトは、3人が、ヨーロッパでシューマンのピアノ三重奏曲を演奏するツアーを行った際に持ち上がったといいます。楽器は、ガット弦の弓を張った弦楽器、そしてフォルテピアノで、ということになり、オーケストラもソロ楽器に合った編成のフライブルク・バロック・オーケストラに決定。指揮はパブロ・エラス=カサド。オケとソロ楽器の素晴らしいバランス、自然なアーティキュレーションで作品に対する既成概念を払拭するような、まさにこの顔ぶれでしか為し得ない水準での、新しいシューマン像が完成しました。(キングインターナショナル)

〈タワレコ限定・高音質〉イシュトヴァン・ケルテス名盤3タイトル

〈タワレコ限定・高音質〉イシュトヴァン・ケルテス名盤3タイトル~ユニバーサル音源復刻“VINTAGE SA-CD COLLECTION”第33弾

 

タワーレコード・オリジナル企画盤  UNIVERSAL x TOWER RECORDS
“ユニバーサル音源”復刻 SA-CDハイブリッド盤のシリーズ最新作
“VINTAGE SA-CD COLLECTION” 第33弾
ケルテス没後50年 企画盤 新規マスタリング
演奏、音質ともに秀逸な歴史的超名盤3点
DECCA音源 優秀録音盤
(ステレオ録音)(一部世界初SA-CD化)(盤面印刷:緑色仕様)

1. ウィーン・フィル/ドヴォルザーク:新世界、イスラエル・フィル/モルダウ、スラヴ舞曲より他
2. ロンドン響/コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」、ガランタ舞曲、孔雀による変奏曲他
3. ウィーン・フィル、ロンドン響/モーツァルト:レクイエム、フリーメーソンのための葬送音楽他
各税込 3,548円 限定盤

新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから高品位デジタル化(ダイレクトDSD化)後、
本国の専任エンジニアによる最新のマスタリングを行いました
山野 雄大氏による各新規序文解説付。オリジナル・ジャケット・デザイン(一部を除く)使用。

【TOWER RECORDS ONLINE】

 

stereo誌 2023年12月号 今月の変態ソフト選手権!今月の一番!/History of Stanley

History of Stanley

NUA Percussion Group(打楽器)

名古屋芸術大学打楽器専攻生によって構成されたNUA Percussion Groupの演奏による、Stanley Leonard氏の作品集である。曲目は2023年にNUA Percussion Groupのために作曲された《Reflections》と、1972年米国カーネギーメロン大学のために作曲された《Circus》の2曲である。Stanley Leonard氏にとって初めて作曲した打楽器室内楽作品。

History of Stanley – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

 

 

 

 

stereo誌 2023年12月号 今月の変態ソフト選手権!/カヴァリエーリ: エレミアの哀歌

カヴァリエーリ: エレミアの哀歌
枠にとらわれない大胆な書法
異才作曲家カヴァリエーリの名作カヴァリエーリは外交官・振付師・オルガニスト・作曲家という経歴を持つ異才で、現存する作品はごく少ないものの、当時の最先端をゆくスタイルを用い、声楽・オペラの発展に大きく寄与した人物。『エレミアの哀歌』は彼の代表作と言え、伝統的な5声のア・カペラ合唱だけでなく通奏低音つきの独唱や二重唱も登場します。またおどろくような和声進行など、およそルネサンス・ポリフォニーの枠から逸脱した革新性を持っていますが、同時にたまらない美しさをたたえた感動的な名作です。声楽アンサンブル「プロフェティ・デッラ・クインタ」はエラム・ロテムによってイスラエルのガリラヤ地方で創設され、現在はスイスのバーゼルを拠点として活動しています。10年かけて『エレミアの哀歌』を研究・演奏してきた団体であるため、とても高い完成度の演奏がお聴きいただけます。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年12月号 今月の変態ソフト選手権!/シュテファン・ケラー:作品集

シュテファン・ケラー:作品集
あらゆる素材をごく自然にミックス
人間の身体性を重視する新しい文脈の音楽シュテファン・ケラーは1974年チューリヒ生まれ。地元の音楽院でオーボエを学び、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で作曲、音楽理論、電子音楽を学びました。またタブラやカヤールといったインド音楽の研究もしています。

作品はどれも人間の五感と結びつく音楽であり、演奏者の存在を感じさせる音楽。打楽器のリズムが重要な役割を持っています。複雑な構造のサウンドでありながらポップス、エレクトロニクス、非ヨーロッパ音楽といった要素をごく自然にミックスしていて、パロディや暗喩ではなく新しい文脈としての音楽を組み立てている印象。珍しい編成による『hybrid gaits』は彼ならではの書法が冴えわたるめっぽう面白い1曲。(キングインターナショナル)

stereo誌 2023年12月号 今月の変態ソフト選手権!/エンヨット・シュナイダー:円い球体~生と魔法と死の歌

エンヨット・シュナイダー:円い球体~生と魔法と死の歌
オルフの『カルミナ・ブラーナ』をさらに拡張
歌いあげる人間の業、熱狂を誘う快作WERGOからの数々のリリースのほか、映画音楽の世界でも活躍する多作家シュナイダー。2010年の『Orbe Rotundo』初演ライヴが収録されています。これはオルフの『カルミナ・ブラーナ』と同じ編成で、対となる作品として書かれたもの。『カルミナ・ブラーナ』同様に土臭く、過激なテキストで人間のあらゆる業を歌っていて、その世界はさながら『カルミナ・ブラーナ』をさらに拡張し、推し進めたよう。美しい響きを用いながら、ダイナミックな爆発、しなやかなリズム、豊かな優しさといったさまざまな表情を見せる合唱が実に雄弁。初演時に「現代作品としては異例の熱狂的拍手」(ノイエ・ムジークツァイトゥング誌)で受け入れられたという音楽をじっくりお楽しみください。(キングインターナショナル)

e-onkyo musicからQobuz(コバズ)へ

12月からe-onkyo musicからQobuz(コバズ)へ移行とのことです。

仮サイトがあったのでダウンロード・サイトからtelarcを検索。

長岡鉄男の外盤A級セレクションやダイナミックソフトで紹介され廃盤になったソフトが

16bit/44.1KHzのCDクオリティでダウンロードできます。

TelarcのハイレゾディスコグラフィがQobuzに

その他のレーベルも長岡先生が紹介されたソフトが多数。

変態シフトで順次紹介。

テレマン: トリオ・ソナタ&四重奏曲集

テレマン: トリオ・ソナタ&四重奏曲集
リコーダーとオーボエの華やかな音色!
テレマンの室内楽芸術!テレマンのトリオ・ソナタは、同世代の作曲家たちから「この種の模範」と見なされており、テレマンの想像力豊かな作曲スタイルを示しています。コンパーニャ・トランサルピーナは、管楽器とのトリオ・ソナタに焦点を当て、現存するリコーダーとオーボエとのソナタ全曲と、ヴァイオリンを加えた2曲の四重奏曲を取り上げています。リコーダーとオーボエの華やかな音色が、バスーン、チェロ、チェンバロを組み合わせた豊かなベースラインによって引き立てられています。高音部にはテレマン自身の著作にインスピレーションを得た豪華な装飾が施されており、ダイナミックで華やかなアンサンブル演奏を実現しています。スイスのバーゼル・スコラ・カントルムのリコーダーの教授を務め、ジャズ・サックス奏者としても活躍するアンドレアス・ベーレンとバロック・オーボエ奏者の名手、アンドレアス・ヘルムが中心になり、歴史的楽器によるこの録音プロジェクトが実現しました。Aeolusが誇る高音質録音で、歴史的楽器の音色をお楽しみ下さい。
(東京エムプラス)

シューマン:ピアノ四重奏&五重奏/ Harmonia Mundi 新譜

シューマン:ピアノ四重奏&五重奏

おそろしいまでに最高のメンバーによるシューマン

おそろしいまでに最高のメンバーがそろったシューマンのピアノ四重奏&五重奏曲録音が登場しました。

世界最高峰のヴァイオリン奏者ファウスト、フライブルク・バロック・オーケスラの創設メンバーでもある名手シュライバー、ヴィオラ・スペースの音楽監督など日本にもゆかりの深い世界最高のヴィオラ奏者タメスティ、現代からマラン・マレ、どんなジャンルのものも神業の完成度と鋭さで弾いてしまうケラス、そしてスケールが大きく、種々の楽器を神業の完成度で弾き分けるメルニコフ、というメンバーです(シュライバーは五重奏に参加)。これ以上のメンバーはなかなかそろわないでしょう。

弦楽器ひとりひとりの歌がそれぞれ際立っていながらも見事に融和しております。そこを貫くように陰になり日向になりながら自在に歌い翔けるメルニコフのフォルテピアノが、全体をロマンティックの方向にリードしており、全体のバランスも極めてよい仕上がり。最高の形で実現した「名手たちによる室内楽」となっています。一音一音が過ぎていくのがもったいないような演奏となっております。(キングインターナショナル)

MASTERCUT RECORDS

オーストリアの首都ウィーンに拠点を置くSupersense社。ユニバーサル・ミュージック・オーストリアとの独占的コラボレーションにより、レコード史上初、マスターコピーから直接カットされたプレミアムラッカー盤「MASTERCUT 」を世界中の音楽ファンに向け数量限定で発売します。

 

「MASTERCUT RECORDS」をortofon OFFICIAL ONLINE SHOPにて限定販売いたします|ニュース|ortofon – オルトフォンジャパン